今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「オクラキムチ」の作り方をご紹介します。オクラといえば、さっと茹でてお浸しにしたり、和え物にしたりするのが定番ですが、こちらのレシピは生のオクラをそのまま塩漬けにし、特製のヤンニョム(キムチダレ)で和えるという、驚きと美味しさが詰まった一品です。
火を一切使わずに作れるのも魅力の一つで、暑い季節にも嬉しいレシピとなっています。オクラの重量に対して約2%の塩をまぶし、しっかりとおもしをして一晩冷蔵庫でおくことで、生のオクラがしんなりとし、驚くほど食べやすく、かつ味が染み込みやすい状態になります。
青じその爽やかな香りと、にんにく、しょうがのパンチの効いた風味、そしてごま油とナムプラーのコクが合わさり、一度食べたら箸が止まらなくなる美味しさです。ご飯の最高のお供としてはもちろん、ビールや焼酎などのお酒のおつまみとしても大活躍間違いなし。
飛田和緒さんならではの、素材の持ち味を生かした絶品レシピを、ぜひご家庭でお試しください。日々の食卓の小鉢や、常備菜の一つとして冷蔵庫にあるととても重宝します。丁寧な下ごしらえが美味しさの秘訣ですので、じっくりと味わってみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】オクラキムチの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes20
minutes86
kcal35
minutes今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「オクラキムチ」の作り方をご紹介します。オクラといえば、さっと茹でてお浸しにしたり、和え物にしたりするのが定番ですが、こちらのレシピは生のオクラをそのまま塩漬けにし、特製のヤンニョム(キムチダレ)で和えるという、驚きと美味しさが詰まった一品です。
材料
オクラ 2パック(約16本/150g)
塩 小さじ1/2(オクラの重量の約2%。)
【A】
青じそ(みじん切り) 10枚分
にんにく(すりおろす) 1かけ分
しょうが(すりおろす) 1かけ分
粉とうがらし(粗びき) 大さじ2(韓国産の辛みの穏やかなもの。なければ一味とうがらし小さじ1〜2でもよい。)
ごま油 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
ナムプラー 小さじ2
作り方
- オクラはヘタを短く切り、ガクの堅い部分は薄くむく。側面の角ばった部分はところどころ薄くむく。塩小さじ1/2をまぶして軽く混ぜ、バットなどに並べる。押しぶた(同じ大きさのバットなどでよい)をし、約1kgのおもしをのせて冷蔵庫に一晩(8時間以上)おく。
- ポイント
- オクラの角ばった部分はところどころ薄くむいて味をしみやすくする。むいたところも一緒に混ぜて食べる。 この状態で一晩(8時間以上)おく。生のオクラがしんなりとして食べやすくなる。
- ボウルに【A】を混ぜ合わせ、 1 のオクラを加えてあえ、冷蔵庫に1時間ほどおいてなじませる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (オクラキムチ)
オクラキムチを美味しく作る3つの極意
オクラの角ばった部分を薄くむくこと
レシピの手順にある通り、オクラの側面の角ばった部分をところどころ薄くむくのが、この料理を美味しく仕上げるための重要な極意です。オクラの表面はツルッとしているため、そのままでは味が弾かれてしまいがちですが、角をむくことで断面から特製のキムチダレや塩気がしっかりと内部まで浸透しやすくなります。
また、むき取った部分も無駄にせず一緒に混ぜて食べることで、食感のアクセントにもなります。味が均一に染み込んだオクラは、噛むほどに旨みが溢れ出し、全体の完成度を格段に引き上げてくれますので、省略せずに丁寧に行ってみてください。
重量の2%の塩とおもしで一晩おくこと
生のオクラを加熱せずに美味しく食べるための最大のポイントが、重量の約2%の塩をまぶし、約1kgのおもしをして冷蔵庫で一晩(8時間以上)しっかりとおくことです。この工程により、浸透圧の働きでオクラから適度な水分が抜け、シャキッとした食感を残しつつもしんなりとして、生特有の青臭さが和らぎます。
茹でたオクラとは一味違う、心地よい歯ごたえと凝縮されたオクラの旨みを楽しむことができます。おもしをしてじっくりと時間をかけることで、オクラの繊維が柔らかくなり、翌日のキムチダレとのなじみが劇的に良くなるため、必ず8時間以上の時間を確保して漬け込んでください。
ナムプラーと青じそで風味の奥行きを出すこと
特製ダレ(ヤンニョム)の配合において、韓国産粉とうがらし、にんにく、しょうがといった基本のキムチの材料に加えて、青じそのみじん切りとナムプラーを加えるのが飛田和緒さんのレシピならではの特徴です。
ナムプラーが持つ魚介の強力なアミノ酸の旨みと発酵の風味が加わることで、短時間の漬け込みでも本格的な熟成キムチのような深いコクと複雑な味わいが生まれます。そこに青じその爽やかな和の香りが合わさることで、濃厚な中にもさっぱりとした後味が残り、ついつい次の一口に手が伸びる絶妙なバランスに仕上がります。
冷蔵庫で1時間なじませることで、これらの香りが一体となります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんのレシピで作るこの「オクラキムチ」は、しっかりとした旨みと心地よい辛さ、そして青じその爽やかな香りが特徴のため、様々なお酒とのペアリングを楽しむことができます。まずおすすめしたいのが、キリッと冷やした辛口の日本酒です。
ナムプラーの魚介系の旨みと日本酒の米の甘みが見事に調和し、オクラの食感を引き立ててくれます。また、ワインを合わせるなら、フルーティーで酸味のあるロゼワインや、少しミネラル感のあるソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインがぴったりです。
ワインの酸味がキムチの辛味をマイルドに包み込み、青じそやしょうがのハーブ感とワインの青草のようなアロマが素晴らしいマリアージュを生み出します。もちろん、よく冷えたビールやハイボールと一緒に、夏の夕涼みのお供としてカジュアルに楽しむのも最高の贅沢です。
保存テクニックと温め直し方
完成したオクラキムチは、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。すでに塩漬けにして水分を適度に抜いているため、保存性は高まっていますが、生野菜を使用している和え物ですので、作ってから2〜3日以内を目安に食べ切ることをおすすめします。
時間が経つにつれてオクラからさらに水分が出て味が薄まる可能性があるため、最も美味しくいただけるのは、タレと和えて冷蔵庫で1時間ほどなじませた直後から翌日にかけてです。取り分ける際は必ず清潔な箸を使用し、雑菌の繁殖を防ぐように心がけてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、飛田和緒さんのレシピである「オクラキムチ」の作り方をご紹介しました。一般的な茹でて和えるオクラ料理とは異なり、生のまま塩漬けにして水分を抜き、特製のキムチダレで和えるというアプローチは、オクラの新しい魅力を引き出す素晴らしい手法です。
オクラの角をむくという丁寧な下処理や、重量の2%の塩でおもしをして一晩おくという工程を経ることで、驚くほど食感が良く味が染み込んだ極上の一品が完成します。ナムプラーの深いコクと青じその爽快な香りが食欲を刺激し、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも最適な万能副菜です。
火を使わず、材料を混ぜて冷蔵庫で寝かせるだけで本格的な味わいが楽しめるこのレシピ。ぜひ、新鮮なオクラが手に入った際に、ご家庭でお試しいただき、その豊かな風味と食感をご堪能ください。
