お正月のおせち料理に欠かせない一品、「田作り」。今回は、笠原将弘さん直伝の「田作り3種」の作り方をご紹介します。田作りというと、甘辛い醤油ベースのタレを絡めたものが一般的ですが、このレシピでは一度に3種類の全く異なる味わいを楽しむことができるのが最大の魅力です。用意するごまめは150gとたっぷり。
これを少量のサラダ油でカリカリになるまで素揚げにし、3つのボウルに分けてそれぞれ異なる調味料をまぶしていきます。【A】はシンプルに砂糖と塩を合わせた甘塩味、【B】は白ごまと一味唐辛子を効かせたピリ辛風味、【C】は青のり粉の香りが食欲をそそる磯辺風味となっています。
おせち料理の一の重を華やかに彩るだけでなく、普段のお酒のおつまみや、お子様のおやつとしても大活躍間違いなしのレシピです。フライパン一つで手軽に作れるため、年末の忙しい時期にもぴったり。笠原将弘さんの本格的な味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】田作り3種の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings5
minutes15
minutes190
kcal20
minutesお正月のおせち料理に欠かせない一品、「田作り」。今回は、笠原将弘さん直伝の「田作り3種」の作り方をご紹介します。田作りというと、甘辛い醤油ベースのタレを絡めたものが一般的ですが、このレシピでは一度に3種類の全く異なる味わいを楽しむことができるのが最大の魅力です。用意するごまめは150gとたっぷり。
材料
ごまめ 150g
サラダ油
【A】
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
【B】
白ごま 小さじ2
塩 小さじ1/2
一味とうがらし 小さじ1/2
【C】
青のり粉 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
作り方
- フライパンにサラダ油を1cm深さまで入れ、170℃に熱する。ごまめを2~3回に分けてカリカリになるまで素揚げにし、油をよくきる。
- ポイント
- 油の量が少ないので、焦げないように菜箸でこまめに混ぜながら揚げる。
- 【A】、【B】、【C】を別々のボウルに入れてそれぞれ混ぜ、3等分にした 1 を加えてまぶす。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (田作り3種)
田作り3種を美味しく作る3つの極意
少量の油で焦がさずカリッと揚げる
このレシピの重要なポイントは、フライパンの底から1cm深さという少量のサラダ油を使い、170度の適温で素揚げにすることです。油の量が少ないため、ごまめが焦げやすくなります。焦げ付きを防ぐためには、菜箸を使ってこまめに全体を混ぜながら揚げるのがコツです。
170度という中温を保ちながらじっくりと火を通すことで、ごまめ特有の苦味や生臭さを抑え、香ばしくカリカリとした極上の食感に仕上がります。
ごまめは2〜3回に分けて揚げる
150gという多めのごまめを一度にフライパンに入れると、油の温度が急激に下がってしまい、カリッと仕上がりません。そのため、レシピにある通り2〜3回に分けて揚げる手順を必ず守ることが大切です。分けて揚げることで油の温度変化を最小限に抑えられ、ごまめ一つ一つに均等に熱が伝わります。
結果として、ムラなく全体が美しいきつね色になり、サクサクとした心地よい歯ごたえが生まれます。このひと手間が仕上がりを左右します。
3種のフレーバーを手際よくまぶす
揚げたてのごまめを美味しく味付けするためのポイントは、あらかじめ【A】【B】【C】の調味料を別々のボウルにしっかりと混ぜ合わせておくことです。ごまめの油がよくきれたタイミングで3等分にして各ボウルに加えます。砂糖や塩がごまめの表面にしっかりと絡むよう、均等にまぶしていくのがコツです。
甘さ、辛さ、磯の香りという3つの異なる方向性の味付けを用意することで、食べる手が止まらなくなる豊かな風味のバリエーションを一度に完成させることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「田作り3種」は、味わいのバリエーションが豊かなため、合わせるお酒も幅広く楽しむことができます。基本の【A】の甘塩味には、米の旨味がしっかりと感じられる純米酒のぬる燗がぴったりです。優しい甘さが日本酒のふくよかさを引き立てます。
【B】の一味唐辛子が効いたピリ辛ごま風味には、キリッと冷やした辛口のスパークリングワインや、軽快な喉越しのピルスナータイプのビールが最高にマッチします。ピリッとした刺激と炭酸の爽快感が絶妙なバランスを生み出します。
そして、【C】の青のり風味には、磯のミネラル感と相性の良いシャブリなどの辛口白ワインを合わせるのがおすすめです。和の食材とワインの素晴らしいマリアージュを堪能できます。
保存テクニックと温め直し方
揚げたごまめは湿気を吸いやすいため、保存の際は十分な注意が必要です。完全に粗熱を取り、冷ましてから保存容器に入れてください。密閉できるタッパーやジッパー付きの保存袋を使用し、できれば食品用の乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れておくと、カリカリとした心地よい食感を長く保つことができます。
直射日光や高温多湿を避け、冷暗所または冷蔵庫で保存し、風味や食感が落ちないうちになるべく早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さん直伝の「田作り3種」の作り方を詳しくご紹介しました。伝統的なおせち料理である田作りを、150gのごまめを使って一度に3種類のフレーバー(甘塩、ピリ辛ごま、青のり)で仕上げる、とても魅力的で実用的なレシピです。
少量の油でこまめに混ぜながらカリッと揚げるという基本的なポイントさえ押さえれば、ご家庭のフライパンで誰でも簡単に美味しい田作りを作ることができます。お正月のおせち料理の定番としてはもちろんのこと、普段の晩酌のお供や、育ち盛りのお子様へのカルシウムたっぷりなおやつとしても最適です。
3つの味を食べ比べる楽しさを、ぜひご家族皆様の食卓でじっくりと味わってみてください。
