平野レミさんのオリジナルレシピ「丼ぶりでフルコース」をご紹介します。このレシピは、ひとつの丼の中で豊かな味わいと食感のコントラストを楽しむことができる、まさにフルコースのような満足感を得られる一品です。メインとなる食材は脂の乗ったぶり。
そぎ切りにしたぶりに塩をふって臭みを抜き、かたくり粉でコーティングしてから風味豊かな和風だしで煮ることで、旨味をしっかりと閉じ込めつつ、つるんとした口当たりに仕上がります。さらに、このレシピの最大の特徴は香ばしく揚げたご飯です。
食べやすく平らに丸めたご飯に小麦粉を薄くまぶし、170度の油でカリッと揚げることで、だしの旨味を吸ってもベチャッとならず、最後まで美味しくいただけます。
仕上げに添える水菜のシャキシャキ感や、柚子こしょうと柚子の皮の爽やかな香りが、濃厚なぶりと揚げたご飯の味わいをキリッと引き締め、絶妙なバランスを生み出します。平野レミさんならではの、アイデアと美味しさが詰まったレシピをぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】丼(どん)ぶりでフルコースの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes580
kcal30
minutes平野レミさんのオリジナルレシピ「丼ぶりでフルコース」をご紹介します。このレシピは、ひとつの丼の中で豊かな味わいと食感のコントラストを楽しむことができる、まさにフルコースのような満足感を得られる一品です。メインとなる食材は脂の乗ったぶり。
材料
ぶり(切り身) 2切れ(240g)
ご飯 200g
水菜 適量
柚子(ゆず)こしょう 適量
柚子の皮 適量
塩 小さじ1/4
かたくり粉 適量
小麦粉 適量
揚げ油 適量
【A】
だし(かつお) カップ3
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
塩 小さじ1/2
作り方
- ぶりはそれぞれ3つにそぎ切りにして塩をふり、5分間ほどしたら水けをふいてかたくり粉をまぶす。
- ポイント
- かたくり粉をまぶしてから煮ることで、うまみを閉じ込め、ツルンとした口当たりに。
- ご飯を12等分にして平たく丸め、小麦粉を薄くまぶして170℃に熱した揚げ油できつね色にカリッと揚げ、油をきって2つの椀(わん)に盛る。
- ポイント
- ご飯は食べやすく、揚げやすいように平らに丸める。小麦粉をまぶして揚げることで、ご飯どうしがくっつきにくくなり、きつね色に仕上がる。
- 鍋に【A】を入れて温め、 1 のぶりを入れて火を通し、 2 にかける。水菜を添え、柚子こしょう、柚子の皮をのせる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (丼(どん)ぶりでフルコース)
丼(どん)ぶりでフルコースを美味しく作る3つの極意
ぶりに片栗粉をまぶして旨味を閉じ込め、ツルンとした食感に
ぶりはそれぞれ3つにそぎ切りにし、調理する前に塩をふり、5分間ほど置いてから出てきた水気をしっかりと拭き取ります。その後、全体にかたくり粉をまぶしてからかつおだしの効いた煮汁で火を通すのが、このレシピの重要なポイントです。
かたくり粉のコーティングがぶりの豊かな旨味を外に逃がさず、パサつきを防いでしっとりと仕上げてくれます。また、表面がとろみを帯びるため、ツルンとした滑らかな口当たりになり、上品な和風だしとも実によく絡むようになります。
ご飯は平らに丸めて小麦粉をまぶし、カリッと香ばしく揚げる
使用する200gのご飯は12等分にし、食べやすく揚げやすいように平らに丸めておきます。ここに薄く小麦粉をまぶすことで、170度に熱した揚げ油に入れた際にご飯粒同士がくっつきにくくなり、ムラなく全体を美しいきつね色に揚げることができます。
小麦粉の膜が香ばしさを生み出し、外はカリッと、中はもっちりとした食感のコントラストが生まれます。この香ばしく揚げたご飯に、ぶりの旨味が溶け出た熱々のだしをかけることで、まるでおこげのような風味豊かな味わいが完成します。
薬味の柚子と水菜で、豊かな香りと食感のアクセントを加える
料理の仕上げに添える水菜、柚子こしょう、そして柚子の皮は、全体の味を引き締め、フルコースのような奥深さを演出するための欠かせない要素です。カリッと揚げた香ばしいご飯と、こってりとした旨味を持つぶりの組み合わせは非常に満足感が高い反面、味が単調になりがちです。
そこにフレッシュな水菜のシャキシャキとした食感が加わることで、最後まで食べ飽きません。さらに、柚子こしょうのピリッとした辛味と柚子の皮の爽やかな柑橘の香りが、和風だしの風味をより一層引き立ててくれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「丼ぶりでフルコース」は、ぶりの濃厚な旨味とかつおだしの風味、そして柚子の爽やかな香りが特徴的な和食です。この料理には、ミネラル感があり、柑橘系の香りを持つ白ワインが非常によく合います。
例えば、フランスのロワール地方で作られるソーヴィニヨン・ブランは、柚子の皮や柚子こしょうの爽やかな酸味やハーブ感と美しく同調し、料理の風味を一層引き立ててくれます。また、揚げた香ばしいご飯や和風だしとの相性を考慮すると、日本の甲州ワインも素晴らしい選択肢となります。
甲州ワインの持つ繊細な果実味とスッキリとした酸味、そして和食に寄り添うようなほのかな渋みが、ぶりの脂をさっぱりと洗い流し、口の中をリフレッシュさせてくれます。日本酒であれば、香りが穏やかで米の旨味がしっかりと感じられる純米酒を合わせると、だしの旨味と見事に調和します。
保存テクニックと温め直し方
このレシピは、揚げたご飯のカリッとした食感や、ぶりのツルンとした滑らかな口当たりを楽しむため、出来立てをすぐに召し上がっていただくのが最も美味しい食べ方です。どうしても保存が必要な場合は、揚げたご飯、ぶりの煮物、薬味(水菜、柚子)をそれぞれ別々の密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。
お召し上がりの際は、ぶりとだし汁を鍋で温め直し、揚げたご飯はオーブントースターで軽く加熱してカリッとした食感を復活させてから器に盛り付け、最後に薬味を添えるようにすると、作り立てに近い状態を楽しめます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん直伝の「丼ぶりでフルコース」は、ぶり、ご飯、だし、そして薬味というシンプルな組み合わせながら、計算された調理法によって驚くほど奥深い味わいを生み出す極上のレシピです。
塩をふって水けをふき、かたくり粉でコーティングしたぶりは、かつおだしで煮ることでツルンと滑らかな口当たりに仕上がり、旨味がしっかりと閉じ込められます。また、平らに丸めて小麦粉をまぶし、170度の油でカリッと香ばしく揚げたご飯は、熱々のだしを吸うことで絶妙なおこげのような食感へと変化します。
器の中でぶり、揚げご飯、だしが一体となり、仕上げに添える水菜のシャキシャキ感と柚子の爽やかな香りがアクセントを加えます。ひとつの丼でまるでフルコースを味わったかのような深い満足感と感動を与えてくれる、アイデア満載の特別なレシピです。
