今回は、笠原将弘さんのレシピ「さばの竜田揚げ」をご紹介します。ご家庭の食卓で絶大な人気を誇る魚料理の定番である竜田揚げですが、魚特有の臭みやパサつき、あるいは味が中までしっかりと染み込んでいないといったお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
こちらの笠原将弘さん直伝のレシピは、そのようなお悩みを鮮やかに解決し、外はサクッと、中はふっくらジューシーな最高のさばの竜田揚げをご家庭で再現できる素晴らしい内容となっています。
このレシピの大きな魅力は、基本的な調味料とスーパーで手に入る身近な食材を使いながらも、丁寧な下処理と絶妙な味付けによって、本格的な味わいを生み出している点にあります。
最初にさばに塩をふって冷蔵庫におき、サッと水洗いをして水けを拭き取るというひと手間を加えることで、余分な水分とともに魚の生臭さをしっかりと取り除き、さば本来の豊かな旨味を存分に引き出します。
また、しょうゆとみりんに黒こしょうを効かせた特製の合わせ調味料に漬け込むことで、食欲をそそるスパイシーな香りと奥深いコクが加わり、ご飯のおかずとしてはもちろんのこと、お酒のお供としてもたまらない一品に仕上がります。
さらに、素揚げしたししとうがらしとたっぷりのレタスを添えることで、彩りと栄養のバランスも整えられており、食卓を華やかに彩ってくれます。ぜひこのレシピをご家庭の定番メニューに加えてみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】さばの竜田揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings25
minutes5
minutes667
kcal30
minutes今回は、笠原将弘さんのレシピ「さばの竜田揚げ」をご紹介します。nご家庭の食卓で絶大な人気を誇る魚料理の定番である竜田揚げですが、魚特有の臭みやパサつき、あるいは味が中までしっかりと染み込んでいないといったお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
材料
さば(三枚におろしたもの) 2枚(約400g)
ししとうがらし 4本
レタス(せん切り) 1/4コ分
レモン 適量
塩
かたくり粉
揚げ油
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
黒こしょう(粗びき) 適量
作り方
- さばは、「 あぶり香味さば 」のつくり方 1 と同様に小骨を除き、塩をふって冷蔵庫におく。水で塩をサッと洗って水けを拭く。
- ボウルに【A】を合わせ、 1 を一口大に切ってもみ込み、10分間ほどおく。ししとうがらしは包丁で側面に切り目を入れる。
- 軽く水けを拭いてかたくり粉をまぶし、170℃の揚げ油で3分間ほど揚げる。ししとうがらしも素揚げする。
- 皿にレタスを敷き、 3 のさばとししとうがらしを盛り付け、半月形に切ったレモンを添える。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (さばの竜田揚げ)
さばの竜田揚げを美味しく作る3つの極意
塩をふって水洗いし、臭みを確実に取る
さばの切り身に塩をふってしばらく冷蔵庫におくことで、浸透圧の働きにより魚から余分な水分が引き出されます。この水分には、魚特有の生臭さの原因となる成分が含まれているため、この工程を経ることで嫌な臭みを効果的に取り除くことができます。
その後、表面に出た水分と塩分を水でサッと洗い流し、ペーパータオル等でしっかりと水けを拭き取ることが極めて重要です。水分が残っていると、後から加える下味の調味料が薄まってしまったり、油で揚げる際に激しく油はねを起こす原因となります。
この丁寧な下処理を確実に行うことで、さばの旨味が凝縮され、一段と美味しく仕上がります。
黒こしょうを効かせた下味に10分間漬け込む
下味をつける合わせ調味料には、しょうゆとみりんに加えて、粗びきの黒こしょうを使用しています。一般的な竜田揚げではしょうがなどの香味野菜を使うことが多いですが、黒こしょうを使用することで、さばの脂の強さをキリッと引き締め、スパイシーで後を引く味わいになります。
さばを一口大に切ってから調味料をもみ込み、約10分間おくことで、味が中まで均等に染み込みます。長く漬け込みすぎると味が濃くなりすぎたり、魚の身が固くなってしまうため、レシピ通り10分間という時間を守ることが、ふっくらとした食感と絶妙な塩梅を両立させる秘訣です。
170℃の油で3分間揚げ、ししとうには切り目を入れる
かたくり粉をまぶしたさばは、170℃に熱した揚げ油で約3分間揚げます。この温度と時間を守ることで、表面のかたくり粉が油を吸いすぎることなくカリッとしたクリスピーな衣になり、中のさばは適度な水分を保ったままふっくらとジューシーに仕上がります。
油の温度が低すぎると衣がベチャッとしてしまい、高すぎると中まで火が通る前に表面が焦げてしまうため、170℃の中温を保つことが大切です。また、ししとうがらしを一緒に素揚げする際は、揚げる途中で破裂して油が跳ねるのを防ぐため、必ず事前に包丁で側面に切り目を入れておいてください。
安全に美味しく仕上げるための重要なポイントです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このさばの竜田揚げには、爽やかな酸味と果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは、そのハーブのような青草の香りとキリッとした柑橘系の酸味が、さばの豊かな脂の旨味をさっぱりと洗い流し、口の中をリフレッシュさせてくれます。
また、レシピで使用している黒こしょうのスパイシーな風味や、付け合わせの素揚げしたししとうがらしとも素晴らしい相性を示します。さらに、軽快な発泡性を持つスパークリングワイン、例えばスペインのカヴァなどもおすすめです。
弾ける泡がサクサクとした竜田揚げの衣の食感を一層引き立て、レモンを搾ったさばの味わいと美しく調和します。和食でありながらも、黒こしょうのアクセントが効いているため、ワインの持つ果実の甘みや酸味と見事にマッチし、いつもの食卓をより豊かで楽しい時間へと変えてくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
余ったさばの竜田揚げを保存する場合は、完全に粗熱が取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちは概ね2日から3日程度です。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱した後に、オーブントースターや魚焼きグリルで表面をサッと焼くことで、揚げたてのカリッとした食感に近づけることができます。焦げやすいので、アルミホイルをふんわりとかぶせて加熱すると安心です。
お弁当のおかずにする場合は、前日に揚げておいたものをしっかりと冷ましてから詰めるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
笠原将弘さんのレシピによる「さばの竜田揚げ」は、丁寧な下処理と黒こしょうを効かせた特製の下味によって、さば本来の美味しさを最大限に引き出した絶品のおかずです。
塩をふって水洗いするというひと手間で魚の臭みを確実に取り除き、しょうゆとみりんの甘辛い味わいにスパイシーな黒こしょうのアクセントを加えることで、定番の竜田揚げがワンランク上の仕上がりになります。
170℃の油で3分間という絶妙な揚げ時間により、外はサクッと、中はふっくらジューシーな理想的な食感を実現しています。彩り豊かなししとうがらしの素揚げや、たっぷりのレタスと一緒に盛り付けることで、栄養バランスも良く、食卓を華やかに演出してくれます。
白いご飯との相性が抜群なのはもちろんのこと、ビールやワインなどのお酒のおつまみとしても大活躍すること間違いありません。身近な材料で手順も分かりやすく、ご家庭で本格的な和食の味わいを楽しめる素晴らしいレシピですので、ぜひ今夜の献立に取り入れて、ご家族皆様でその美味しさを堪能してみてください。
