今回はテレビや雑誌で大人気の料理愛好家、平野レミさん直伝のレシピ「豚でもうま芋南蛮」をご紹介します。このお料理は、秋の味覚であるホクホクのさつまいもと、ジューシーな豚肩ロース肉を組み合わせた、ボリューム満点のおかずです。
一般的な魚を使った南蛮漬けとは異なり、お肉を使うことで食べ応えがアップし、育ち盛りのお子様から大人まで大満足できる一品に仕上がっています。平野レミさんらしい手軽でユニークな調理法が随所に散りばめられており、フライパンひとつと電子レンジを活用して、驚くほど手際よく本格的な南蛮漬けを作ることができます。
甘酸っぱいたれがしっかりと染み込んだお野菜とお肉は、白いご飯のおかずにはもちろん、お酒のおつまみとしても抜群の相性を誇ります。さつまいもの優しい甘みと、ピリッと辛い赤とうがらしのアクセントが絶妙に調和した、平野レミさんならではの素晴らしい味わいをぜひご家庭でお楽しみください。
【平野レミさんのレシピ】豚でもうま芋南蛮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes10
minutes520
kcal25
minutes今回はテレビや雑誌で大人気の料理愛好家、平野レミさん直伝のレシピ「豚でもうま芋南蛮」をご紹介します。このお料理は、秋の味覚であるホクホクのさつまいもと、ジューシーな豚肩ロース肉を組み合わせた、ボリューム満点のおかずです。
材料
さつまいも(皮付きのまま1cmの輪切り) 250g
豚肩ロース肉(薄切り/一口大に切る) 150g
片栗粉 適量
さやいんげん(斜め3等分に切る) 5本
たまねぎ(薄切り) 1/2コ
揚げ油 適量
【A】
酒 小さじ1
塩 小さじ1/8
【B】
だし カップ1/2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
酢 大さじ2
赤とうがらし(小口切り) 1/2本分
作り方
- 豚肉に【A】をふり下味をつけ、片栗粉をまぶす。
- 耐熱容器に【B】を入れ混ぜ、ラップをして電子レンジ(600W)に1分間かけ、熱いうちにたまねぎを漬ける。
- フライパンに揚げ油を1cm入れて、さつまいもを入れて火をつける。中火で5分間ほど、さつまいもにじっくり火を通したら 2 の漬けだれに入れておく。
- 次にいんげん、 1 の肉の順で揚げ、肉はしっかりと色目がつくまでカリっと揚げ、 3 に加えて味が馴染むまで漬ける。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (豚でもうま芋南蛮)
豚でもうま芋南蛮を美味しく作る3つの極意
レンジを活用した熱い漬けだれへのたまねぎの即漬け
このレシピのポイントは、調味料を合わせただしの漬けだれを電子レンジでしっかり加熱し、熱いうちに薄切りのたまねぎを漬け込むことです。耐熱容器にだし、しょうゆ、砂糖、酢、赤とうがらしを入れて混ぜ、600Wの電子レンジで1分間加熱します。
この熱々の状態のたれにたまねぎを入れることで、たまねぎ特有の強い辛味が適度に和らぎ、同時にだしの旨味と甘酢のさっぱりとした味わいが芯まで一気に染み込みます。これにより、後から加える揚げたての食材とも味がなじみやすくなり、全体の一体感が劇的に向上します。
さつまいもを油からじっくり加熱するコールドスタート
このレシピのポイントは、さつまいもを冷たい油の状態から入れてじっくりと火を通す「コールドスタート」という揚げ方です。フライパンに揚げ油を1cmほど入れ、切ったさつまいもを並べてから火をつけます。
中火で5分間ほど時間をかけて加熱することで、さつまいもの内部にある澱粉がゆっくりと糖化し、甘みが最大限に引き出されます。急激に高温で揚げてしまうと表面だけが焦げて中は硬いままになりますが、この方法なら中までホクホクに仕上がります。揚げたてをすぐに漬けだれに入れることで、味が奥まで浸透します。
豚肉をカリッと香ばしく色目がつくまで揚げる仕上げ
このレシピのポイントは、下味をつけて片栗粉をまぶした豚肩ロース肉を、フライパンでしっかりと色目がつくまでカリッと揚げることです。
さつまいもといんげんを先に揚げた後の油を使い、肉の表面がキツネ色になるまで入念に揚げ焼きにすることで、お肉のジューシーな肉汁を閉じ込めるとともに、香ばしい風味をプラスします。
この「カリッと感」があるからこそ、甘酢の漬けだれに加えた後もしっかりとたれを吸い込みつつ、衣がベチャつかずに心地よい食感をキープでき、噛むたびに旨味が広がる仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この甘酸っぱく濃厚な味わいの南蛮漬けには、すっきりとした酸味とフルーティーな果実味を併せ持つワインが非常によく合います。特におすすめなのが、フランスのロワール地方やニュージーランド産のソーヴィニヨンブランという品種の白ワインです。
ハーブのような爽やかな香りとキレのある酸味が、豚肩ロース肉の脂っぽさを心地よく洗い流し、お口の中をさっぱりとリセットしてくれます。また、さつまいもの上品な甘みや砂糖のコクには、ほんのり甘口に仕上げられたドイツ産のリースリングや、華やかなアロマを持つロゼワインも素晴らしい相性を示します。
赤ワインを合わせる場合は、渋みが控えめで軽やかなライトボディのピノノワールなどを少し冷やして合わせると、お肉の旨味を引き立てつつ、南蛮酢の酸味とも喧嘩せずにお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
調理後は、味がしっかりと馴染むまで漬けだれに浸した状態のまま、粗熱をしっかりと取ってから保存容器に移してください。密閉できるタッパーなどの容器に入れ、冷蔵庫で保管することをおすすめします。冷蔵保存の場合の保存期間の目安は、調理した翌日から約2〜3日以内です。
時間が経つにつれて、さつまいもやたまねぎ、豚肉に甘酢だれがさらに深く染み込み、調理直後とはまた違ったまろやかで奥深い美味しさを楽しむことができます。
お召し上がりになる際は、冷蔵庫から出して少し常温に戻すか、電子レンジでほんの少しだけ人肌程度に温めると、豚肉の脂が溶けて美味しくいただけますが、冷たいままでもさっぱりとしていておつまみに最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん直伝の「豚でもうま芋南蛮」は、さつまいもの優しい甘みと豚肩ロース肉のコクが、特製の甘酢だれと見事に融合した絶品おかずです。
電子レンジで加熱した熱々の漬けだれにたまねぎを即座に漬ける工夫や、さつまいもを冷たい油からじっくりと中火で5分間揚げて甘みを引き出す手法など、プロならではの無駄のない調理プロセスが特徴です。
さらに、片栗粉をまとわせた豚肉をカリッと香ばしく揚げることで、たれに漬けても食感が損なわれず、噛むほどに旨味が溢れ出します。彩りを添えるさやいんげんも加わり、見た目にも鮮やかで食卓が華やぎます。
ご飯が進む主菜としてはもちろん、冷えた白ワインやロゼワインのお供にもぴったりな、何度も作りたくなる完成度の高いオリジナルレシピです。
