平野レミさんのレシピ「本格レミマーボー」をご紹介します。いつもの麻婆豆腐とはひと味もふた味も違う、素材のうまみとスパイスの香りが絶妙に絡み合う一品です。このレシピの大きな特徴は、市販のひき肉を使うのではなく、豚バラの薄切り肉を自ら包丁で細かく刻んで使用する点にあります。
手間をかけて豚肉をたたくことで、肉の食感がしっかりと残り、噛むほどに溢れ出す豚肉の甘みと深いうまみが口いっぱいに広がります。また、花椒油の痺れるような辛みと爽やかな香りが食欲を刺激し、本格的な中華料理店にも引けを取らない仕上がりになります。
なすはあらかじめ中火で油をしっかりと回すことで、トロトロの食感になり、旨味たっぷりの肉味噌と豆豉醤のコクをしっかりと吸い込みます。ご飯のおかずとしてはもちろん、冷たいビールやワインのお供としても最高の相性を誇ります。
ご家庭のフライパン一つで手軽に挑戦できる本格的な味わいを、ぜひこの機会にご堪能ください。
【平野レミさんのレシピ】本格レミマーボーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes15
minutes477
kcal30
minutes平野レミさんのレシピ「本格レミマーボー」をご紹介します。いつもの麻婆豆腐とはひと味もふた味も違う、素材のうまみとスパイスの香りが絶妙に絡み合う一品です。このレシピの大きな特徴は、市販のひき肉を使うのではなく、豚バラの薄切り肉を自ら包丁で細かく刻んで使用する点にあります。
材料
なす 2コ(150g)
豚バラ肉(薄切り) 120g
木綿豆腐 1/2丁(150g)
花椒油 大さじ2
赤とうがらし 1本
ねぎ 1本(100g)
細ねぎ(小口切り) 少々
塩 適量
【A】
かつおだし カップ1/2
豆豉醤 (トーチジャン) 大さじ1+1/2(全体備考参照。)
オイスターソース 大さじ1/2(全体備考参照。)
作り方
- なすはヘタを除き、1cm角に切る。赤とうがらしはヘタを除き、種ごと半分にちぎる。ねぎは粗みじん切りにする。
- 豚肉は包丁で刻み、さらにたたいて細かくする。
- ポイント
- ひき肉ではなく、薄切り肉を刻んで使うと、うまみが断然違う。
- 鍋に 花椒油 と赤とうがらしを入れて弱火にかけ、香りが出たら 2 の豚肉を炒める。色が変わったらねぎを加え、しんなりするまで炒める。
- 1 のなすを加えて中火にし、油が回るまで炒めて【A】を加える。
- ポイント
- 味の決め手は豆豉醤。熱を加えるとまろやかなうまみが出る。
- 豆腐をざっとくずして加え、さらに一口大にくずしながら混ぜ、汁けがほとんどなくなるまで炒め煮にする。塩で味を調え、器に盛って細ねぎを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (本格レミマーボー)
本格レミマーボーを美味しく作る3つの極意
薄切り肉を刻んでうまみを引き出す
このレシピの最大のポイントは、あらかじめ挽かれた「ひき肉」を使うのではなく、豚バラの薄切り肉を自ら包丁で刻み、さらに細かくたたいて使用することです。市販のひき肉に比べて肉の繊維が適度に残り、不揃いな大きさが絶妙な食感を生み出します。
噛みしめるたびに豚バラ肉特有の濃厚な脂の甘みと肉汁が口の中に溢れ出し、料理全体のうまみが断然違ってきます。少し手間はかかりますが、このひと手間で仕上がりの満足度が格段に上がるため、絶対に外せない工程です。
花椒油と赤とうがらしで香りを立たせる
鍋に油を引く際、最初から花椒油と赤とうがらしを入れ、弱火でじっくりと加熱して香りを引き出すことが重要です。弱火で火を入れることで、花椒特有の痺れるような爽やかな香りと、種ごと半分にちぎった赤とうがらしのピリッとした辛みが油全体にしっかりと移ります。
この香り高い油で豚肉を炒めることにより、スパイシーで本格的な風味が肉そのものにコーティングされます。焦がさないように注意しながら、しっかりと香りが立つまで火を通すことが本格的な味わいに近づける秘訣です。
豆豉醤でまろやかなうまみとコクを加える
味の決め手となるのが、調味料として加える豆豉醤(トーチジャン)です。豆豉醤は特有の強いコクと塩味を持っていますが、熱を加えることで角が取れて非常にまろやかなうまみへと変化します。なすに油が回ったタイミングでかつおだしなどと一緒に加え、しっかりと炒めることで、食材全体に奥深い味わいが浸透します。
豆腐を加えた後も汁気がほとんどなくなるまで炒め煮にすることで、水っぽくならず、豆豉醤の濃厚なうまみを余すことなく味わうことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
本格レミマーボーの力強いコクとスパイシーな風味には、果実味が豊かで少しスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインが非常によく合います。例えば、シラーズやグルナッシュといったブドウ品種を使った赤ワインがおすすめです。
花椒油の爽やかな痺れや豆豉醤の深いコクが、ワインの持つスパイシーなアロマや熟したベリー系の果実味と同調し、口の中で見事なマリアージュを生み出します。また、少し冷やしたロゼワインや、華やかな香りのあるオレンジワインを合わせても、豚肉の脂の甘みをすっきりと洗い流してくれて美味しくいただけます。
もちろん、定番の冷えたビールやハイボールとも相性抜群ですので、お好きなお酒との組み合わせを存分にお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
粗熱が完全に取れてから、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2〜3日程度です。豆腐は時間が経つと水分が出て味が薄まりやすくなるため、温め直す際はフライパンや小鍋に戻し、再度少し水分を飛ばすように加熱すると、出来立てに近いコクとうまみが復活します。
冷凍保存については、豆腐の食感がスポンジ状に変わってしまい、なすの食感も損なわれるためおすすめしません。なるべく早めにお召し上がりいただくか、冷蔵保存の範囲内で美味しくお楽しみください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「本格レミマーボー」は、ご家庭のキッチンで本格的な中華料理店の味わいを再現できる素晴らしいレシピです。豚バラの薄切り肉を手作業でたたくというひと手間が、料理全体に格別のうまみと肉々しい食感をもたらします。
さらに、花椒油の爽快な香りと豆豉醤の奥深いコクが絶妙なバランスで調和し、なすと豆腐にしっかりと味が染み込むことで、ご飯が止まらなくなる最高のおかずになります。普段の麻婆豆腐とは一線を画す本格的な仕上がりながら、作り方自体は非常にシンプルで分かりやすいため、料理初心者の方でも挑戦しやすいのが魅力です。
毎日の食卓のメインディッシュとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしの逸品ですので、ぜひ一度お試しください。
