笠原将弘さんのレシピ「ロールチキン」をご紹介します。鶏もも肉を丁寧に巻き上げ、フライパン一つで香ばしくジューシーに焼き上げる本格的な一品です。ご家庭でも実践しやすい工程でありながら、まるでレストランのような仕上がりを楽しめる笠原将弘さん直伝のレシピとなっています。
鶏肉の厚みを均等に整える下ごしらえや、焼き上げたお肉をアルミホイルで包んで休ませるというひと手間が、お肉の旨味を最大限に引き出します。また、鶏もも肉を焼き上げたあとの肉汁が残るフライパンをそのまま活用し、旬の新たまねぎを使った特製ソースを作るのも見逃せないポイントです。
甘みのある新たまねぎと、醤油、みりん、酒の黄金比で仕上げた和風ソースが、しっとりとした鶏肉に絶妙に絡み合います。クレソンの爽やかな苦味と粗びき黒こしょうの香りがアクセントとなり、ご飯のおかずとしてはもちろん、特別なおもてなしの席や晩酌のお供にもぴったりな素晴らしい一品です。
ぜひ、この笠原将弘さんのレシピをご自宅のキッチンで再現し、至福の味わいをご堪能ください。
【笠原将弘さんのレシピ】ロールチキンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes25
minutes420
kcal40
minutes笠原将弘さんのレシピ「ロールチキン」をご紹介します。鶏もも肉を丁寧に巻き上げ、フライパン一つで香ばしくジューシーに焼き上げる本格的な一品です。ご家庭でも実践しやすい工程でありながら、まるでレストランのような仕上がりを楽しめる笠原将弘さん直伝のレシピとなっています。
材料
鶏もも肉 1枚(300g)
新たまねぎ(みじん切り) 1/2コ分(100g)
クレソン 1/2ワ
塩
サラダ油 大さじ1
黒こしょう(粗びき) 少々
【A】
酒 大さじ3
しょうゆ 大さじ1+1/2
みりん 大さじ1
作り方
- もも肉は余分な脂を除いて筋を切る。厚みのある部分を包丁でそぎ取り、真ん中のくぼんだ部分にはめ込んで全体の厚みをそろえ、表面に塩少々をふる。
- ポイント
- 肉の厚みをそろえることで、火の通りが均一になる。
- もも肉の皮を下にして縦長になるようにまな板に置き、端からきつめに巻く。たこ糸を全体に巻き、塩少々をまんべんなくふる。フライパンにサラダ油大さじ1をひいてもも肉を入れ、転がしながら中火で20分間ほど焼く。取り出してアルミ箔(はく)で包み、5分間ほど休ませる。
- 2 のフライパンに新たまねぎを入れて弱火で炒め、しんなりしたら【A】を加えてサッと煮る。もも肉のたこ糸を外して一口大に切り、器に盛ってソースを添える。黒こしょう少々をふり、クレソンを添える。
- ポイント
- もも肉のうまみをいかしてソースをつくる。フライパンの焦げが気になるようなら、紙タオルで軽く拭く。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (ロールチキン)
ロールチキンを美味しく作る3つの極意
肉の厚みを均一に揃える丁寧な下処理
このレシピの最初の重要なポイントは、鶏もも肉の厚みを均一に揃えることです。もも肉の分厚い部分を包丁でそぎ切りにし、薄い部分やくぼんだ部分にはめ込むようにして全体の厚みを整えます。このひと手間をかけることで、お肉を巻いた際の形が美しく整うだけでなく、火の通りが均一になり、焼きムラを防ぐことができます。
厚みがバラバラのままだと、外側は焦げているのに中心部分は生焼けになってしまうリスクが高まります。丁寧に厚みを揃えることで、中火で20分間焼いた際に、全体へ完璧に熱が入り、しっとりとジューシーな最高の状態に仕上げることが可能になります。
余熱を利用して肉汁をしっかりと閉じ込める
フライパンで中火で20分間じっくりと転がしながら焼き上げた後、すぐに切り分けないことが最大の極意です。取り出した鶏もも肉をすぐにアルミ箔でしっかりと包み込み、そのまま5分間休ませます。
焼き立てのお肉は内部の肉汁が激しく動いている状態であり、このタイミングで包丁を入れると、せっかくの旨味を含んだ肉汁がすべて外に流れ出てしまいます。アルミ箔で包んで保温しながら休ませることで、余熱が中心までじんわりと入り、肉汁が落ち着いてお肉全体に行き渡ります。
これにより、カットした際にも旨味が逃げず、しっとり柔らかい極上の食感を味わうことができます。
鶏の旨味を余すことなく極上のソースに活かす
鶏もも肉を焼き上げた後のフライパンには、美味しい肉汁と旨味がたっぷりと残っています。この旨味の詰まった油をそのまま活かして特製ソースを作ることが、このレシピの味の決め手です。フライパンの焦げが強すぎる場合は紙タオルで軽く拭き取りますが、旨味は残したまま新たまねぎのみじん切りを弱火でじっくり炒めます。
新たまねぎがしんなりとして甘みが引き出されたところに、酒、しょうゆ、みりんを加えてサッと煮絡めることで、鶏の風味が溶け込んだ奥深い味わいの和風ソースが完成します。お肉の美味しさを一滴たりとも無駄にしない、計算し尽くされたソース作りです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの和風ロールチキンには、鶏もも肉のジューシーな脂の旨味と、新たまねぎの甘みが溶け込んだ甘辛い醤油ベースのソースがたっぷりとかかっています。この奥深い和の味わいには、ミディアムボディの赤ワインが非常によく合います。
例えば、果実味が豊かで渋みが穏やかなピノ・ノワールや、マスカット・ベーリーAなどがおすすめです。ワインの持つ赤いベリー系の香りと上品な酸味が、しょうゆやみりんを使った和風ソースの甘じょっぱさと絶妙に調和し、鶏肉の旨味をさらに引き立ててくれます。
また、黒こしょうとクレソンのスパイシーで爽やかな風味がアクセントになっているため、少し冷やした辛口のロゼワインや、樽香の効いたふくよかなシャルドネと合わせても、ソースのコクを優しく包み込み、素晴らしいマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
出来上がったロールチキンが余った場合は、粗熱がしっかりと取れてから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。その際、お肉の乾燥を防ぐためにソースごと保存するか、ラップで隙間なく密着させるように包むのが美味しく保つポイントです。冷蔵保存で2〜3日程度を目安にお早めにお召し上がりください。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱すると固くならずに美味しくいただけます。また、お弁当のおかずとして活用したり、薄くスライスしてサンドイッチの具材にしたりするのも大変おすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した笠原将弘さんの「ロールチキン」は、身近な材料である鶏もも肉と新たまねぎを使いながら、プロの技が光る本格的な一皿です。鶏肉の厚みを均一に整えてからしっかりとタコ糸で巻き上げることで、見た目も美しく火の通りも均等になります。
中火で20分間じっくりと焼き上げ、アルミ箔で5分間休ませることで、肉汁を閉じ込めた極上のしっとり感を実現しています。さらに、鶏肉の旨味が溶け出したフライパンで作る新たまねぎの特製ソースが、全体の味を一つにまとめ上げます。
クレソンの爽やかさと黒こしょうのピリッとした刺激が絶妙なアクセントとなり、最後まで飽きることなく楽しめるレシピです。ご飯のおかずから特別な日のおもてなし料理まで、幅広いシーンで大活躍する笠原将弘さんの珠玉のレシピを、ぜひご家庭でお試しください。
