今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんの大人気レシピ「笠原流ごはんどろぼう」をご紹介します。その名の通り、一口食べれば白米が止まらなくなる、まさに“ご飯泥棒”な絶品おかずです。
なす、生しいたけ、ねぎといったたっぷりの野菜に、カシューナッツの香ばしい食感、そして塩昆布と削り節からあふれ出る和の旨味が絶妙に絡み合います。甘辛い醤油ベースの味付けが食材の美味しさを引き出し、毎日の食卓に欠かせない常備菜として大活躍間違いなしの一品です。
特別な調味料は使わず、身近な材料だけで手軽に作れるのも魅力です。笠原将弘さんの極上の味を、ご家庭のフライパン一つで簡単に再現できます。炊きたての熱々ご飯にはもちろん、おにぎりの具材やお酒のお供にもぴったり。忙しい朝の朝食や、お弁当の隙間おかずとしても重宝します。
野菜を細かく刻むことで火の通りも早く、短時間でさっと炒め合わせるだけで完成するため、あと一品欲しい時にも頼りになる心強いレシピです。ぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】笠原流ごはんどろぼうの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings10
minutes10
minutes160
kcal20
minutes今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんの大人気レシピ「笠原流ごはんどろぼう」をご紹介します。その名の通り、一口食べれば白米が止まらなくなる、まさに“ご飯泥棒”な絶品おかずです。
材料
なす 2コ(180g)
生しいたけ 4枚(80g)
カシューナッツ(素焼き) 50g
ねぎ 1/3本(30g)
塩昆布 15g
削り節 5g
サラダ油
【A】
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2
作り方
- なすはヘタを除いて5mm角に切り、サッと水で洗って水けをきる。しいたけは石づきを除いて粗みじん切りにする。カシューナッツは粗みじん切りにする。ねぎ、塩昆布はみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、カシューナッツを炒める。香りがたったら残りの 1 を加え、しんなりとするまで炒める。【A】を加えて炒め合わせ、削り節を加えて全体にからめる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (笠原流ごはんどろぼう)
笠原流ごはんどろぼうを美味しく作る3つの極意
カシューナッツを最初に炒めて香りを引き出す
フライパンにサラダ油を中火で熱した際、まずはカシューナッツを単独で炒めるのがこのレシピの大きなポイントです。カシューナッツを先に炒めることで、ナッツの持っている豊かな風味と香ばしさが油に溶け出し、後から加えるなすやしいたけなどの野菜全体にそのコクが行き渡ります。
また、加熱によってナッツのカリッとした食感も際立ち、柔らかい野菜や昆布との間に絶妙な食感のコントラストが生まれます。香りが立つまで焦がさないようにじっくりと火を通すことが重要です。
なすのあく抜きと水けの処理
なすは5mm角に細かく切った後、サッと水で洗ってしっかりと水けをきることが大切です。水にさらすことでなす特有のえぐみやあくが抜け、仕上がりの味がすっきりと上品になります。
また、水けを十分に切らないと、炒める際に油がはねる原因になるだけでなく、後から加える調味料の味が薄まり、ぼやけた仕上がりになってしまいます。ザルに上げるだけでなく、必要であればキッチンペーパーなどで軽く押さえるようにして、余分な水分をしっかりと取り除いてからフライパンに加えてください。
旨味食材である塩昆布と削り節の活用
このレシピが「ごはんどろぼう」たるゆえんは、塩昆布と削り節というダブルの和風旨味食材を効果的に使っている点にあります。塩昆布はみじん切りにして野菜と一緒に炒めることで、昆布の旨味と塩気が全体に馴染み、深い味わいのベースを作ります。
一方、削り節は調味料【A】を加えて炒め合わせた後の最終段階で加えるのがコツです。最後に全体にからめることで、削り節の豊かな香りを飛ばすことなく閉じ込め、タレの水分を適度に吸って具材に旨味をしっかりとまとわせる役割を果たします。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「笠原流ごはんどろぼう」は、しっかりとした甘辛い和風の味付けと、カシューナッツの香ばしさ、そして塩昆布や削り節の豊かな旨味が特徴です。白米に合わせるのが王道ですが、お酒のおつまみとしても非常に優秀です。お酒を合わせるなら、まずはすっきりとした辛口の日本酒や、米の旨味が感じられる純米酒がぴったりです。
和の風味が日本酒の味わいと見事に調和し、箸も盃も止まらなくなります。また、ワインを合わせる場合は、コクのある白ワインや、軽めの赤ワインがおすすめです。例えば、シャルドネのような果実味がありつつも樽香がほんのり効いた白ワインは、カシューナッツの香ばしさや醤油の風味と素晴らしいマリアージュを見せます。
赤ワインなら、タンニンが控えめでフルーティーなピノ・ノワールを選ぶと、なすやしいたけの旨味を優しく包み込んでくれます。
保存テクニックと温め直し方
粗熱をしっかりと取ってから、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。醤油と砂糖でしっかりと味付けをしており、水分も適度に飛ばしているため、冷蔵で3〜4日程度は美味しくお召し上がりいただけます。
時間が経つごとに具材に味がしっかりと染み込み、作った直後とはまた違ったまろやかな味わいを楽しむことができます。食べきれない場合は小分けにして冷凍保存することも可能ですが、なすやきのこの食感が少し変わる場合があるため、なるべく冷蔵保存の期間内に食べきることをおすすめします。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
笠原将弘さんのレシピ「笠原流ごはんどろぼう」は、なす、生しいたけ、ねぎといったたっぷりの野菜に、カシューナッツの心地よい食感と、塩昆布・削り節の重層的な旨味を掛け合わせた、究極のご飯のお供です。
手に入りやすい身近な材料を刻んでフライパンで炒め、醤油、酒、砂糖というご家庭にある基本的な調味料で味付けをするだけという手軽さでありながら、まるでお店で味わうような奥深いプロの味を再現できます。
カシューナッツを先に炒めて香ばしさを引き出すことや、最後に削り節をからめて風味を閉じ込めるというちょっとした工夫が、料理の完成度を格段に引き上げています。毎日のご飯のお供としてはもちろんのこと、冷奴にのせたり、お弁当のおかずにしたり、うどんやパスタに絡めたりと、アレンジの幅も広い一品です。
ぜひ多めに作って、日々の食卓でその絶大なる「どろぼう」ぶりをご堪能ください。
