料理研究家、大原千鶴さんのご家庭で愛される「ふっくら五目豆」のレシピをご紹介します。大原さんのレシピは、素材の味を最大限に引き出すシンプルな調理法が特徴。今回の五目豆も、大豆をじっくりと水で戻し、丁寧にアクを取り除くことで、豆本来の甘みと旨みを存分に味わえる一品に仕上がります。
干ししいたけやごぼう、にんじんなど、彩り豊かな具材を使い、食感のハーモニーも楽しめるのが魅力。それぞれの素材が持つ風味を引き立て合い、滋味深い味わいを醸し出します。大原さん直伝の丁寧な下ごしらえと煮方で、いつもの五目豆が格段に美味しくなること間違いなし。
ぜひ、食卓に温かい「ふっくら五目豆」を添えて、心も体も満たされるひとときをお過ごしください。
【大原千鶴さんのレシピ】ふっくら五目豆の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes1
hour30
minutes280
kcal105
minutes料理研究家、大原千鶴さんのご家庭で愛される「ふっくら五目豆」のレシピをご紹介します。大原さんのレシピは、素材の味を最大限に引き出すシンプルな調理法が特徴。今回の五目豆も、大豆をじっくりと水で戻し、丁寧にアクを取り除くことで、豆本来の甘みと旨みを存分に味わえる一品に仕上がります。
材料
大豆(乾) 120g
干ししいたけ 2枚
ごぼう(細いもの) 1本(70g)
にんじん 1/2本(110g)
こんにゃく 1/2枚(120g)
れんこん 4cm(90g)
豚バラ肉 100g
昆布 8cm(4g)
砂糖
うす口しょうゆ
作り方
- 大豆はサッと洗って水カップ3(大豆の5倍量)につけ、そのまま一晩おいて戻す。
- ポイント
- 大豆は水につけて、そのまま一晩(約7時間)おく。つくる前の晩につけておくとよい。水につける前は丸かった豆が、水を吸ってだ円形になる。
- 大豆が十分に戻ったら、戻し汁ごと厚手の鍋に移し、そのまま中火にかける。沸騰したら弱火にし、表面のアクを取りながら40~50分間ゆでる。
- ポイント
- 戻し汁でゆでるのがコツ。沸騰したらとろ火にしてゆっくり煮る。アクがたくさん出てくるのですくう。
- 干ししいたけは洗って水に約1時間つけて戻し、石づきを除いて7mm角に切る。
- ごぼうはたわしで洗って、細ければそのまま、太ければ縦半分に切ってから7mm幅に切り、たっぷりの水に1分間ほど放してアクをぬき、ざるに上げる。にんじんは皮をむいて7mm角に切り、れんこんも同様に切ってサッと水にくぐらせ、ざるに上げて水けをきる。豚バラ肉は7mm角に切る。昆布は料理ばさみで5mm角に切る。
- ポイント
- 火の入り加減が均一になるように、にんじんやごぼうなどの具は大きさをそろえて切っておく。
- こんにゃくは洗ってスプーンでほかの具と大きさをそろえるように小さくちぎり、熱湯で約2分間ゆでてざるに上げる。
- ポイント
- こんにゃくは切るよりもスプーンでちぎると味がしみやすくなる。
- 2 の鍋に 3 ~ 5 の具を入れる。汁がヒタヒタになるくらいでちょうどよい。汁が多すぎる場合は、加減して取り分けておく。中火にかけ、沸騰したらごく弱火にし、アクを取りながら、柔らかくなるまで約30分間煮る。
- ポイント
- 大豆と具をゆで汁ごと煮ると味がよくなる。皮などが破れないように弱火でゆっくり、アクをすくいながら煮る。
- 昆布が柔らかくなってきたら、砂糖大さじ2を加えて約10分間煮、さらにうす口しょうゆ大さじ2を加える。味をみて、ふたをずらしてのせ、そのまま約1時間煮る。昆布がトロリとし、全体にツヤツヤした照りが出て、柔らかく煮上がったら火を止め、そのまま冷まして味を含ませる。
- ポイント
- 最初に砂糖を加えて浸透させ、10分後にうす口しょうゆを加えて味を重ねる。ふたをずらして、ゆっくりと柔らかく煮る。煮上がったら、冷ましながら味を含ませる。
メモ
- 大原千鶴さんのレシピ (ふっくら五目豆)
ふっくら五目豆を美味しく作る3つの極意
大豆は水でじっくり戻す
大豆を水につけて一晩(約7時間)かけてじっくりと戻すことで、豆が十分に水分を吸収し、ふっくらとした食感に仕上がります。水につける前は丸かった豆が、水を吸ってだ円形になるのが目安です。この丁寧な下準備が、煮上がりの美味しさを大きく左右します。
時間をかけて戻すことで、大豆本来の甘みと旨みが引き出され、より味わい深い五目豆になります。
弱火でアクを取りながら煮る
大豆を戻し汁ごと鍋に移し、沸騰したら弱火にしてアクを取りながら40~50分煮ることで、大豆が柔らかく、味が染み込みやすくなります。アクを丁寧に取ることで、雑味がなくなり、すっきりとした味わいに仕上がります。焦らず、弱火でじっくりと煮ることで、大豆の旨みを最大限に引き出すことができます。
砂糖とうす口しょうゆを順番に加える
昆布が柔らかくなってきたら、最初に砂糖を加えて約10分煮て、その後うす口しょうゆを加えることで、味が段階的に染み込み、深みのある味わいになります。最初に砂糖を加えることで、素材の甘みを引き出し、その後にしょうゆを加えることで、味がまとまります。
ふたをずらしてのせ、ゆっくりと柔らかく煮ることで、味が均一に染み込み、より美味しく仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ふっくら五目豆には、軽めの赤ワインがおすすめです。例えば、フランスのボージョレ地区で造られる「ボージョレ・ヌーヴォー」は、フレッシュでフルーティーな味わいが、五目豆の優しい甘さとよく合います。また、日本の食卓に合うように造られた、軽やかな飲み口の赤ワインも良いでしょう。
冷やして飲むことで、より一層爽やかな味わいが楽しめます。白ワインなら、辛口のリースリングがおすすめです。その酸味が五目豆の甘さを引き立て、食欲をそそります。
保存テクニックと温め直し方
ふっくら五目豆は、冷蔵庫で3〜4日保存可能です。保存する際は、粗熱を取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。食べる際には、電子レンジで温め直すか、鍋で軽く温めると美味しくいただけます。冷凍保存も可能ですが、解凍すると若干食感が変わる場合があります。
冷凍する場合は、小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れて保管してください。1ヶ月以内を目安に食べきるようにしましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
大原千鶴さん直伝の「ふっくら五目豆」は、素材の旨みを丁寧に引き出した、家庭料理の定番です。大豆を時間をかけて水で戻し、弱火でじっくりと煮ることで、豆本来の甘みとふっくらとした食感を実現。
干ししいたけ、ごぼう、にんじん、こんにゃく、れんこん、豚バラ肉といった彩り豊かな具材が、それぞれの風味を主張しつつも調和し、滋味深い味わいを生み出します。砂糖とうす口しょうゆを順番に加えることで、味が重なり、奥深い風味に。煮上がった五目豆は、冷ますことで味が染み込み、より美味しくなります。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずやお酒のお供にも最適。ぜひ、大原さんのレシピで、愛情たっぷりの五目豆を作ってみてください。
