季節の移ろいを感じさせる、爽やかな香りとみずみずしさが魅力の新しょうが。今回は、大人気日本料理店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのオリジナルレシピ、「新しょうがだれ」の作り方をご紹介します。新しょうががスーパーに並ぶ時期になると、ぜひ作っておきたい万能調味料です。
このレシピは、新しょうが特有の辛味と香りを最大限に活かしつつ、サラダ油、酢、しょうゆ、そしてはちみつというご家庭にある身近な調味料を絶妙なバランスで配合しているのが特徴です。はちみつを加えることで、酢の酸味の角が取れてまろやかになり、奥深いコクが生まれます。
作り方も非常にシンプルで、火を使わずにすりおろして混ぜるだけという手軽さも嬉しいポイントです。冷奴にたっぷりとかけたり、豚しゃぶや蒸し鶏などの肉料理に合わせたり、あるいは白身魚のカルパッチョ風ソースとして活用したりと、普段のおかずをワンランク上の味わいへと引き上げてくれます。
笠原将弘さん直伝の本格的で香り高い万能だれを、ぜひご自宅でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】新しょうがだれの作り方
Course: 調味料Cuisine: 和食4
servings5
minutes20
minutes158
kcal25
minutes季節の移ろいを感じさせる、爽やかな香りとみずみずしさが魅力の新しょうが。今回は、大人気日本料理店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのオリジナルレシピ、「新しょうがだれ」の作り方をご紹介します。新しょうががスーパーに並ぶ時期になると、ぜひ作っておきたい万能調味料です。
材料
新しょうが 100g
サラダ油 カップ1/4
酢 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
はちみつ 大さじ2
作り方
- 新しょうがは皮をスプーンでこそげてすりおろし、サラダ油、酢、しょうゆ・はちみつと混ぜ合わせる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (新しょうがだれ)
新しょうがだれを美味しく作る3つの極意
新しょうがの皮はスプーンで優しくこそげる
このレシピの最大のポイントは、新しょうがの皮の処理方法にあります。包丁やピーラーを使って厚く剥いてしまうと、皮のすぐ下にある最も香りが強く美味しい部分まで捨ててしまうことになります。新しょうがは皮が非常に薄く柔らかいため、スプーンの縁を使って表面を軽くこするようにこそげるだけで十分に綺麗になります。
汚れや少し硬い部分だけを取り除き、香りの成分をしっかりと残すことで、すりおろしたときに立ち上る爽やかな風味が格段に良くなります。手間も省けて風味もアップする、大切な工程です。
はちみつを使って自然な甘みとコクをプラス
甘みをつけるために砂糖ではなく「はちみつ」を使用しているのも、このレシピの重要なポイントです。はちみつは砂糖よりも保水性が高く、また独特のコクと風味を持っているため、酢のツンとした酸味や新しょうがの強い辛味を優しく包み込み、全体をまろやかにまとめる役割を果たします。
さらに、火を使わずに混ぜ合わせるだけの工程において、液体であるはちみつは他の調味料やサラダ油とスムーズに馴染みやすく、ダマになる心配がありません。仕上がりにも美しいツヤを与えてくれます。
サラダ油で乳化させて素材に絡みやすくする
すりおろした新しょうがに、酢、しょうゆ、はちみつといった水分量の多い調味料だけでなく、カップ1/4もの「サラダ油」を合わせることで、ドレッシングのようなとろみが生まれます。しっかりと混ぜ合わせることで油と水分が乳化し、口当たりが非常に滑らかになります。
この油分があるおかげで、あっさりとした豆腐や茹でたお肉にかけたときにも、たれが流れ落ちずに食材にしっかりと絡みつきます。ごま油やオリーブオイルではなく、あえてクセのないサラダ油を使うことで、新しょうがの主役である香りを邪魔しません。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの新しょうがだれは、その爽やかな香りと程よい酸味が特徴で、様々なお料理やお酒とのペアリングが楽しめます。お料理であれば、シンプルに冷奴にかけるのはもちろん、冷しゃぶや茹で鶏、白身魚のフライや唐揚げなどの揚げ物にかけても、油のくどさをさっぱりと中和してくれます。
合わせるお酒としては、きりっと冷やした辛口の白ワインがおすすめです。特に、柑橘系やハーブのニュアンスを持つソーヴィニヨン・ブランは、新しょうがの爽やかな風味や酢の酸味と美しく調和し、食欲を一層かき立てます。
また、シュワっと弾ける泡が心地よいスパークリングワイン、例えばスペインのカヴァなどとも相性抜群です。休日のランチやディナーの始まりに、このたれを使った前菜と冷えたグラスワインを用意すれば、至福のひとときを演出できるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
完成した新しょうがだれは、煮沸消毒をした清潔なガラス瓶などの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。火を通していない生のしょうがを使用しているため、風味が落ちないうちに、作ってからおよそ4〜5日を目安に使い切ることをおすすめします。
冷蔵庫で保存している間に、サラダ油が冷えて少し固まったり、調味料が分離したりすることがありますが、品質には問題ありません。ご使用になる少し前に冷蔵庫から出して常温に戻し、清潔なスプーンなどで底の方からしっかりと全体をかき混ぜてからお使いください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、大人気の料理人である笠原将弘さんのレシピ「新しょうがだれ」をご紹介しました。旬の時期にしか味わえない新しょうがの瑞々しさと爽やかな辛味を、たっぷりと堪能できる贅沢な万能調味料です。
皮をスプーンでこそげてすりおろし、サラダ油、酢、しょうゆ、はちみつと混ぜ合わせるだけという、火を一切使わない驚くほど簡単な手順でありながら、プロの計算された味のバランスを楽しむことができます。
多めに作って冷蔵庫に常備しておけば、忙しい日の夕食作りでも、焼いたお肉や野菜にかけるだけで立派なメインディッシュが完成します。新しょうがを見かけたら、ぜひこの笠原将弘さん直伝のレシピを作って、いつもの食卓に爽やかな彩りを添えてみてください。
