今回は、日本の家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのレシピ「コーンチャウダー」をご紹介します。忙しい日々の中で、手早く作れて心も体も温まるスープは、食卓の強い味方です。
このコーンチャウダーは、牛乳と複数の缶詰(クリームタイプのコーン、あさりの水煮、スライスマッシュルーム)、そしてベーコンといった、身近で揃えやすい材料を鍋に入れて火にかけるだけという、驚くほど手軽で画期的な一品です。
あさりの旨味とコーンの優しい甘みが絶妙に溶け合い、一口飲むとほっとするような深い味わいが口いっぱいに広がります。特別な手順や複雑な調理工程は一切なく、思い立ったらすぐに作れるのが最大の魅力です。
朝食のスープとしてはもちろん、パンやサンドイッチに合わせるランチ、あるいは夕食のもう一品としても大活躍間違いなしの、小林カツ代さんのレシピならではの愛情と工夫が詰まった素晴らしいスープです。ぜひ、ご家庭の定番メニューとして取り入れてみてください。
【小林カツ代さんのレシピ】コーンチャウダーの作り方
Course: スープCuisine: 洋食2
servings3
minutes10
minutes270
kcal13
minutes今回は、日本の家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのレシピ「コーンチャウダー」をご紹介します。忙しい日々の中で、手早く作れて心も体も温まるスープは、食卓の強い味方です。
材料
牛乳 カップ1+1/2
コーン(缶詰/クリームタイプ/中) 1缶
あさりの水煮(缶詰/小) 1缶
マッシュルーム(缶詰/スライス/小) 1缶
ベーコン 1枚
塩
こしょう
作り方
- ベーコンは1cm幅に切る。鍋の内側を水で軽くぬらし、材料すべてを入れて火にかける。缶詰類は汁もおいしいので、汁けをきらずに入れる。
- フツフツ煮立ってきたら、ふきこぼれないように火を弱め、熱くなるまで時々かき混ぜながら煮る。
- 味をみて、塩・こしょうで味を調える。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (コーンチャウダー)
コーンチャウダーを美味しく作る3つの極意
缶詰は汁ごと余さず使う
このレシピの最も重要で画期的なポイントは、あさりの水煮やマッシュルームといった缶詰の汁を一切捨てずに、すべて鍋に投入することです。缶詰の汁には、素材から溶け出した濃厚な旨味成分や風味がたっぷりと凝縮されています。
特にあさりの汁には魚介特有の出汁がしっかりと出ており、これがコーンの甘みや牛乳のまろやかさと合わさることで、長時間煮込んだような奥深いコクのあるチャウダーが短時間で完成します。汁気をきらないことが、味の最大の決め手となります。
鍋の内側を水で軽く濡らす
調理を始める前のちょっとしたひと手間として、鍋の内側をあらかじめ水で軽く濡らしておくことが指示されています。これは牛乳をベースにしたスープやチャウダーを作る際の非常に有効な料理のコツです。
牛乳は加熱すると鍋底にタンパク質などが膜を張って焦げ付きやすくなりますが、あらかじめ水分で薄い層を作っておくことで、この焦げ付きを大幅に軽減することができます。洗い物の手間も省け、スープに焦げた匂いが移るのを防ぐ、理にかなった賢い下準備の手順です。
ふきこぼれに注意し丁寧に混ぜる
鍋を火にかけ、すべての材料が馴染んでフツフツと煮立ってきたら、ふきこぼれないようにすぐに火を弱めることが大切です。牛乳をたっぷり使っているため、強火のまま放置すると一気に沸騰して鍋から溢れ出てしまう危険性があります。
火を弱めた後は、全体がしっかりと熱くなるまで時々お玉などで静かにかき混ぜながら煮ていきます。時々かき混ぜることで、鍋底からの焦げ付きを防ぐとともに、コーンやあさりの旨味、ベーコンの塩気がスープ全体に均一に行き渡りなめらかに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
小林カツ代さんのコーンチャウダーは、あさりの凝縮された魚介の旨味とコーンのまろやかな甘みが特徴ですので、合わせる飲み物もその風味を引き立てるものがぴったりです。ワインを選ぶのであれば、樽香を抑えたフレッシュでフルーティーな白ワインがおすすめです。
例えば、フランス産のシャブリや、すっきりとしたニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランなどをよく冷やして合わせると、あさりのミネラル感と見事に調和し、スープのコクをより一層引き立ててくれます。
また、軽めの食事として楽しむ際は、表面をカリッと焼いたバゲットやカンパーニュなどのハード系パンを添えて、スープに浸しながら白ワインと一緒に味わうと、至福のひとときを堪能できます。
保存テクニックと温め直し方
コーンチャウダーが余ってしまった場合は、鍋のまま常温で放置せず、完全に粗熱が取れてから清潔な密閉できる保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。牛乳や魚介類を使用しているため傷みやすいので、冷蔵保存でも翌日中には飲み切るようにしましょう。
温め直す際は、電子レンジを使用するか、小鍋に移して弱火でゆっくりと加熱してください。強火で一気に温めると牛乳が分離したり焦げ付いたりする原因となるため注意が必要です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小林カツ代さんの「コーンチャウダー」は、牛乳と便利な缶詰類、そして少量のベーコンを組み合わせるだけで、誰でも失敗なく本格的な味わいを再現できる素晴らしいレシピです。
あさりの水煮缶やマッシュルーム缶を汁ごと使用するという合理的な手順によって、時間と手間を劇的にカットしながらも、複雑で濃厚な旨味を生み出しています。鍋をあらかじめ水で濡らしておくといった、細やかでありながら理にかなったポイントも、家庭料理を快適に作るための大きな助けとなります。
忙しい朝の栄養補給から、少し冷え込む夜の温かい一品まで、日常のあらゆるシーンで活躍するこのスープを、ぜひご自宅で手軽に作って楽しんでみてください。
