今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「菜の花とあじのレモンドレッシング」をご紹介します。春の訪れを告げるほろ苦い菜の花と、旨味の詰まった旬のあじを組み合わせた、非常に洗練された味わいの一品です。
有元葉子さん直伝のこのレシピは、シンプルな手順でありながら、素材の持ち味を最大限に引き出すための丁寧な下ごしらえが随所に散りばめられています。
レモン汁、粒マスタード、しょうゆ、そして上質なエクストラバージンオリーブ油を合わせた特製ドレッシングが、あじの濃厚な旨味と菜の花の香りを美しくまとめ上げ、口の中に爽やかな風を運んでくれます。特別な日の前菜としてはもちろん、日々の食卓を格上げしてくれる極上のあえ物です。
プロの技が光る素晴らしい仕上がりを、ぜひご家庭でそのまま再現して楽しんでみてください。
【有元葉子さんのレシピ】菜の花とあじのレモンドレッシングの作り方
Course: 前菜Cuisine: 和食4
servings25
minutes2
minutes178
kcal27
minutes今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「菜の花とあじのレモンドレッシング」をご紹介します。春の訪れを告げるほろ苦い菜の花と、旨味の詰まった旬のあじを組み合わせた、非常に洗練された味わいの一品です。
材料
菜の花 2ワ
あじ(刺身用/三枚おろし。斜めそぎ切り) 3~4匹
塩
【ドレッシング】
レモン汁 大さじ1+1/2
粒マスタード 大さじ2
しょうゆ 大さじ3
エクストラバージンオリーブ油 大さじ3
作り方
- あじは塩適宜を全体にふりかけてざるにのせ、15~20分間冷蔵庫に入れておく。菜の花は根元の堅い部分を切り落とし、冷水にしばらく放してシャッキリとさせる。
- ポイント
- あじは塩ををふっておくだけで、水分が抜けて身がしまり、ぐっと味がよくなります。
- たっぷりの熱湯に塩少々を入れ、菜の花を入れてサッと色よくゆで、冷水にとり、食べやすく切って水けをよく絞る。
- あじは小骨を抜き取って皮をむき、斜めそぎ切りにする。
- ポイント
- 中心の小骨は1本ずつ骨抜きで抜き取りましょう。
- ボウルに【ドレッシング】の材料を合わせて混ぜる。 3 のあじを入れてなじませ、 2 の菜の花を加えてサッとあえ、器に盛る。あればいかり防風を飾る。
- ポイント
- 【ドレッシング】などに使うオリーブ油は、エクストラバージンのできるだけ質のよいものを。その香りとコクが、料理を引き立ててくれます。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (菜の花とあじのレモンドレッシング)
菜の花とあじのレモンドレッシングを美味しく作る3つの極意
あじに塩をふり冷蔵庫で15~20分間おく
このレシピのポイントは、あじの三枚おろしに塩適宜を全体にふりかけてざるにのせ、15~20分間冷蔵庫に入れておくことです。この下処理を行うことで、あじの余分な水分がしっかりと抜けて身が引き締まり、あじ本来の旨味がぐっと凝縮されて味がよくなります。
水分と一緒に特有の臭みも抜けるため、仕上がりの風味が格段にアップします。
菜の花を冷水に放しサッと色よくゆでる
このレシピのポイントは、菜の花の根元の堅い部分を切り落とした後、冷水にしばらく放してシャッキリとさせることです。水分をしっかりと吸わせることで、熱湯に入れた際に火が均一に通りやすくなります。
たっぷりの熱湯に塩少々を入れ、サッと色よくゆでたらすぐに冷水にとり、食べやすく切って水けをよく絞ることで、美しい緑色と心地よい食感が保たれます。
上質なエクストラバージンオリーブ油を使う
このレシピのポイントは、ドレッシングに合わせるオリーブ油に、エクストラバージンのできるだけ質のよいものを使用することです。粒マスタード、しょうゆ、レモン汁という力強い調味料たちを、質の高いオリーブ油の豊かな香りとコクが優しく包み込み、全体に素晴らしい深みを与えてくれます。
オリーブ油の品質が料理全体の完成度を引き立てる重要な要素となります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このお料理には、爽やかな酸味と豊かなアロマを持つ白ワインが抜群の相性を魅せます。特にフランスのロワール地方やニュージーランドで作られるソーヴィニヨンブランは、レモンドレッシングの柑橘系の酸味や粒マスタードの風味と見事に調和します。
また、菜の花の心地よいほろ苦さには、イタリアのヴェルディッキオやガヴィのような、すっきりとした辛口でありながらもミネラル感とほのかな苦味を内包する白ワインがぴったりです。あじの豊かな脂をレモンの酸が心地よく洗い流し、次のひと口へと誘う素晴らしいペアリングを体験していただけます。
保存テクニックと温め直し方
あじに塩をふって水分を抜く下ごしらえや、菜の花をゆでてしっかりと水けを絞る工程までは事前に準備しておくことが可能です。ただし、あじと菜の花をドレッシングであえた後は、時間が経つとレモンの酸や塩分によって菜の花の色が変わり、あじからも水分が出てきて全体の味がぼやけてしまいます。
そのため、食べる直前にすべての材料をボウルであわせ、作りたての最も新鮮で香りが豊かな状態のまま、お早めにお召し上がりいただくことを強くおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は有元葉子さん直伝のレシピ「菜の花とあじのレモンドレッシング」をご紹介しました。あじは塩をふって冷蔵庫で15~20分間おき、余分な水分を抜いて身を引き締めることで、旨味が格段に引き立ちます。
菜の花は冷水でシャッキリとさせてからサッと色よくゆで、水けをよく絞ることで食感と鮮やかな緑色をキープします。小骨を除いて皮をむき、斜めそぎ切りにしたあじを、特製のレモンドレッシングになじませ、菜の花とサッとあえるだけで、まるでお店のような洗練された一皿が完成します。
エクストラバージンオリーブ油の香りと粒マスタード、しょうゆのコクが絶妙に絡み合う有元葉子さんの素晴らしいレシピを、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
