今回は、人気の料理家・飛田和緒さんのレシピ「ごぼうと豚肉の煮物」をご紹介します。日々の食卓に優しく寄り添う、飛田和緒さんならではのホッとする味わいが魅力のひと品です。このレシピの特徴は、なんといっても「ごぼう」と「豚肩ロースの塊肉」という、食べ応えのある食材の組み合わせ。
そこにナムプラーの奥深い旨みが加わることで、いつもの和風の煮物とはひと味違う、エスニックな風味もほのかに感じる絶妙な仕上がりになります。
豚こま切れ肉ではなく、あえて豚肩ロースの塊肉を小さく切って使うことで、じっくり煮込んでもお肉がパサつかず、豚肉本来の旨みをしっかりと堪能できるのが飛田和緒さん流のポイントです。ごぼうは皮ごと大きめの輪切りにすることで、土の香りと力強い食感が際立ちます。
日々の晩ごはんにぴったりの、白いご飯がどんどん進む大満足のメインおかずです。特別な日のご馳走というよりは、毎日の生活の中で何度も繰り返し作りたくなる、そんな温かみのある飛田和緒さんのレシピの魅力を余すところなくお伝えしていきます。調理工程もシンプルで覚えやすいので、ぜひお試しください。
【飛田和緒さんのレシピ】ごぼうと豚肉の煮物の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes30
minutes440
kcal40
minutes今回は、人気の料理家・飛田和緒さんのレシピ「ごぼうと豚肉の煮物」をご紹介します。日々の食卓に優しく寄り添う、飛田和緒さんならではのホッとする味わいが魅力のひと品です。このレシピの特徴は、なんといっても「ごぼう」と「豚肩ロースの塊肉」という、食べ応えのある食材の組み合わせ。
材料
ごぼう 250g
豚肩ロース肉(塊) 250g
ナムプラー 小さじ2
塩
ごま油
酒
作り方
- ごぼうはよく洗い、皮ごと2cm厚さの輪切りにし、水に1分間ほどつけて水けをきる。豚肉は1cm角に切り、塩小さじ1/3をふる。
- ポイント
- 豚肉を小さく切って煮るが、こま切れ肉では少し物足りなく、長く煮るとパサついてしまうので、うまみのある豚肩ロースの塊肉がおすすめ。
- 鍋にごま油小さじ2と豚肉を入れ、弱火にかける。動かさずに4~5分間焼き、肉が鍋からはがれるくらいになったら上下を返し、中火にして全体を炒め合わせる。ごぼう、水カップ2、酒大さじ1を加える。
- 煮立ったらアクを取り、落としぶたとふたをして、弱めの中火で20分間ほど煮る。ごぼうが柔らかくなったらナムプラーを加え、さらに5分間ほど煮る。※煮ている間は、ずっと落としぶたとふたをする。
- ポイント
- ごぼうが柔らかくなるまで煮てからナムプラーを加える。煮ている間に水分が少なくなったら、水適宜を足すとよい。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (ごぼうと豚肉の煮物)
ごぼうと豚肉の煮物を美味しく作る3つの極意
豚肩ロースの塊肉を選ぶ理由とその焼き方
このレシピの最大のポイントは、豚こま切れ肉ではなく「豚肩ロース肉(塊)」を選ぶことです。小さく切ってじっくりと煮込む料理の場合、こま切れ肉では火が通りすぎてパサついてしまい、食感も物足りなくなってしまいます。
旨みが豊富で適度な脂が入った肩ロースの塊肉を1cm角に切って使うことで、煮込んでもしっとり柔らかく仕上がります。また、鍋にごま油を入れて弱火にかけたら、4〜5分間は絶対に動かさずに焼くのがコツです。
肉が鍋から自然にはがれるようになるまで待つことで、表面がコーティングされ、肉の旨みを中にギュッと閉じ込めることができます。
ごぼうの風味を最大限に生かす下ごしらえ
ごぼうの香りや旨みは皮の周辺に多く含まれているため、皮は剥かずに「皮ごと」調理するのがこのレシピの鉄則です。タワシなどでよく洗って泥を落とし、2cm厚さという大胆な輪切りにすることで、ホクホクとしたごぼう特有の食感と豊かな大地の香りを存分に楽しむことができます。
水につける時間はたったの1分間ほどで十分です。長く水にさらしすぎると、せっかくの風味や栄養素まで一緒に流れ出てしまうため、サッとアクを抜く程度に留めてしっかりと水けをきり、そのまま鍋に加えて煮込んでいくのが美味しく仕上げるための極意となります。
ナムプラーを加えるタイミングと煮込みのコツ
味の決め手となるナムプラーですが、最初から入れるのではなく「ごぼうが柔らかくなってから」加えるのが重要です。まずは酒と水だけで弱めの中火で20分間ほど煮込み、ごぼうに火を通します。この時、アクを取り除いたら、ずっと落としぶたとふたの両方をして煮ることで、味が均一に回りやすくなります。
ごぼうがしっかりと柔らかくなったことを確認してからナムプラー(小さじ2)を加え、さらに5分間ほど煮て味をなじませます。もし煮ている途中で水分が少なくなってしまった場合は、焦げ付かないように適宜水を足しながらじっくりと煮上げてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんの「ごぼうと豚肉の煮物」は、ナムプラーの個性的な旨みとごぼうの土の香りが重なり合う、非常に奥深い味わいが特徴です。この料理には、まろやかな果実味と穏やかな酸味を持つ白ワインや、軽めの赤ワインがよく合います。
例えば、フランスのロワール地方で造られるシュナン・ブラン種を使用した白ワインは、ごぼうの根菜の風味に寄り添い、ナムプラーの塩気を優しく包み込んでくれます。また、赤ワインを合わせるなら、タンニンが控えめでフルーティーなピノ・ノワールや、スペインのガルナッチャなどがおすすめです。
豚肩ロース肉の脂の甘みと赤ワインの果実味が絶妙なマリアージュを生み出します。ビールがお好きな方は、少しコクのあるペールエールやアンバーエールを選ぶと、ごま油の香ばしさとお肉の旨みをさらに引き立ててくれるでしょう。ぜひお好みのドリンクと一緒に、心温まる一皿をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
このごぼうと豚肉の煮物は、少し時間を置くことでさらに味が食材の奥まで染み込み、より一層美味しくなるため、休日の作り置きにも最適なレシピです。調理後は粗熱をしっかりと取ってから、清潔な密閉性の高い保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵状態で約3〜4日ほど日持ちします。
食べる直前に温め直す際は、電子レンジを使用するか、小鍋に移して弱火でゆっくりと加熱してください。ナムプラーの風味が飛んでしまわないよう、グツグツと沸騰させすぎないのが美味しく温めるポイントです。お弁当のメインおかずとして活用するのも非常におすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、飛田和緒さんのレシピ「ごぼうと豚肉の煮物」の作り方を詳しくご紹介しました。ごぼうと豚肉という定番の組み合わせに、ナムプラーのコクとごま油の香ばしさを効かせることで、ひと口食べたらお箸が止まらなくなる絶品の煮物が完成します。
豚こま切れ肉ではなく豚肩ロースの塊肉を使い、動かさずにじっくりと焼き付けること、そしてごぼうを皮ごと2cm厚さの輪切りにすることなど、飛田和緒さんならではの細やかなポイントをしっかり押さえるだけで、家庭の味がプロ顔負けの一皿へと格上げされます。
煮込み時間は少しかかりますが、落としぶたとふたをしてコトコト煮るだけなので、実はとても手軽に作れるのも嬉しいポイントです。今日の晩ごはんのメインおかずに迷ったら、ぜひこの心温まる煮物を作ってみてはいかがでしょうか。
