菰田欣也さんのレシピ「バンバンジー風冷やし中華」をご紹介します。中華料理の第一人者として知られる菰田欣也さんが教える、暑い季節にぴったりの絶品冷やし中華です。
香ばしいごまだれが食欲をそそるバンバンジーと、さっぱりとした冷やし中華が一つになったこの一皿は、家庭にいながらにしてプロの本格的な味わいを堪能できる素晴らしいレシピです。
電子レンジを活用して鶏ささ身をしっとりと柔らかく仕上げるテクニックや、練りごまをベースにした濃厚な特製だれの作り方など、手軽でありながら美味しく仕上がる工夫が随所に散りばめられています。
きゅうりのシャキシャキとした小気味よい食感と、コクのあるごまだれがしっかりと絡んだ中華麺の相性は抜群で、一口食べればやみつきになること間違いありません。休日のランチタイムや、食欲が落ちがちな夏の夕食にもうってつけのメニューです。
ごま油の豊かな風味とラー油のピリッとした心地よい辛さが絶妙なアクセントになり、最後の一口まで飽きずに美味しくいただけます。プロならではの計算された味のバランスを、ぜひご自宅の食卓でお楽しみください。
【菰田欣也さんのレシピ】バンバンジー風冷やし中華の作り方
Course: 主食Cuisine: 中華2
servings10
minutes15
minutes550
kcal25
minutes菰田欣也さんのレシピ「バンバンジー風冷やし中華」をご紹介します。中華料理の第一人者として知られる菰田欣也さんが教える、暑い季節にぴったりの絶品冷やし中華です。
材料
冷やし中華麺 2玉
鶏ささ身 4本
ねぎ(太めのもの) 1/2本
きゅうり 1本
ごま油 小さじ1
塩
【A】
酒 大さじ4
塩 2つまみ(2g)
こしょう 少々
【B】
練りごま(白) 大さじ3
酢 大さじ2+1/2
しょうゆ 大さじ2
ラーユ 大さじ1~2
砂糖 大さじ1+1/3
しょうが(すりおろす) 小さじ2
作り方
- 鍋にたっぷりの水を入れて強火で沸かし始める。ささ身は筋を取り除き、耐熱皿に入れ、【A】をまぶしてラップをする。電子レンジ(600W)に3~4分間かけ、そのまま冷ます。粗熱が取れたら、手で細かく裂き、元の皿に戻して蒸し汁につけておく。ねぎはみじん切りにし、きゅうりは2mm角に切る。
- ポイント
- ささ身は裂いてから蒸し汁につけておくと、時間がたってもパサつかない。
- 【B】をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、ねぎを加えて混ぜる。
- 定番冷やし中華 のつくり方 5 ~ 7 を参照して中華麺をゆで、冷やして水けをよくきる。ボウルに入れてごま油と塩少々をからめ、 1 のきゅうりと合わせる。器に盛り、ささ身をのせて 2 のたれをかける。
メモ
- 菰田欣也さんのレシピ (バンバンジー風冷やし中華)
バンバンジー風冷やし中華を美味しく作る3つの極意
鶏ささ身は電子レンジで加熱後、蒸し汁につけたまま冷ます
鶏ささ身を調理する際、電子レンジ(600W)で3~4分間加熱した後は、すぐに取り出さずにそのまま冷まし、粗熱が取れてから細かく裂くのがこのレシピの最大のポイントです。
さらに、裂いた後は元の耐熱皿に戻し、加熱時に出た蒸し汁にしっかりと浸しておくことで、時間が経ってもパサつくことなく、驚くほどしっとりとした食感に仕上がります。ささ身は脂肪分が少ないため乾燥しやすい食材ですが、酒や塩を加えた蒸し汁の旨味と水分を再び肉の繊維に吸わせることでパサつきを防ぎます。
このプロの一手間により、バンバンジーとしてのクオリティが格段に向上し、極上の柔らかなお肉を楽しむことができます。
練りごまベースの特製だれをしっかり混ぜ合わせる
バンバンジー風冷やし中華の味の決め手となるのが、練りごま(白)を大さじ3とたっぷりと使用した特製のごまだれです。練りごまに酢、しょうゆ、砂糖といった基本の調味料に加え、すりおろしたしょうがとラー油を合わせることで、奥深いコクと爽やかな酸味、そしてピリッとした辛味の絶妙なバランスが生み出されます。
ボウルに材料を入れたら、分離しないように全体がなめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせることが重要です。さらに、みじん切りにした太めのねぎを加えることで、たれにシャキッとした食感と風味がプラスされ、麺や具材と絡んだときに一層美味しく感じられます。ごまの風味を存分に味わえる濃厚なたれに仕上げましょう。
ゆでた麺にごま油と塩を絡め、きゅうりと合わせる
ゆで上がった冷やし中華麺は、冷水でしっかりと冷やして水けをよくきった後、ボウルに入れてごま油小さじ1と塩少々をからめるのが美味しく仕上げるための重要なコツです。水けをしっかりときることで、たれの味が薄まるのを防ぐことができます。
また、あらかじめ麺にごま油をコーティングすることで、麺同士がくっつくのを防ぐだけでなく、ごま油の香ばしい風味が麺全体に行き渡り、風味豊かに仕上がります。ほんの少しの塩が麺の甘みを引き立てます。
さらに、2mm角に切ったきゅうりをこの段階で麺と合わせておくことで、麺と一緒に食べたときにきゅうりのシャキシャキとした食感が均等に行き渡り、最後まで飽きのこない爽やかな味わいを楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
バンバンジー風冷やし中華の濃厚なごまだれとラー油のピリッとした辛み、そして爽やかな酸味には、フルーティーでほんのり甘みを感じる白ワインや、すっきりとしたロゼワインがよく合います。特におすすめなのは、ドイツ産の「リースリング」の白ワインです。
リースリングの持つ豊かな果実味と穏やかな酸味が、練りごまのコクを包み込み、ラー油のスパイシーさをマイルドに中和してくれます。また、中華料理と相性の良い「ゲヴュルツトラミネール」も素晴らしいペアリングとなります。
ライチやバラを思わせる華やかな香りが、ごま油やしょうがの風味と見事に調和し、エキゾチックな味わいを引き立てます。冷やして飲む軽快な辛口のロゼワインも、きゅうりといった夏野菜の瑞々しさとマッチし、鶏ささ身のさっぱりとした旨味を邪魔しません。
よく冷えたワインとともに、プロの味をご自宅でゆったりと堪能してみてはいかがでしょうか。
保存テクニックと温め直し方
冷やし中華は出来立てをいただくのが最も美味しいですが、具材の鶏ささ身と特製だれは作り置きが可能です。電子レンジで加熱して蒸し汁につけた状態の鶏ささ身は、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2日程度保存できます。蒸し汁につけたまま保存することで、しっとりとした状態を長く保つことができます。
練りごまベースのたれも、ねぎを加える前の状態であれば、密閉容器に入れて冷蔵庫で3〜4日保存可能です。食べる直前に麺をゆで、保存しておいた具材とたれをかければ、忙しい日でもすぐに本格的な味わいを楽しむことができます。麺はゆでた後に保存すると伸びてしまうため、必ず食べる直前に準備してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
菰田欣也さんの「バンバンジー風冷やし中華」は、いつもの冷やし中華をワンランク上の本格中華に引き上げてくれる素晴らしいレシピです。電子レンジで手軽に調理できる鶏ささ身は、蒸し汁につけて冷ますというプロならではのちょっとした工夫で、驚くほどしっとりと柔らかく仕上がります。
練りごまを贅沢に使ったコク深い特製だれは、酢の酸味とラー油の辛味が絶妙なアクセントになり、食欲を強く刺激します。麺にあらかじめごま油を絡めておくことで風味が増し、細かく切ったきゅうりのシャキシャキ感とともに最後まで美味しくいただけます。
手順自体は非常にシンプルで分かりやすいため、料理初心者の方でも失敗なく作ることができるのも魅力です。暑い日のランチや、しっかりとした味付けの麺料理が食べたい時に、ぜひこの菰田欣也さんのレシピに挑戦し、ご家庭で本格的なプロの味わいを楽しんでみてください。
