クリスマスの食卓を華やかに彩る、平野レミさんの「クリスマスリースチキン」のレシピをご紹介します。ホリデーシーズンのメインディッシュといえば、やはりチキン料理が定番ですが、丸鶏をオーブンで焼くのは少しハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
このレシピは、どこのスーパーでも手に入る身近な鶏もも肉を使いながら、あっと驚くような見栄えの美しい一皿を完成させる、画期的なアイデアが光る一品です。最大のポイントは、ほうれん草とアンチョビ、オリーブオイルなどをベースにした鮮やかなグリーンの特製ソースです。
お皿の縁に沿ってリース状に絞り出したグリーンのソースに、星形に抜いた赤パプリカやピンクペッパーを散りばめることで、まるで本物のクリスマスリースのような可愛らしいデコレーションが完成します。
その中央に、皮目をパリッと香ばしく焼き上げたジューシーな鶏肉をこんもりと盛り付けることで、見た目の華やかさと本格的な味わいの両方を兼ね備えたメインディッシュになります。特別な道具や難しい技術は一切不要で、フライパン一つとフードプロセッサーがあれば誰でも失敗なく作れる点も大きな魅力です。
大切な人とのクリスマスパーティーや、ご家族で囲む温かいディナーの席に、ぜひこの直伝レシピを取り入れて、記憶に残る素敵なひとときをお過ごしください。
【平野レミさんのレシピ】クリスマスリースチキンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes13
minutes778
kcal28
minutesクリスマスの食卓を華やかに彩る、平野レミさんの「クリスマスリースチキン」のレシピをご紹介します。ホリデーシーズンのメインディッシュといえば、やはりチキン料理が定番ですが、丸鶏をオーブンで焼くのは少しハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
材料
鶏もも肉 2枚(約500g)
ほうれんそう 150g
ベビーリーフ 適量
パプリカ(赤) 適宜
ピンクペッパー(粒) 適宜
塩
こしょう 少々
【A】
にんにく 1/2かけ
オリーブ油 カップ1/4
アンチョビ(ペースト/チューブタイプ) 15g
粉チーズ 大さじ2
黒こしょう(粗びき) 小さじ1/2
作り方
- 鶏肉は塩・こしょう各少々をふる。表面加工のしてあるフライパンを熱し、鶏肉を皮側を下にして並べる。アルミ箔(はく)で覆い、上から鍋などでおもしをして弱めの中火で10分間焼く。おもしを外し、脂を拭いて鶏肉を返し、ふたをせずに3分間焼く。
- ポイント
- おもしをのせて、皮をパリッと焼き上げる。
- 鍋に湯を沸かし、塩適量を加えてほうれんそうを5分間ゆで、冷水にとって水けを絞る。
- 2 と【A】をフードプロセッサーにかけてなめらかなペースト状にする。
- ポリ袋に 3 を入れて角を三角に切り、皿にリース状に絞る。ベビーリーフと、好みで星形に抜いたパプリカやピンクペッパーをのせる。中央に食べやすく切った鶏肉を盛る。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (クリスマスリースチキン)
クリスマスリースチキンを美味しく作る3つの極意
おもしをのせて皮をパリッと焼き上げる
鶏もも肉を焼く際の最大のポイントは、皮目を下にしてフライパンに並べた後、アルミ箔を被せて上から鍋などでおもしをすることです。この工程により、加熱中にお肉が反り返るのを防ぎ、フライパンの底面と鶏肉の皮が均一に密着します。
弱めの中火でじっくりと10分間加熱することで、皮の下にある余分な脂がしっかりと溶け出し、まるでレストランで提供されるような、パリッとした香ばしい食感に仕上がります。重しをして焼くことで身の部分もふっくらと保たれ、外はパリッと、中はジューシーという理想的なコントラストを生み出すことができます。
鮮やかなグリーンソースの作り方
リースに見立てるソースを美しく仕上げるためには、ほうれん草の加熱と水けの処理が重要です。鍋にお湯を沸かして塩を加え、ほうれん草を5分間茹でた後、すぐに冷水に取ることで、色止め効果が働き、鮮やかな緑色をキープすることができます。
その後、水けをしっかりと絞ることで、ソースが水っぽくなるのを防ぎ、アンチョビや粉チーズ、オリーブオイルの濃厚な旨味がしっかりと活きたペースト状になります。フードプロセッサーでなめらかになるまで丁寧に撹拌することで、口当たりの良いリッチなソースに仕上がります。
ポリ袋を活用した絞り出しと盛り付け
完成したほうれん草のペーストは、専用の絞り袋がなくても、家庭にある清潔なポリ袋を活用することで簡単に代用できます。ペーストをポリ袋に入れ、角の先端をハサミで三角に切り落とすだけで、お皿に沿って円を描くように美しく絞り出すことが可能になります。
このリース状のソースの上に、ベビーリーフや星形にくり抜いたパプリカ、色鮮やかなピンクペッパーを自由にトッピングしていく工程は、工作のように楽しく、食卓を一気にクリスマスムードに引き上げてくれます。中央には食べやすくカットした鶏肉をこんもりと盛り付けて仕上げます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このクリスマスリースチキンには、ほうれん草の青々しい風味とアンチョビや粉チーズの塩気、そして鶏もも肉の濃厚な脂の旨味が詰まっています。この複雑でリッチな味わいに合わせるなら、爽やかな酸味と程よい果実味を持つ白ワインが最適です。
特におすすめなのは、ニュージーランド産などの「ソーヴィニヨン・ブラン」です。ソーヴィニヨン・ブランが持つハーブのような青々しい香りは、ほうれん草やベビーリーフのグリーンノートと美しく同調し、料理の風味をさらに引き立ててくれます。
また、オリーブオイルと鶏肉の脂を、ワインの持つキリッとした酸味がすっきりと洗い流してくれるため、最後まで飽きることなく美味しく召し上がれます。
もし赤ワインを合わせる場合は、渋みが少なく果実味が豊かな「ピノ・ノワール」を選ぶと、チキンの旨味に寄り添い、クリスマスの華やかな雰囲気を一層盛り上げてくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
鶏肉を焼いた後やソースを作った後は、なるべくその日のうちにお召し上がりいただくのが一番美味しく、皮のパリパリ感やソースの鮮やかな色合いを楽しめます。もし余ってしまった場合は、鶏肉とほうれん草のソースは別々の密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。
鶏肉は翌日までに電子レンジやオーブントースターで温め直してお召し上がりください。トースターを使用すると皮の香ばしさが復活しやすいです。ほうれん草のソースは、時間が経つと色がくすむことがあるため、早めの消費をおすすめします。余ったソースは、翌朝パンに塗ってトーストにするのも最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「クリスマスリースチキン」は、いつもの鶏もも肉を使いながら、クリスマスの主役にふさわしい華麗な一皿を作り上げる素晴らしいレシピです。鶏肉はフライパンでおもしをのせて焼くというひと工夫で、誰でも失敗なく皮をパリッと、身をジューシーに焼き上げることができます。
そして何より目を引くのが、ほうれん草とアンチョビ、粉チーズをベースにした風味豊かなグリーンソースです。これをポリ袋を使ってお皿にリース状に絞り出し、パプリカやピンクペッパーで飾り付けることで、食卓に本物のクリスマスリースが現れたかのような感動をもたらします。
調理工程そのものも楽しく、特別な道具を必要としないため、ホリデーシーズンの忙しい準備の中でも無理なく作ることができるのが嬉しいポイントです。見た目の美しさと、確かな美味しさを両立したこのチキン料理で、ぜひご家族や大切な友人と笑顔あふれる素敵なクリスマスディナーをお楽しみください。
