今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんのレシピ「能登ざん米(まい)」をご紹介します。このレシピは、石川県・能登の豊かな海の幸と山の幸を、炊飯器ひとつで豪快かつ絶品に仕上げる、平野レミさんならではのアイデアが光る一品です。使用するのは、旨みが凝縮された干物のしょうゆ漬け(真ふぐといか)。
そこに、丸ごと半分入れるたまねぎと、ヘタを取っただけのミニトマトを一緒に炊き込むという、驚きの手法を取り入れています。炊き上がりにバターを加えることで、和風のしょうゆ味にコクとまろやかさがプラスされ、和洋折衷の奥深い味わいへと昇華されます。
さらに、石川県の特産である中島菜を添えることで、鮮やかな緑色が彩りを添え、ほのかな辛味が全体の味を引き締めます。毎日の食卓はもちろん、おもてなしの席でも歓声が上がること間違いなしの、豪華でありながら手順はとてもシンプルな炊き込みご飯です。
ぜひご家庭で、この平野レミさんの素晴らしいレシピの味を再現してみてください。
【平野レミさんのレシピ】能登ざん米(まい)の作り方
Course: 主食Cuisine: 和食6
servings10
minutes50
minutes350
kcal60
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんのレシピ「能登ざん米(まい)」をご紹介します。このレシピは、石川県・能登の豊かな海の幸と山の幸を、炊飯器ひとつで豪快かつ絶品に仕上げる、平野レミさんならではのアイデアが光る一品です。使用するのは、旨みが凝縮された干物のしょうゆ漬け(真ふぐといか)。
材料
干物のしょうゆ漬け 1パック(真ふぐを使用。)
干物のしょうゆ漬け 1パック(いかを使用。)
たまねぎ 1/2コ
ミニトマト(ヘタを取る) 8コ
米 3合
バター 30g
中島菜(ゆでて小口切り) 適量
黒こしょう 適量
【A】
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ2+1/2
作り方
- たまねぎは格子状に切り込みを入れておく。
- 炊飯器にといだ米と【A】を上から順に加えて混ぜ、 1 のたまねぎ、干物、ミニトマトをのせて炊く。
- 炊き上がったらいかは取り出して食べやすい大きさに切って戻し、バターを加えて混ぜる。器に盛り中島菜を添え、黒こしょうをふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (能登ざん米(まい))
能登ざん米(まい)を美味しく作る3つの極意
たまねぎは格子状に切り込みを入れて丸ごと炊く
このレシピの大きなポイントの一つが、たまねぎ1/2個をそのまま切らずに、格子状に深い切り込みだけを入れて炊飯器に投入することです。
みじん切りやスライスにしてしまうと、炊飯中にたまねぎが煮溶けてしまい、食感が失われてしまいますが、切り込みを入れて塊のまま加熱することで、たまねぎ本来の自然な甘みがじっくりと引き出されます。
また、炊き上がってからしゃもじで崩しながら混ぜ込むことで、甘みを含んだたまねぎのトロッとした食感と、適度に形が残ったシャキシャキ感の両方を楽しむことができます。お米全体にたまねぎの風味が穏やかに広がる、非常に理にかなった調理法です。
干物とミニトマトを一緒にお米と炊き込む
真ふぐといかの干物のしょうゆ漬けと、生のミニトマトを最初から一緒に炊き込むという手順が、このお料理の旨みの相乗効果を生み出します。干物は、生の魚介類よりも水分が抜け、アミノ酸などの旨み成分が凝縮されています。
これを炊飯器で加熱することで、干物から滲み出た極上の出汁がお米一粒一粒にしっかりと染み渡ります。さらに、ミニトマトを一緒に炊き込むことで、トマトに含まれるグルタミン酸(旨み成分)と程よい酸味が加わり、魚介のイノシン酸と合わさって旨みが爆発的に強くなります。
トマトの水分と酸味が、魚介特有の臭みを消す役割も果たしてくれるのも大きなメリットです。
炊き上がりのバターと黒こしょうで風味を完成させる
炊飯器での加熱が終わった後、いかを一度取り出して切り分け、戻したタイミングでバター30gを加えて全体を混ぜ合わせる工程は、絶対に欠かせない最後の仕上げです。
ベースの味付けは酒としょうゆですが、そこにバターの動物性の脂肪分と芳醇な香りが加わることで、純和風の炊き込みご飯が一気に洋風のコクを持つリッチな味わいに変化します。干物の塩気とバターのコクは非常に相性が良く、ご飯をコーティングすることで冷めても美味しくいただけます。
最後にふりかける黒こしょうのピリッとしたスパイシーな香りが、濃厚なバターの風味全体を引き締め、最後まで食べ飽きないアクセントとして機能します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「能登ざん米(まい)」は、干物の和風の旨みとトマトの酸味、そしてバターのコクが合わさった複雑な味わいが特徴です。このお料理には、程よい果実味と酸味を持つ白ワインが非常によく合います。例えば、フランス・ブルゴーニュ地方の「シャルドネ」を使用した白ワインはいかがでしょうか。
樽熟成させたふくよかなタイプのシャルドネであれば、炊き上がりに混ぜ込んだバターの芳醇な香りや、ふぐやいかといった魚介のしっかりとした旨みと見事に調和します。また、少し冷やした日本の甲州ワインもおすすめです。
甲州特有の和柑橘のような爽やかな香りとすっきりとした酸味が、しょうゆベースの和風の味付けや中島菜のほのかな辛味にそっと寄り添い、食事の味をさらに引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
炊き込みご飯が残った場合は、温かいうちに1食分ずつ小分けにしてラップで包み、粗熱がしっかりと取れてから冷凍庫で保存するのがおすすめです。冷蔵保存はどうしてもお米のデンプンが老化してパサパサになってしまうため、炊きたての美味しさを保つには冷凍保存が適しています。
食べる際は、電子レンジでしっかりと加熱してください。バターの風味が再び広がり、美味しくお召し上がりいただけます。保存期間の目安は約2〜3週間です。解凍後に少し味が薄く感じた場合は、少量の黒こしょうを振り直すと風味が蘇ります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「能登ざん米(まい)」は、干物の旨みを最大限に活用した、豪快でアイディア溢れる炊き込みご飯です。真ふぐといかの干物から出る極上の出汁と、丸ごと入れたたまねぎの甘み、ミニトマトの酸味が、炊飯器の中でひとつになり、お米にしっかりと染み込みます。
仕上げのバターが全体にコクを与え、黒こしょうと中島菜が味を引き締める、計算し尽くされたバランスは見事の一言です。事前の準備はたまねぎに切り込みを入れ、ミニトマトのヘタを取る程度で、あとは炊飯器にお任せという手軽さも大きな魅力です。
特別な日のご馳走としても、日々の食卓を彩る一品としても大活躍する素晴らしいレシピですので、ぜひこの美味しさを体験してみてください。
