テレビや雑誌で大活躍されている人気料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「うどんナポリタン」をご紹介します。ナポリタンといえばパスタを使うのが定番ですが、このレシピではなんと冷凍うどんを活用します。
うどんのモチモチとした食感が、甘酸っぱいトマトケチャップや具材の旨みと驚くほどよく絡み、パスタとは一味違う新しいおいしさに出会えます。最大の特徴は、完熟の生トマトを贅沢に2個も使用すること。
ケチャップだけでなくフレッシュなトマトを煮詰めてソースを作るため、自然な甘みと爽やかな酸味が加わり、本格的で奥深い味わいに仕上がります。さらに、冷凍うどんは電子レンジで加熱して加えるだけなので、パスタを別鍋で茹でる手間も省けてとっても手軽。
ベーコンやしいたけ、たまねぎといった旨みたっぷりの具材を炒め合わせることで、どこか懐かしさも感じられる大満足の一皿になります。休日のランチや、忙しい日の夕食にもぴったりな平野レミさんのアイデアが光る絶品レシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】うどんナポリタンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes15
minutes480
kcal25
minutesテレビや雑誌で大活躍されている人気料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「うどんナポリタン」をご紹介します。ナポリタンといえばパスタを使うのが定番ですが、このレシピではなんと冷凍うどんを活用します。
材料
冷凍うどん 2玉
トマト(完熟) 2コ(300g)
たまねぎ 1/2コ
生しいたけ 2枚
ピーマン 1コ
ベーコン(薄切り) 2枚(40g)
にんにく(みじん切り) 大さじ1
粉チーズ 適量
ホットペッパーソース 適宜
オリーブ油 大さじ1
【A】
トマトケチャップ 大さじ1+1/2~2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
作り方
- トマトはヘタを除き、横半分に切る。たまねぎは縦に薄切りにする。しいたけは軸を除き、薄切りにする。ピーマンはヘタと種を除いて細切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。
- 冷凍うどんは耐熱皿にのせてラップをかぶせ、袋の表示どおりに電子レンジ(600W)にかけて、ほぐしておく。
- フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、ベーコンとにんにくを炒める。香りが出たら、たまねぎとしいたけを加えて炒め合わせる。
- トマトを加え、水けが出てきたらふたをして、時々混ぜながら蒸し煮にする。途中でトマトの皮を除き、とろみが出るまで火を通す。
- ポイント
- トマトの皮は湯むきしなくても、めくれてきたときにペロッとはがせばOK。
- 4 に 2 のうどんとピーマンを加えてざっと混ぜ、【A】を加えて味を調える。器に盛って粉チーズをふり、好みでホットペッパーソースをかける。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (うどんナポリタン)
うどんナポリタンを美味しく作る3つの極意
生トマトを煮詰めてソースにする(湯むき不要)
このレシピの最大のポイントは、完熟の生トマトをソースのベースとして贅沢に使用することです。トマトは加熱することで細胞壁が壊れ、中に含まれるグルタミン酸などの旨み成分が引き出されて味わいが格段に深まります。
水気が出るまで蓋をして蒸し煮にし、とろみがつくまで火を通すことで、トマトの甘みと酸味が凝縮された極上のソースが完成します。また、調理の過程でトマトの皮が自然とめくれてくるため、面倒な事前の湯むき作業は一切必要ありません。
めくれた皮を菜箸などでペロッとはがすだけで滑らかな口当たりになり、手間を省きながらも本格的な仕上がりを実現できる素晴らしいテクニックです。
冷凍うどんの電子レンジ加熱による時短と食感の維持
麺にはパスタではなく「冷凍うどん」を使用するのが、このレシピのユニークかつ合理的なポイントです。冷凍うどんは製造過程で茹で立ての最も良い状態を急速冷凍しているため、解凍するだけで強いコシとモチモチとした食感が蘇ります。
耐熱皿にのせてラップをかけ、袋の表示通りに電子レンジ(600W)で加熱するだけで下準備が完了するため、大きな鍋でお湯を沸かして麺を茹でる手間と時間を大幅にカットできます。
ソースを作るフライパンでの作業と並行して電子レンジ加熱を行うことで、効率よくスピーディーに調理を進めることができ、忙しい日常の食事作りに大いに役立ちます。
旨み成分の相乗効果(ベーコン・しいたけ・トマト)
この一皿には、料理を美味しくする科学的な旨みの相乗効果が計算されています。オリーブオイルとニンニクの香りを移しながら炒める「ベーコン」にはイノシン酸などの動物性の旨みが、そして「生しいたけ」にはグアニル酸、「トマト」にはグルタミン酸という異なる種類の旨み成分が豊富に含まれています。
これら異なるアミノ酸や核酸の旨み成分がフライパンの中で組み合わさることで、単体の食材を使うよりも何倍も強く深い旨みを感じるように仕上がります。さらに最後に加える「粉チーズ」もグルタミン酸の宝庫であり、全ての素材の持ち味が調和することで、専門店の味わいにも負けない濃厚なソースが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「うどんナポリタン」は、完熟トマトの爽やかな酸味とベーコンの濃厚な旨み、そしてケチャップの甘味が絶妙に絡み合う一皿です。この味わいに合わせるなら、軽快な赤ワインや、果実味豊かなロゼワインが非常によく合います。
特におすすめしたいのが、イタリア産の「キャンティ」や「バルベーラ」などの赤ワインです。トマトの酸味と同調する程よい酸を持つワインを選ぶことで、ソースの味わいをより一層引き立ててくれます。
また、カジュアルに楽しむなら、キリッと冷やした「ランブルスコ」(微発泡の赤ワイン)も素晴らしいペアリングとなります。微炭酸がベーコンやオリーブオイルの脂っこさをスッキリと洗い流し、うどんのモチモチとした重厚な食感ともバランスよく寄り添います。
ノンアルコールの場合は、ブラッドオレンジジュースや、酸味の効いたアイスティーを合わせると、洋食店のような優雅な食事のひとときを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
うどんナポリタンは出来立てのモチモチとした食感を味わうのが一番ですが、保存する場合は清潔な密閉容器に入れ、粗熱がしっかりと取れてから冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は約1〜2日程度です。再加熱する際は、電子レンジで温めるか、フライパンに少量の水を加えて軽く炒め直すと美味しくいただけます。
ただし、うどんは時間が経つと水分を吸って食感が柔らかくなりやすいため、可能であればソースのみを多めに作って冷凍保存しておき、食べる直前に新しく電子レンジで加熱した冷凍うどんと絡める方法が最もおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「うどんナポリタン」は、定番の洋食メニューであるナポリタンを、どこの家庭の冷凍庫にもある身近な食材「冷凍うどん」を使って見事に再構築した素晴らしいレシピです。
生トマトを贅沢に煮詰めて作るソースは、ケチャップだけでは出せないフレッシュで奥深い味わいを生み出し、湯むき不要という手軽なアイデアも料理をする人にとって嬉しいポイントです。
パスタを茹でるという最大のハードルを電子レンジ加熱に置き換えることで、驚くほどの時短を実現しながらも、味と食感のクオリティは一切妥協していません。子供から大人まで大好きな甘酸っぱい味わいと、モチモチのうどんがもたらす高い満足感は、日々の献立の心強い味方になるはずです。
休日の手軽なランチとしてはもちろん、お弁当のおかずや夕食のメインディッシュとしても大活躍間違いなしのこのレシピ、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてはいかがでしょうか。
