家庭料理の定番であり、お弁当のおかずや日々の食卓に欠かせない一品「卵焼き」。今回は、土井善晴さんのレシピをご紹介します。土井善晴さんの卵焼きは、砂糖をしっかりと効かせた甘めの味付けと、少し焦げ目をつけることで引き出される香ばしさが最大の特徴です。
ご家庭にある卵3個と、砂糖大さじ3、しょうゆ小さじ1というシンプルで覚えやすい調味料のみを使用し、どこか懐かしくてホッとする味わいに仕上がります。砂糖をたっぷりと加えることで、卵がふっくらと焼き上がり、冷めてもしっとりとした食感が保たれるため、お弁当のおかずにも最適です。
また、卵焼き器の温度をしっかりと見極めることや、焦げ目を恐れずに焼き上げるタイミングなど、基本的ながらも美味しさを左右する重要なポイントが詰まっています。毎日のように作る卵焼きだからこそ、このレシピを通して基本に立ち返り、いつもの卵焼きをさらに一段階上の美味しさへと引き上げてみませんか。
ふんわり、しっとりとした極上の卵焼きをぜひご家庭でお楽しみください。
【土井善晴さんのレシピ】卵焼きの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes278
kcal15
minutes家庭料理の定番であり、お弁当のおかずや日々の食卓に欠かせない一品「卵焼き」。今回は、土井善晴さんのレシピをご紹介します。土井善晴さんの卵焼きは、砂糖をしっかりと効かせた甘めの味付けと、少し焦げ目をつけることで引き出される香ばしさが最大の特徴です。
材料
卵 3コ
サラダ油
【A】
砂糖 大さじ3
しょうゆ 小さじ1
作り方
- 卵をコツンと当てて殻を割り、ボウルに入れて【A】を加え、混ぜて味をつける。
- ポイント
- 砂糖の入った卵焼きは、程よく焦げて香ばしく、また、冷めてもしっとりとしてパサパサしない。
- 卵焼き器を火にかけて熱し、サラダ油適量をなじませる(鍋ならし)。
- ポイント
- 【卵焼き器の温度を確かめる】 菜箸の先に卵液を付けて卵焼き器に当て、温度を確かめる。菜箸に卵液が付いてくればほぼ適温。卵液が残ったらまだ温度が低い状態。
- 玉じゃくしに卵液適量をすくって流し入れ、卵焼き器を動かしながら全体に広げる。卵がふくらんできたら、菜箸で気泡をつぶしながら火を通す。ほぼ固まったら向こう側から手前に、菜箸で三つ折りにして巻く。
- ポイント
- 【卵を巻くタイミング】 卵がほぼ固まり、焼き色がついたら巻き始める。焼き色をつけると卵焼きが香ばしくなるが、火を通しすぎると口当たりが悪くなる。つくりながらちょうどよいタイミングを見つけて。
- 巻いた卵の向こう側に油適量を塗り、卵焼きを向こう側に動かす。手前にも油適量を塗り、玉じゃくしで卵液適量をすくって流し入れ、卵焼きの下にも卵液を行き渡らせる。ほぼ火が通ったら 3 と同様に手前に巻きながら焼く。これを繰り返す。
- 焼き上がったら、巻きすに取り出してたたみ、このまま冷ます。食べやすく切って器に盛る。
メモ
- 土井善晴さんのレシピ (卵焼き)
卵焼きを美味しく作る3つの極意
砂糖の効果で冷めてもしっとり香ばしく
このレシピでは、卵3個に対して砂糖大さじ3というたっぷりの分量を使用します。砂糖には保水効果があるため、加熱しても卵の水分が逃げにくくなり、パサパサせずにふっくらとした仕上がりになります。さらに、砂糖が入った卵液は加熱することで程よく焦げ目がつきやすく、その焦げが食欲をそそる香ばしさを生み出します。
冷めてもしっとりとした柔らかな口当たりが続くため、お弁当のおかずや作り置きとしても非常に優秀な役割を果たします。
菜箸を使った卵焼き器の温度確認
卵焼きをふんわりと焼き上げるためには、卵液を流し込む前の温度管理が非常に重要です。卵焼き器に油をなじませて熱したら、菜箸の先に少量の卵液をつけて鍋肌に当ててみてください。ジュッと音がして菜箸に卵液がすぐに焼き付いてくれば、ほぼ適温に達している証拠です。
もし卵液が液体のまま残ってしまう場合は、まだ温度が低すぎる状態です。この適温を見極めるひと手間を惜しまないことで、卵がフライパンにくっつかず、綺麗に巻くことができます。
焼き色と香ばしさを生み出す巻きのタイミング
卵を巻くタイミングは、卵液がほぼ固まり、底面に良い焼き色がついた瞬間がベストです。しっかりと焼き色をつけることで、卵焼き特有の香ばしい風味が生まれます。ただし、火を通しすぎてしまうと卵の水分が失われて口当たりが悪くなってしまうため、注意が必要です。
表面に気泡ができたら菜箸でこまめにつぶし、半熟より少し火が通った絶妙なタイミングで向こう側から手前へと三つ折りに巻いていきます。焼きながらちょうどよいタイミングを見つけてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
土井善晴さんのレシピで作る、甘くて香ばしい卵焼きに合わせるお酒としては、繊細な和食の味わいに寄り添う白ワインや日本酒がおすすめです。ワインを選ぶなら、フランス産のアルザス地方で作られる「ゲヴュルツトラミネール」や「ピノ・グリ」はいかがでしょうか。
ほんのりとした甘みと果実味を持つこれらの白ワインは、砂糖がしっかりと効いた甘めの卵焼きと見事なマリアージュを奏でます。また、和食の定番である日本酒を合わせる場合は、米の旨味がしっかりと感じられる「純米酒」や、少し温度を上げた「ぬる燗」がぴったりです。
卵焼きの焦げた醤油と砂糖の香ばしさが、日本酒のまろやかな風味を引き立て合い、お互いの美味しさをさらに高めてくれます。夕食の一品としてはもちろん、晩酌の気の利いたおつまみとしても最適な組み合わせをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
焼き上がった卵焼きは、巻きすに取り出して形を整えながら完全に冷まします。粗熱が取れたら密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。砂糖がしっかりと入っているため傷みにくく、約2〜3日は美味しくお召し上がりいただけます。冷めてもしっとり感が失われないため、翌日のお弁当のおかずにも最適です。
長期間保存したい場合は、1切れずつラップでぴったりと包んでから保存袋に入れ、冷凍庫で保存可能です。解凍時は自然解凍か、電子レンジで軽く温めてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、土井善晴さんのレシピから、定番のおかず「卵焼き」の作り方をご紹介しました。卵3個に対して砂糖大さじ3としょうゆ小さじ1という、シンプルながらも計算された調味料のバランスが、どこか懐かしく心温まる美味しさを生み出します。
砂糖の効果により、ふっくらとして冷めてもパサつかないしっとりとした食感が実現し、お弁当にも大活躍間違いなしの一品です。また、菜箸を使ったフライパンの温度確認や、香ばしさを引き出すための絶妙な焼き色と巻くタイミングなど、卵焼きを上手に作るための基本的なポイントも丁寧に解説しました。
巻きすを使って仕上げることで形も美しく整います。ぜひこのレシピをご家庭の食卓で実践し、極上の卵焼きを味わってみてください。
