料理愛好家の平野レミさんの大人気レシピ、「一丁豆腐くずしナベ」をご紹介します。このお鍋は、絹ごし豆腐をなんとまるごと一丁(400g)鍋の真ん中にどーんと投入するという、見た目のインパクトも抜群な一品です。
豚バラ肉の濃厚な旨味とキムチの程よい酸味と辛味が絶妙に絡み合い、食欲をそそる味わいに仕上がります。ごま油の香ばしい風味が全体を包み込み、鶏ガラスープをベースにすることでコク深くもさっぱりとした後味に。
仕上げに特製のみそとコチュジャンを合わせたタレを豆腐にのせ、コトコトと煮込みながら崩していただくスタイルは、食卓をパッと明るく楽しくしてくれます。すりごまと春菊の香りがアクセントとなり、最後まで飽きずに食べられるのも魅力です。
寒い季節にはもちろん、スタミナをつけたい時や、パパッと手軽に満足感のあるメインディッシュを作りたい時にも大活躍間違いなしの、平野レミさん直伝の絶品お鍋レシピです。ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】一丁豆腐くずしナベの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes15
minutes654
kcal25
minutes料理愛好家の平野レミさんの大人気レシピ、「一丁豆腐くずしナベ」をご紹介します。このお鍋は、絹ごし豆腐をなんとまるごと一丁(400g)鍋の真ん中にどーんと投入するという、見た目のインパクトも抜群な一品です。
材料
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用/一口大に切る) 200g
キムチ 150g
ごま油 大さじ1
絹ごし豆腐 1丁(400g)
鶏ガラスープ(無塩) 500ml
すりごま 大さじ1
春菊 適量
【A】
みそ 大さじ2
コチュジャン 大さじ1
作り方
- 鍋にごま油を熱し豚肉を炒め、火が通ったらキムチを加え、真ん中を空けて豆腐を加える。鶏ガラスープを加え、ふたをして6~7分間、豆腐に火が通るまで煮る。
- 豆腐の上に【A】をのせてコトコト煮て、仕上げにすりごまをふり、春菊を挿してできあがり。お好みで追いごま油(分量外)をかけても。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (一丁豆腐くずしナベ)
一丁豆腐くずしナベを美味しく作る3つの極意
ごま油で豚バラ肉とキムチをしっかり炒める
鍋にごま油を熱し、豚バラ肉とキムチを炒める工程がこのレシピの最初のポイントです。豚バラ肉をごま油で炒めることで、肉の臭みを消しながら香ばしさを引き出すことができます。さらに、キムチも一緒に炒めることで、キムチの酸味がまろやかになり、辛味と旨味が油に溶け出して鍋全体に深いコクをもたらします。
最初から煮込むのではなく、しっかりと「炒める」ステップを踏むことで、スープに深みが出て、まるごと入れた豆腐にも味が染み込みやすくなります。焦げ付かないように中火でじっくりと炒め、豚肉の脂とキムチの旨味を最大限に引き出してから鶏ガラスープを注ぐようにしましょう。
絹ごし豆腐を切らずにまるごと加えて煮込む
豚肉とキムチを炒めた後、鍋の真ん中を空けて絹ごし豆腐を一丁(400g)まるごと加えるのが最大の特徴です。豆腐を切らずに入れることで、煮崩れしすぎず、大豆本来のなめらかな食感を保ったまま火を通すことができます。
鶏ガラスープを加えてからふたをして6〜7分間煮ることで、豚肉とキムチの旨味が溶け込んだスープが豆腐の表面に優しく絡みます。また、豆腐の中まで熱がしっかり伝わり、ふっくらと仕上がります。
食べる直前にお好みの大きさに崩すことで、スープと豆腐が絶妙に混ざり合い、一口ごとに異なる食感と味わいを楽しむことができる、計算し尽くされた調理法です。
調味料の後乗せと春菊・すりごまのアクセント
豆腐に火が通った後、【A】のみそ(大さじ2)とコチュジャン(大さじ1)を豆腐の上にのせてコトコトと煮る仕上げの工程も重要なポイントです。最初からスープに溶かすのではなく、豆腐の上にのせることで、調味料の風味を飛ばさずに濃厚な味わいをキープできます。
食べる際に少しずつ崩しながらスープに溶かし込むことで、味の変化を楽しみながらいただけます。最後にすりごまをふりかけ、春菊を挿すことで、ごまの香ばしさと春菊の爽やかな苦味が加わり、豚肉やキムチの濃厚な味をスッキリと引き締めてくれます。お好みで追いごま油をかけると、さらに風味がアップしておすすめです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「一丁豆腐くずしナベ」には、豚バラ肉のコクとキムチの辛味、そしてみそやコチュジャンの発酵調味料の複雑な旨味が含まれています。この濃厚でスパイシーな味わいには、少し果実味があり、酸味が穏やかなロゼワインや、軽めの赤ワインが非常によく合います。
例えば、スペインの「ガルナッチャ」を使用したロゼワインは、キムチのスパイシーさを優しく包み込み、豚バラ肉の脂の甘みを引き立ててくれます。また、赤ワインであれば、フランス・ボージョレ地方の「ガメイ」のような、渋みが少なくフルーティーなタイプがおすすめです。
ワインの持つベリー系の果実味が、コチュジャンやみそのコクと見事に調和し、食事がさらに進みます。もちろん、しっかり冷やしたビールや、キリッとした辛口のスパークリングワインと合わせて、熱々のお鍋との温度差を楽しむのも素晴らしいペアリングです。
保存テクニックと温め直し方
お鍋が余った場合の保存方法です。粗熱が完全に取れてから、清潔な保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。絹ごし豆腐は時間が経つと水分が出てスープの味が薄まる可能性があるため、できるだけ翌日中には食べ切ることをおすすめします。
温め直す際は、電子レンジではなく小鍋に移して弱火でゆっくりと加熱すると、風味が損なわれません。冷凍保存については、絹ごし豆腐の食感が大きく変わってしまい、水分が抜けてパサパサになってしまうため、基本的には推奨できません。冷蔵保存で早めに美味しく召し上がってください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した平野レミさんの「一丁豆腐くずしナベ」は、見た目のダイナミックさと、計算された旨味のバランスが素晴らしい一品です。豚バラ肉、キムチ、ごま油を炒めて香ばしいベースを作り、そこに絹ごし豆腐をまるごと一丁投入するという大胆な手順は、作る過程から食卓を盛り上げてくれます。
鶏ガラスープで煮込んだなめらかな豆腐に、みそとコチュジャンの特製ダレを少しずつ溶かしながら食べるスタイルは、最後まで飽きさせない工夫が詰まっています。春菊の爽やかな香りとすりごまのコクも良いアクセントになり、栄養満点でお腹も心も満たされるお鍋です。
調理時間も短く、特別な調理器具も必要ないため、忙しい日の夕食や、家族・友人が集まる時のメインディッシュとして、ぜひこの平野レミさん直伝のレシピを活用して、楽しい食卓を囲んでみてください。
