和食のプロフェッショナルである笠原将弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ごぼうの豊かな風味と桜えびの香ばしさが絶妙に絡み合う「桜えび入りたたきごぼう」の作り方です。和食の基本を大切にしながらも、家庭で手軽に作れるように工夫された笠原将弘さん直伝のレシピとなっています。
たたきごぼうといえば、おせち料理などの定番としておなじみですが、桜えびや白すりごまを加えることで、より奥深いコクと旨味がプラスされ、普段のおかずや晩酌のお供としても大活躍する一品に仕上がります。
ごぼうをゆでてから麺棒でたたくという丁寧な下処理を行うことで、繊維が程よくほぐれ、調味料が中までしっかりと染み込むようになります。さらに、特製の甘酢にじっくりと漬け込む時間を設けることで、味がより一層馴染み、ごぼう本来の野性味あふれる香りと甘酢の爽やかな酸味が完璧なバランスを生み出します。
日々の食卓に彩りを添える本格的な和の副菜を、ぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】桜えび入りたたきごぼうの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes20
minutes186
kcal35
minutes和食のプロフェッショナルである笠原将弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ごぼうの豊かな風味と桜えびの香ばしさが絶妙に絡み合う「桜えび入りたたきごぼう」の作り方です。和食の基本を大切にしながらも、家庭で手軽に作れるように工夫された笠原将弘さん直伝のレシピとなっています。
材料
ごぼう 200g
桜えび(乾) 20g
【A】
酢 カップ1
水 カップ1
砂糖 80g
【B】
酢 大さじ4
うす口しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
すりごま(白) 大さじ2
作り方
- ごぼうはよく洗って鍋に入る大きさに切る。鍋に入れて水をヒタヒタに注ぎ、柔らかくなるまでゆでる。水けをきり、麺棒でたたいてひびを入れる。
- ポイント
- たたいてごぼうの繊維をくずし、味をしみ込みやすくする。たたきすぎず、程よく形を残すとよい。
- 1 を5cm長さに切り、半割り、または四つ割りにする。
- ボウルに【A】を混ぜ合わせて 2 を加え、冷蔵庫に6~8時間おく。汁けをきり、【B】、桜えびを加えてあえる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (桜えび入りたたきごぼう)
桜えび入りたたきごぼうを美味しく作る3つの極意
ごぼうをたたいて繊維をくずす
このレシピの重要なポイントは、ごぼうをゆでた後に麺棒で軽くたたいてひびを入れる工程です。ごぼうは非常に繊維がしっかりしている根菜ですが、適度にたたくことで繊維がほぐれ、後から加える調味料が内部までしっかりと浸透するようになります。
ただし、ここで強くたたきすぎるとごぼうの形が完全に崩れてしまい、せっかくの心地よい歯ごたえが失われてしまいます。程よく形を残しながら、表面にひびが入る程度に優しくたたくのがコツです。これにより、シャキッとした食感と味の染み込みやすさを両立させることができます。
甘酢に長時間漬け込んで味を含ませる
もう一つの大切なポイントは、ごぼうを【A】の甘酢(酢、水、砂糖)に漬け込み、冷蔵庫で6〜8時間という長時間をかけてじっくりとおくことです。この工程を経ることで、ごぼうの内部までしっかりと甘酢の爽やかな風味と甘みが染み渡ります。
短時間の漬け込みでは表面にしか味が乗りませんが、半日ほど寝かせることでごぼうの持つ土の香りと甘酢の酸味が一体化し、角の取れたまろやかな味わいに変化します。食べる前日にこの作業までを済ませておくと、味がしっかりと馴染んだ状態で翌日のおかずとして美味しく楽しむことができます。
汁気をきってから仕上げの調味料であえる
最後の仕上げにおけるポイントは、甘酢に長時間漬け込んだごぼうの汁気をしっかりと切ってから、【B】の調味料(酢、うす口しょうゆ、砂糖、すりごま)と桜えびをあえることです。漬け汁を残したままあえてしまうと、せっかくのうす口しょうゆの風味やすりごまの香ばしさが薄まってしまい、全体の味がぼやけてしまいます。
汁気をしっかり切ることで、仕上げの調味料がごぼうの表面にしっかりと絡み、すりごまのコクと桜えびの凝縮された旨味がダイレクトに口の中に広がるようになります。汁気のコントロールが料理の完成度を大きく左右します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さん直伝の「桜えび入りたたきごぼう」は、ごぼうの土の香りと桜えびの香ばしさ、そして甘酢の爽やかな酸味が特徴的な和の副菜です。この繊細かつ旨味の強い味わいには、すっきりとした辛口の日本酒や、ミネラル感のある白ワインが非常に良く合います。
白ワインを合わせるなら、シャブリなどのフランス産のシャルドネや、日本の甲州ワインがおすすめです。甲州ワインの持つ柑橘系の爽やかな香りとほのかな苦味は、ごぼうの風味や甘酢の酸味と美しく調和し、料理の味わいを一層引き立ててくれます。
また、桜えびの旨味に寄り添うように、少しフルーティーな香りを持つロゼワインを合わせるのも素晴らしい選択です。ロゼワインのほのかな甘みと酸味が、ごぼうとごまの風味を包み込み、食卓をより華やかに彩ってくれます。ぜひ、お好みのワインや日本酒と一緒に、和の奥深いマリアージュをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
この「桜えび入りたたきごぼう」は、お酢をしっかりと使っているため、作り置きのおかずとしても大変優秀です。保存する際は、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存での日持ちの目安は約3〜4日程度です。
時間が経つにつれてごぼうに調味料がさらに染み込み、作った当日とはまた違ったまろやかな味わいを楽しむことができます。ただし、すりごまや桜えびの風味は徐々に落ちていくため、香ばしさを最大限に楽しみたい場合は早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。食べる際は清潔な箸で取り分けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、和食のプロフェッショナルである笠原将弘さんのレシピ「桜えび入りたたきごぼう」の作り方をご紹介しました。一般的なたたきごぼうに桜えびの旨味とすりごまのコクをプラスした、笠原将弘さん直伝の味わい深い一品です。
ごぼうをゆでてから麺棒でたたいて繊維をほぐし、特製の甘酢に6〜8時間じっくりと漬け込むことで、中までしっかりと味が染み込んだ絶妙な仕上がりになります。
仕上げに加えるうす口しょうゆベースの調味料と桜えびが、ごぼうの風味をさらに引き立て、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにも最適な一皿となっています。ご家庭にある身近な調味料を使って、本格的な和の副菜を手軽に作ることができる素晴らしいレシピです。
日々の献立のレパートリーにぜひ加えていただき、素材の持つ旨味と丁寧な下ごしらえが生み出す豊かな味わいを、ご家族皆様でお楽しみください。
