今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「しじみのパエリア」をご紹介します。パエリアといえば、サフランを使ったりエビやムール貝など豪華な海鮮をふんだんに使ったりと、少しハードルが高いイメージがあるかもしれません。
しかし、こちらの平野レミさんのレシピでは、身近なスーパーで手に入る「しじみ」を主役にし、ご家庭のフライパンで手軽に本格的な味わいを楽しめるように工夫されています。しじみから出る濃厚な旨味たっぷりの出汁を、生のお米からしっかりと吸わせることで、噛むほどに奥深いシーフードの風味が口いっぱいに広がります。
また、サフランの代わりにトマトの鮮やかな赤色と、黄色や赤のジャンボピーマンを使うことで、食卓がパッと華やかになる彩り豊かな一品に仕上がります。週末の家族でのディナーや、友人たちを招いてのホームパーティーなど、特別な日のメインディッシュとしても大活躍間違いなしの素晴らしいレシピです。
にんにくの香ばしい風味と白ワインの豊かな香りが食欲をそそる、平野レミさん直伝の絶品パエリアをぜひご家庭で挑戦してみてください。
【平野レミさんのレシピ】しじみのパエリアの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食4
servings20
minutes30
minutes400
kcal50
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「しじみのパエリア」をご紹介します。パエリアといえば、サフランを使ったりエビやムール貝など豪華な海鮮をふんだんに使ったりと、少しハードルが高いイメージがあるかもしれません。
材料
しじみ(砂抜きをする) 300g
米 カップ2(400ml)
トマト 2コ(300g)
にんにく(みじん切り) 小さじ1
たまねぎ(5mm角に切る) 50g
ジャンボピーマン(黄/5mm角に切る) 1/4コ
ジャンボピーマン(赤/5mm角に切る) 1/4コ
白ワイン カップ1/2
オリーブ油 大さじ3
塩 小さじ1
こしょう 少々
【トッピング】
タイム 適量
ケイパー 適量
レモン 適量
イタリアンパセリ 適量
作り方
- 米は洗ってざるに上げ、水けをきる。トマトは湯むきし、8等分のくし形に切る。
- 鍋に水カップ2としじみを入れ、しじみの殻が開くまで煮立たせて、アクを除く。ざるでしじみをボウルにこし、身の外れた殻は取り除く。
- ポイント
- ざるでこして、しじみのだしと殻に分ける。
- フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくとたまねぎを炒める。香りが出てきたら、ジャンボピーマン、米の順に加え、全体に油が回るまでさらに炒める。
- ポイント
- 米粒が透き通ってくるまでよく炒めるのがポイント。
- 2 のだしカップ2(足りない場合は水を足す)を 3 に加え、白ワイン、塩、こしょうも加えて混ぜる。トマトと 2 のしじみをのせ、ふたをして炊く。沸騰したら弱火にし、15分間炊いて火を止め、10分間蒸らす。タイムは飾り用を残して葉をしごき、ケイパーは粗みじんに切って、それぞれ散らす。くし形に切ったレモン、イタリアンパセリ、飾り用のタイムをのせる。
- ポイント
- このまま炊き上がるので、しじみとトマトはバランスよく並べること。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (しじみのパエリア)
しじみのパエリアを美味しく作る3つの極意
しじみの旨味を余すところなく活用する
このレシピの最大のポイントは、しじみの旨味が溶け出した煮汁をパエリアの出汁として無駄なく活用することです。鍋でしじみを煮立たせたら、必ずざるでこして「しじみのだし」と「殻」に分けます。
このだし汁には、コハク酸などの旨味成分がたっぷりと含まれており、これを生米に吸わせることでパエリア全体の味が格段に深まります。また、だし汁が2カップに満たない場合は水を足して分量を正確に合わせることで、炊き上がりのご飯の硬さをベストな状態に保つことができます。
アクは丁寧に取り除いて雑味をなくしましょう。
お米は洗って水気を切り、透き通るまでしっかり炒める
パエリアを美味しく作るための重要なステップが、お米の炒め加減です。お米はあらかじめ洗ってざるに上げ、しっかりと水気を切っておきます。
フライパンにオリーブ油、にんにく、たまねぎを入れて香りを出した後、ジャンボピーマンとともにお米を加えますが、ここで「米粒が透き通ってくるまでよく炒める」のがポイントです。油でお米の表面をコーティングするようにじっくりと炒めることで、煮崩れを防ぎ、パラッとした本格的なパエリア特有の食感に仕上がります。
焦がさないように火加減に注意しながら全体を混ぜ合わせてください。
具材をバランスよく並べてふたをし、火加減と蒸らし時間を守る
フライパンにしじみのだし、白ワイン、調味料を加えたら、トマトとしじみの身を表面にバランスよく並べます。パエリアはこの状態のまま炊き上がり、混ぜ直すことができないため、最初の配置がそのまま完成の見た目に直結します。
ふたをして沸騰するまでは中火〜強火、沸騰したらすぐに弱火に落とし、ぴったり15分間炊いてください。火を止めた後、ふたを開けずにさらに10分間蒸らすことで、お米の芯までふっくらと火が通り、余分な水分が飛んで底には美味しいおこげができます。この加熱と蒸らし時間が成功の鍵を握っています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
しじみの濃厚な旨味とトマトの酸味、そしてにんにくの風味が効いたパエリアには、すっきりとしながらも果実味のある辛口の白ワインが絶妙にマッチします。特におすすめなのは、スペイン産の「アルバリーニョ」というブドウ品種から造られる白ワインです。
「海のワイン」とも称されるアルバリーニョは、豊かなミネラル感と爽やかな柑橘系の香りが特徴で、しじみなどの魚介類が持つ磯の風味と非常に相性が良く、パエリアの味わいをより一層引き立ててくれます。また、白ワインの代わりに、スペインのスパークリングワインである「カヴァ」を合わせるのも素晴らしい選択です。
きめ細やかな泡がオリーブ油のコクをすっきりと洗い流し、口の中をリフレッシュさせてくれるため、最後まで飽きることなくパエリアを楽しむことができます。タイムやイタリアンパセリなどのハーブの香りとも調和します。
保存テクニックと温め直し方
パエリアが余った場合は、粗熱をしっかりと取った後、密閉容器に入れるか、お皿ごとラップをかけて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は翌日までとなります。
お米がパサパサになりやすいため、温め直す際は電子レンジを使う際にほんの少しだけ水か白ワインを振りかけ、ふんわりとラップをして加熱すると、適度な水分が戻り美味しく召し上がれます。冷凍保存も可能ですが、トマトの食感が変わってしまうため、なるべく早めに食べ切ることをおすすめします。
冷凍する場合は、1食分ずつ小分けにしてラップで包んで保存袋に入れてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさんによる本格的で手軽な「しじみのパエリア」のレシピをご紹介しました。サフランを使わず、手に入りやすいしじみとトマトを組み合わせることで、鮮やかな色彩と奥深い旨味を見事に両立させた素晴らしい一品です。
フライパン一つで調理が完結し、お米を透き通るまで炒めることや、しじみの濃厚な出汁を無駄なくお米に吸わせるといった基本のポイントを押さえるだけで、ご家庭でもレストランのようなパラッとした食感の美味しいパエリアを作ることができます。
タイムやケイパー、レモン、イタリアンパセリといったトッピングがアクセントになり、最後の一口まで爽やかにいただけます。日常の食卓を少し華やかにしたい時や、大切な人を招くホームパーティーのおもてなし料理としてもぴったりですので、ぜひこのレシピを活用して、本格的な味わいをお楽しみください。
