今回は、日本料理界を牽引する料理人・村田吉弘さんのレシピをご紹介します。和食の伝統と新しいエッセンスが見事に融合した「なすの照り焼き」の作り方を解説します。
ジューシーな米なすを主役に据え、香ばしく焼き上げたところにバルサミコ酢としょうゆを合わせた特製のたれを絡めることで、これまでにない深い味わいを引き出しています。一般的な和風の照り焼きとは一味違う、フルーティーな酸味とコクが絶妙なバランスで調和した一品です。
さらに、電子レンジで加熱してパラパラの状態にした削り節や、鮮やかな色合いと爽やかな酸味を添えるフルーツトマト、そしてピリッとしたアクセントを加える一味とうがらしを組み合わせることで、最後まで飽きることなく楽しめます。
特別な日の食卓はもちろん、いつものおかずやおつまみとしても喜ばれる、村田吉弘さん直伝の洗練されたレシピをぜひご家庭でお試しください。
【村田吉弘さんのレシピ】なすの照り焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes15
minutes210
kcal25
minutes今回は、日本料理界を牽引する料理人・村田吉弘さんのレシピをご紹介します。和食の伝統と新しいエッセンスが見事に融合した「なすの照り焼き」の作り方を解説します。
材料
米なす 1コ(300g)
削り節 適量
一味とうがらし 適量
フルーツトマト(くし形に切る) 2コ分
小麦粉
オリーブ油 大さじ3
【たれ】
バルサミコ酢(煮詰めたもの) 大さじ1+1/3(バルサミコ酢大さじ4を、小鍋で1/3量 (大さじ1+1/3)になるまで煮詰めておく。)
しょうゆ 大さじ1+1/3
作り方
- 削り節は耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)に30秒~1分間かけ、パラパラの状態にする。
- 米なすはヘタを除き、2cm厚さの輪切りにする。両面の切り口に小麦粉をはたく。
- フライパンにオリーブ油大さじ3を熱し、米なすの両面をこんがりと焼く。【たれ】のバルサミコ酢としょうゆ各大さじ1+1/3を合わせて加え、両面に焼きからめる。
- 器に 3 のなすを盛り、一味とうがらし、 1 の削り節をふる。フライパンに残ったたれをかけ、フルーツトマトを添える。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (なすの照り焼き)
なすの照り焼きを美味しく作る3つの極意
米なすの下処理と小麦粉の効果
米なすはヘタを除き、2cm厚さの輪切りにして使用します。両面の切り口に小麦粉をしっかりとたいておくことで、フライパンで焼いた際に旨みをしっかりと閉じ込め、外側は香ばしく、中はトロトロのジューシーな食感に仕上げることができます。
厚めに切ることで米なす本来の食べごたえと豊かな食感を存分に楽しむことができ、香ばしいオリーブ油の風味とも見事に調和します。
バルサミコ酢を使ったこだわりのたれ
このレシピの大きな特徴は、【たれ】にバルサミコ酢を使用している点です。バルサミコ酢大さじ4を小鍋で1/3量(大さじ1+1/3)になるまであらかじめ煮詰めておくことで、酸味がまろやかになり、濃厚なコクと深い甘みが生まれます。
これを同量のしょうゆ(大さじ1+1/3)と合わせることで、しょうゆの塩味とバルサミコ酢の芳醇な風味が一体となり、米なすに絡んだ際に最高の味わいを発揮します。
削り節とフルーツトマトによる仕上げの工夫
削り節は耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)に30秒~1分間かけ、パラパラの状態にしてから使用します。これにより、香りが一層引き立ち、軽やかな食感とともに風味豊かな旨みをプラスできます。
また、仕上げに一味とうがらしをふり、フライパンに残った特製のたれを回しかけ、くし形に切ったフルーツトマトを添えることで、見た目にも鮮やかで、爽やかな酸味と辛味がアクセントとなった完成度の高い一品に仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
村田吉弘さんの「なすの照り焼き」には、バルサミコ酢としょうゆを合わせたコクのあるたれが特徴であるため、相性の良いお酒を選ぶことでさらに美味しさが引き立ちます。ワインを選ぶなら、フルーティーでありながらしっかりとした酸味を持つ軽やかな赤ワインや、豊かな果実味を感じるロゼワインが非常によく合います。
特に、カシスやベリーのような香りが感じられるイタリア産のピノ・ノワールなどは、バルサミコ酢の芳醇な風味とトマトの爽やかな酸味を優しく包み込み、料理全体の味わいを上品にまとめてくれます。また、ビールやすっきりとした冷酒、ハイボールとも抜群の相性を誇り、食卓をより一層豊かに彩るおつまみとしても最適です。
保存テクニックと温め直し方
「なすの照り焼き」を保存する際は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。おいしさと食感を保つため、保存期間の目安は冷蔵で2〜3日以内となります。食べる際には、電子レンジなどで軽く温め直して召し上がると、風味や香りが再び引き立ちます。
なお、削り節やフルーツトマトを添えた状態で長期間保存すると食感が損なわれる可能性があるため、食べる直前にトッピングするのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、村田吉弘さんのレシピによる「なすの照り焼き」の作り方をご紹介しました。ボリューム感のある米なすを2cm厚さの輪切りにし、小麦粉をまぶしてオリーブ油でこんがりと焼き上げることで、香ばしさとジューシーさを最大限に引き出しています。
たれには、小鍋で1/3量になるまでじっくりと煮詰めたバルサミコ酢と同量のしょうゆを合わせることで、奥深いコクと芳醇な味わいを実現しています。
さらに、電子レンジで加熱してパラパラにした削り節、一味とうがらし、そして彩りと爽やかさを添えるフルーツトマトを組み合わせることで、和と洋の魅力が調和した洗練された一品に仕上がります。
特別な日のメインディッシュとしてはもちろん、おつまみや副菜としても幅広く活躍する村田吉弘さん直伝のレシピを、ぜひ今夜の献立に取り入れてみてください。
