家庭料理の第一人者である小林カツ代さん直伝のレシピをご紹介します。今回お届けするのは、毎日の食卓に寄り添う定番の汁物「キャベツとじゃがのみそ汁」です。身近な野菜であるキャベツとじゃがいもを使い、煮干しで丁寧にだしをとる、心も体も温まる一杯です。
小林カツ代さんのレシピは、シンプルでありながら素材の持ち味を最大限に活かす工夫が詰まっています。このみそ汁も、煮干しの頭と腹ワタを除く丁寧な下ごしらえや、具材を入れるタイミングなど、美味しく仕上げるための基本がしっかりと盛り込まれています。
じゃがいものほくほくとした食感と、キャベツの優しい甘みがみそのコクと絶妙にマッチし、一口飲むたびにほっとする味わいが広がります。忙しい朝の活力源としてはもちろん、毎日の夕食の温かい汁物としてもぴったりの、決して飽きのこない美味しさが魅力です。
特別な材料を使わず、ご家庭にあるいつもの野菜だけで手軽に作れるのも嬉しいポイントです。ぜひ小林カツ代さん直伝のレシピで、どこか懐かしく風味豊かな味わいの本格的なおみそ汁をご自宅で作ってみてください。
【小林カツ代さんのレシピ】キャベツとじゃがのみそ汁の作り方
Course: 汁物Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes73
kcal15
minutes家庭料理の第一人者である小林カツ代さん直伝のレシピをご紹介します。今回お届けするのは、毎日の食卓に寄り添う定番の汁物「キャベツとじゃがのみそ汁」です。身近な野菜であるキャベツとじゃがいもを使い、煮干しで丁寧にだしをとる、心も体も温まる一杯です。
材料
キャベツ 2枚
じゃがいも(小) 1コ
煮干し 5~7匹
みそ 大さじ1~1+1/2
作り方
- 鍋に水カップ2を入れ、煮干しの頭と腹ワタを除きながら加え、強火にかける。
- じゃがいもは皮をむいて薄い半月形に切り、すぐ 1 に加える。キャベツは2~3cm四方に切る。
- 煮干しの鍋が煮立ったら中火にする。じゃがいもに火が通ったらキャベツを加えてサッと煮、みそ大さじ1~1+1/2を加える。フツフツしてきたら火を止めて器に盛る。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (キャベツとじゃがのみそ汁)
キャベツとじゃがのみそ汁を美味しく作る3つの極意
煮干しの頭と腹ワタを丁寧に除く
このレシピのポイントは、煮干しの頭と腹ワタをしっかりと除いてから鍋に加えることです。このひと手間をかけることで、煮干し特有の雑味や苦味が出にくくなり、すっきりとしながらもコクのある澄んだおだしをとることができます。
強火で一気に煮出すことで、煮干しの旨味がしっかりと水に溶け出し、みその風味を引き立てる極上のベースができあがります。シンプルな具材だからこそ、だしのクオリティが全体の味わいを大きく左右するため、非常に重要な工程です。
じゃがいもは薄い半月形に切りすぐ加える
このレシピのポイントは、じゃがいもを皮をむいて薄い半月形に切り、切ったらすぐに煮干しを入れた水に加えることです。薄く切ることで火の通りが早くなり、毎日の調理時間を短縮できるだけでなく、煮干しのだしが出ると同時にじゃがいもにもじっくりと熱が通り、だしの深い旨味が中までしっかりと染み込みます。
ほくほくとした心地よい食感に仕上がり、じゃがいも特有の優しい甘みがだしの中にゆっくりと溶け出すことで、みそ汁全体の味わいが格段にまろやかで美味しくなります。
キャベツを加えたらサッと煮てみそを加える
このレシピのポイントは、じゃがいもに火が通った後にキャベツを加え、サッと短時間だけ煮てすぐにみそを加えることです。キャベツは加熱しすぎると色合いが悪くなり、シャキシャキとした食感や本来の自然な甘みが損なわれてしまいます。
サッと煮る程度にとどめることで、キャベツの爽やかな歯ごたえと鮮やかな緑色を最大限に活かすことができます。また、みそを加えた後はフツフツとしたらすぐに火を止めることで、みその豊かな風味と香りを飛ばさずに、最も美味しい状態で器に盛ることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このみそ汁に合わせる飲み物としては、日本の家庭料理になじみ深い日本茶が非常によく合います。特に、香ばしい香りが特徴のほうじ茶や玄米茶は、煮干しだしのコクやみその塩気と素晴らしい相性を見せてくれます。また、お食事全体に合わせるアルコールを選ぶのであれば、すっきりとした辛口の日本酒が最適です。
冷酒よりも、少し温めたぬる燗や人肌燗にすることで、みそ汁の温かさと調和し、お米本来の旨味がより一層引き立ちます。
洋酒であれば、樽香の少ないすっきりとした辛口の白ワイン(たとえば甲州ワインやソーヴィニヨンブランなど)を選ぶと、キャベツの甘みやじゃがいものほくほく感、およびみその発酵由来の深みある味わいを邪魔することなく、心地よいマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
このみそ汁を保存する場合は、調理後すぐに器に盛る分以外はしっかりと粗熱を取り、清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保管してください。じゃがいもやキャベツが入っているため、室温で放置すると傷みやすくなります。冷蔵保存での日持ちの目安は、翌日中(約24時間以内)に召し上がることをおすすめします。
温め直す際は、鍋に移して中火にかけ、沸騰させないようにフツフツとしたところで火を止めるのが、みその香りを損なわないコツです。なお、じゃがいもは冷凍すると食感がスカスカになって著しく風味が落ちるため、このみそ汁の冷凍保存は避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、小林カツ代さん直伝の「キャベツとじゃがのみそ汁」のレシピをご紹介しました。煮干しから丁寧にとった風味豊かなおだしに、じゃがいもの優しい甘みとキャベツの爽やかな食感が調和した、心温まる定番の汁物です。
頭と腹ワタを除いた煮干しを強火で煮出し、薄い半月形に切ったじゃがいもをすぐ加えて旨味を染み込ませるプロセスや、キャベツを加えてサッと煮る絶妙な火加減など、シンプルながらも美味しさを引き出すための大切な基本が詰まっています。毎日の食卓に寄り添う飽きのこない味わいで、朝食にも夕食にもぴったりです。
身近な食材で手軽に作れる小林カツ代さん直伝のオリジナルレシピをぜひ日々の献立に取り入れてみてください。一口飲むたびにほっと安心できる、家庭料理ならではの美味しさを存分に堪能していただけます。
