家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのオリジナルレシピ「カレーパン」をご紹介します。
カレーパンといえば、パン生地からこねて発酵させて…と非常に手間がかかるイメージがありますが、このレシピは市販の食パン(6枚切り)を活用することで、誰でも手軽に、そして驚くほど美味しく作ることができる画期的なアイデアです。
中に入れる特製のカレー具材は、合いびき肉、たまねぎ、ピーマンを炒め、市販のカレールーとケチャップ、ウスターソースでしっかりと味付けをした本格派。食パンのみみを切り落として麺棒で軽くつぶすことで、具材を包みやすくし、揚げたときにサクサクとした絶妙な食感を生み出します。
小麦粉と水で作った特製の「のり」でしっかりと端をとじるため、揚げている途中で具材が飛び出す心配もありません。外はサクッと香ばしく、中はアツアツでスパイシーなカレーがたっぷりと詰まったこのカレーパンは、お子様のおやつや休日のランチにもぴったりです。
家庭にある身近な食材を使って最高のおいしさを引き出す工夫が詰まった素晴らしいレシピを、ぜひご自宅でお試しください。
【小林カツ代さんのレシピ】カレーパンの作り方
Course: 軽食Cuisine: 洋食6
servings20
minutes15
minutes420
kcal35
minutes家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのオリジナルレシピ「カレーパン」をご紹介します。カレーパンといえば、パン生地からこねて発酵させて…と非常に手間がかかるイメージがありますが、このレシピは市販の食パン(6枚切り)を活用することで、誰でも手軽に、そして驚くほど美味しく作ることができる画期的なアイデア…
材料
食パン(6枚切り) 1斤
たまねぎ(みじん切り) 1/2コ分
ピーマン(みじん切り) 1コ分
合いびき肉 200g
パン粉 適量
小麦粉 大さじ2
水 大さじ1+1/2
サラダ油 少々
揚げ油 適量
【A】
水 カップ1/4
カレールー 1かけ(25g)
ウスターソース 小さじ1
トマトケチャップ 小さじ1
【衣】
小麦粉 カップ3/4
溶き卵1コ分+水 カップ3/4
作り方
- フライパンにサラダ油少々をひき、たまねぎ、ピーマン、合いびき肉を入れて強めの中火で炒める。ひき肉に火が通ったら、いったん火を止め、【A】の材料を次々に入れる。
- 木べらなどでよく混ぜ、カレールーが溶けたら再び強めの中火にか け、水分がなくなるまで炒める。バットなどに移し、広げて冷ます。
- 食パンはみみを切り落とし、麺棒で軽くつぶす。
- 小麦粉大さじ2、水大さじ1+1/2を混ぜて、パンを貼り合わせるのりをつくり、 3 のパンの縁につけ、 2 の具を1/6量ずつのせて縁をくっつける。
- 【衣】の材料を泡立て器などでよく混ぜ、これを 4 のパンによくからめ、さらにパン粉をムラなくしっかりつける。
- 揚げ油を中温(170℃)に熱して 5 を静かに入れ、全体がこんがりと色づき、中がアツアツになるまでじっくりと揚げる。中の熱さは竹串を刺して確かめる。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (カレーパン)
カレーパンを美味しく作る3つの極意
具材の水分をしっかりとばして冷ます
フライパンで具材を炒める際の極意として、カレールーが溶けたあとに再び強めの中火にかけ、水分が完全になくなるまでしっかりと炒めることが非常に重要です。
具材に水分が多く残っていると、パンに挟んだときにパン生地が水分を吸ってしまい、ベチャッとした仕上がりになるだけでなく、揚げる際に油はねの原因にもなります。また、炒め終わった具材はバットなどに広げてしっかりと冷ます工程を挟みます。
温かいままの具材をパンに挟むと蒸気が発生し、同様にパンがふやけて破れやすくなります。冷ますことで味が全体に馴染み、コクが深まるというメリットもあります。
食パンを麺棒で軽くつぶして包みやすくする
市販の食パンを使って美しいカレーパンに仕上げるための重要なステップが、食パンのみみを切り落とした後、麺棒で軽くつぶすという工程です。そのままの厚さの食パンを使用すると、生地に反発力があって二つ折りにしにくく、無理に曲げると表面が割れて隙間ができてしまいます。
麺棒を転がして適度に生地を薄くしなやかにすることで、カレーの具材を包み込む際にパンが柔軟に曲がり、縁を綺麗に合わせることができます。また、生地が密になることで油を吸いすぎず、揚げ上がりが外側はサクッと軽く、内側はもちっとした理想的な食感に仕上がります。
手作りの「のり」で縁をしっかりと接着する
具材を包む際、小麦粉大さじ2と水大さじ1と2分の1を混ぜて作った特製の「のり」をパンの縁に塗り、しっかりと貼り合わせるのがこのレシピの成功の鍵です。
ここでの接着が甘いと、170度の中温で揚げている最中にパンが開き、中のカレーが油の中に流れ出して油を汚してしまうだけでなく、パン自体も油っぽく失敗してしまいます。指で縁をギュッと押さえて隙間なく閉じることで、カレーの旨みと熱を内側にしっかりと閉じ込めることができます。
衣をつける前にもう一度端が開いていないか確認し、隙間があればのりを追加して完璧に密封してから揚げるようにしてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
小林カツ代さんのカレーパンには、スパイシーな味わいをまろやかに包み込んでくれる飲み物や、口の中をさっぱりさせてくれる爽やかなサイドメニューがよく合います。飲み物であれば、定番の冷たい牛乳や、ヨーグルトベースのラッシーが非常におすすめです。
乳製品のまろやかな風味が、カレーのスパイス感と絶妙なコントラストを生み出します。大人のランチやディナータイムであれば、よく冷えたビールや、スパークリングワイン(カヴァやプロセッコなど)を合わせると、揚げたての香ばしいパンの風味と炭酸の爽快感がマッチし、至福のひとときを楽しめます。
サイドメニューには、お酢とオリーブオイルでシンプルに味付けをしたキャロットラペや、新鮮なトマトときゅうりのマリネなど、酸味の効いたサラダを添えるのがおすすめです。揚げ物の合間に食べることで口の中がリフレッシュされ、カレーパンを最後まで美味しく味わうことができます。
保存テクニックと温め直し方
揚げたてのカレーパンが一番美味しいですが、余った場合は正しく保存することで翌日でも美味しくいただけます。完全に粗熱が取れたら、一つずつラップでぴったりと包み、冷蔵庫の野菜室や冷蔵室で保存してください。翌日までに食べるのが理想です。
温め直す際は、電子レンジとオーブントースターを併用するのが美味しく復活させるコツです。まず、ラップをしたまま電子レンジ(500W)で20〜30秒ほど軽く温めて中心部の具材をアツアツにします。その後、ラップを外し、オーブントースターで1〜2分ほど表面がカリッとするまで焼いてください。
焦げやすいので、アルミホイルを軽く被せて焼くと安心です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、家庭料理の達人である小林カツ代さんによる、食パンを使った絶品「カレーパン」のレシピをご紹介しました。一からパン生地を作る手間を省きながらも、サクサクとした本格的な衣の食感と、合いびき肉やピーマンの旨みが詰まった濃厚な手作りカレー具材を味わえる素晴らしいアイデアレシピです。
バットで具材を冷ますこと、麺棒でパンを伸ばすこと、そして小麦粉ののりでしっかりと縁を閉じること。これらの丁寧な工程を一つ一つ守ることで、油の中でお肉の旨みとスパイスの香りが閉じ込められ、ひとくち噛んだ瞬間に幸せな味わいが広がります。
休日のブランチや、お子様と一緒に作るお料理のレパートリーとして、ぜひこの小林カツ代さんの素晴らしいレシピを活用してみてください。熱々の揚げたてを頬張る喜びは、手作りならではの特権です。
