本日は、笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「ゆで鶏のみそ漬け焼き」の作り方をご紹介します。みそ漬け焼きと聞くと、生のお肉をそのままみそに漬け込んで焼く手法が一般的ですが、こちらのレシピでは「一度鶏もも肉をゆでてから漬け込む」という非常に理にかなった工程を踏むのが最大の特徴です。
鶏もも肉をあらかじめゆでて中まで火を通しておくことで、焼く際に「中まで火が通っているか」と心配する必要がなくなり、みそが焦げてしまう失敗を劇的に減らすことができます。さらに、ゆで汁につけたまま冷ますことで、お肉の水分が逃げず、驚くほどしっとりとした柔らかな食感に仕上がります。
漬け床となるみそだれは、みそ、酒、砂糖を合わせた王道の甘辛味で、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしてもたまらない味わいです。焼き上がりに添える大根おろしとすだち、ピリッとした一味とうがらしが、濃厚なみその風味をさっぱりと引き締め、最後まで飽きることなく美味しくいただけます。
笠原将弘さんならではの、家庭で失敗なく美味しく作れる工夫が詰まった珠玉のレシピです。ぜひご家庭で、このしっとり感と香ばしさのハーモニーをお楽しみください。
【笠原将弘さんのレシピ】ゆで鶏のみそ漬け焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes480
kcal30
minutes本日は、笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「ゆで鶏のみそ漬け焼き」の作り方をご紹介します。みそ漬け焼きと聞くと、生のお肉をそのままみそに漬け込んで焼く手法が一般的ですが、こちらのレシピでは「一度鶏もも肉をゆでてから漬け込む」という非常に理にかなった工程を踏むのが最大の特徴です。
材料
鶏もも肉 1枚(300g)
大根おろし 適量
すだち 1/2コ
一味とうがらし 少々
塩 少々
サラダ油 大さじ1
【みそだれ】
みそ 80g
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2
作り方
- もも肉は余分な脂を除いて筋を切る。鍋に入れてヒタヒタに水を注ぎ、塩少々を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にして10分間ゆで、火を止めてそのまま冷ます。
- 【みそだれ】の材料を混ぜ合わせる。もも肉の水けをよく拭き、【みそだれ】を全体に塗りつける。ラップをし、冷蔵庫に一晩(6時間以上)おく。
- ポイント
- 【みそだれ】は、肉の表面に塗りつける程度で十分に味がしみる。
- もも肉についた【みそだれ】をしっかり拭き取る。フライパンにサラダ油大さじ1を弱火で熱し、もも肉を皮を下にして入れ、2分間ほど焼く。焼き色がついたら裏返し、1~2分間焼く。一口大に切って器に盛り、大根おろしとすだちを添え、大根おろしに一味とうがらしをふる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (ゆで鶏のみそ漬け焼き)
ゆで鶏のみそ漬け焼きを美味しく作る3つの極意
ゆで汁につけたまま冷ましてしっとり感をキープ
このレシピの重要なポイントは、鶏もも肉を水からゆでて、沸騰後は弱火で10分間静かに火を通し、火を止めたら「そのままゆで汁の中で冷ます」という工程にあります。
鶏肉は急激な温度変化や長時間の高温加熱によってパサつきやすくなりますが、余熱を利用しながらゆっくりと冷ますことで、肉の繊維が縮まず、しっとりとした水分を保ったまま柔らかく仕上がります。このひと手間が、噛んだときのジューシーさを決定づけます。
水気をしっかり拭き取り、みそだれを密着させる
ゆで上がった鶏もも肉は、みそだれを塗る前に必ずペーパータオルなどで表面の水気をしっかりと拭き取ることが大切です。水分が残っていると、みそだれが薄まってしまい、味がぼやける原因になります。
水気を除いた鶏肉にみそだれを塗り、ラップをして冷蔵庫で一晩(6時間以上)おくことで、塩分と旨味がじっくりと肉の内部へと浸透していきます。表面に塗りつける程度の量でも、時間をかけることで十分に深い味わいが染み込みます。
焼く前にみそをしっかり拭き取り、弱火で香ばしく
みそ漬けにした肉を焼く際の最大のハードルは「焦げ付き」ですが、このレシピではすでに肉に火が通っているため、表面を香ばしく焼き上げるだけで完成します。焼く前には、肉についたみそだれをペーパーなどでしっかりと拭き取ってください。みそがたっぷりついたままだと一瞬で焦げて苦味が出てしまいます。
弱火に熱したフライパンで皮目から2分、裏返して1〜2分焼くだけで、みその芳醇な香りが引き立ち、見事な焼き色がつきます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの「ゆで鶏のみそ漬け焼き」には、みその芳醇な香りと甘み、そして鶏肉の旨味を引き立てるお酒を合わせるのがおすすめです。和食の定番である日本酒なら、米の旨味がしっかりと感じられる「純米酒」や、少し熟成感のあるものがみその風味と見事に調和します。
ワインを合わせる場合は、果実味がありつつも酸味が穏やかな白ワイン、例えば「シャルドネ」がよく合います。また、みそのコクと焦げた香ばしさには、タンニンが控えめでフルーティーな赤ワインである「ピノ・ノワール」も非常に相性が良く、料理の味わいを一段と引き上げてくれます。
添えられたすだちの酸味に合わせて、すっきりとした辛口の「スパークリングワイン」や炭酸強めのハイボールを合わせ、口の中をリフレッシュさせながら楽しむのも素晴らしい組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「ゆで鶏のみそ漬け焼き」が余った場合は、粗熱がしっかりと取れてから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。乾燥を防ぐため、しっかりと密閉することが重要です。冷蔵保存で2〜3日程度はおいしくお召し上がりいただけます。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、トースターの低温でじっくり温めると、香ばしさが復活します。ただし、みそが焦げやすいので、温めすぎには十分に注意してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した笠原将弘さんの「ゆで鶏のみそ漬け焼き」は、家庭料理における「みそ漬け焼きは焦げやすくて中まで火を通すのが難しい」という悩みを、「先にゆでる」という画期的なアプローチで見事に解決した素晴らしいレシピです。
ゆで汁のなかでゆっくりと冷ますことで鶏もも肉は驚くほどしっとり柔らかくなり、そこに甘辛いみそだれが一晩かけてしっかりと染み込みます。焼く時は表面の香ばしさを引き出すだけで良いため、失敗知らずでプロの味が再現できます。
大根おろしとすだちの爽やかな風味が、コクのある鶏肉をさっぱりとまとめ上げ、何度でも作りたくなる一品です。ぜひ、普段の食卓やおもてなしの一品としてご活用ください。
