今回は、人気料理研究家である有元葉子さん直伝のレシピ「イタリア風たいのスープパスタ」をご紹介します。たいの旨味を余すことなく引き出した極上のスープに、極細のパスタ「カッペリーニ」を合わせる、洗練された大人のためのスープパスタです。
たいのアラを香味野菜やミニトマトと一緒にじっくりと煮込んでとる特製スープは、一口すするごとに深いコクと豊かな風味が口いっぱいに広がります。シンプルでありながら贅沢を極めた味わいは、まるでおしゃれなイタリアンレストランでいただく一皿のようです。
たいの三枚おろしから丁寧に作るプロの技が詰まった本物の味を、ぜひご家庭で再現してみてください。特別な日のディナーや、大切な人をもてなすおもてなし料理としても自信を持っておすすめできる、有元葉子さんの素晴らしいオリジナルレシピです。
【有元葉子さんのレシピ】イタリア風たいのスープパスタの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン4
servings25
minutes1
hour5
minutes245
kcal90
minutes今回は、人気料理研究家である有元葉子さん直伝のレシピ「イタリア風たいのスープパスタ」をご紹介します。たいの旨味を余すことなく引き出した極上のスープに、極細のパスタ「カッペリーニ」を合わせる、洗練された大人のためのスープパスタです。
材料
たい 1匹(約800g)
カッペリーニ(乾/2cm長さに切る) 100g(極細のパスタ)
パセリ(みじん切り) 大さじ2
塩
こしょう
オリーブ油 適量(エクストラバージンオリーブ油がよい)
水 カップ約10
【A】
ミニトマト 15コ
パセリの軸 5~6本
セロリの葉 4~5枚
にんにく 3かけ
作り方
- たいは三枚におろし、身の部分は一口大のそぎ切りにする。たいの頭、骨などのアラは、熱湯でサッとゆでて冷水にとる。【A】とともに鍋に入れ、水を加える。約1時間弱火で煮たら、こして、塩・こしょう各適量で味を調える。
- ポイント
- ふきんなどをのせたざるでこして、きれいなスープをとる。
- カッペリーニは塩少々を入れた湯で袋の表示どおりにゆで、湯をきる。
- 2 を器に分けて入れ、たいの身を数切れと、パセリをのせ、オリーブ油をかける。 1 のスープをアツアツに温めて注ぐ。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (イタリア風たいのスープパスタ)
イタリア風たいのスープパスタを美味しく作る3つの極意
たいのアラは熱湯でサッとゆでて冷水にとる
このレシピの重要なポイントは、たいのアラを煮込む前に必ず熱湯でサッとゆでて冷水にとる「霜降り」という下処理を行うことです。たいの頭や骨などのアラには血液や独特の生臭み成分が含まれていますが、このひと手間を加えることで表面の余分な汚れや臭みを完全に固めて洗い流すことができます。
これにより、約1時間じっくりと煮込んでも雑味が出ず、たい本来の上品で澄んだ極上の旨味だけを凝縮したスープをとることができます。
ふきんなどをのせたざるで丁寧にスープをこす
煮出したあとのスープは、ふきんなどをのせたざるを使って静かにこすことが美しく仕上げるための極意です。目の粗いざるだけでは取り除けない、たいの細かな骨や香味野菜の繊維、細かなアクなどをふきんがしっかりとキャッチしてくれます。
こうして丁寧にこすことで、濁りのない非常にきれいでクリアな極上スープが仕上がります。口当たりもなめらかになり、高級感あふれる上品なスープパスタに仕上がります。
アツアツのスープを仕上げに注ぐ
器にゆでたてのカッペリーニを盛り付け、生のたいの身とパセリをのせてオリーブ油をかけたあと、最後にしっかりと温めたアツアツのスープを注ぎ入れます。スープの熱によって、一口大にそぎ切りにした新鮮なたいの身に絶妙な加減で火が通り、ふっくらとした極上の食感に仕上がります。
スープ、パセリ、エクストラバージンオリーブ油の香りが熱で一気に立ち上がり、最高の状態で味わうことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この洗練されたイタリア風スープパスタには、心地よい酸味とミネラル感をもつイタリア産の辛口白ワインが抜群に合います。
たとえば「ヴェルディッキオ」や「ソアーヴェ」といった爽やかな白ワインは、たいの上品な旨味やスープに溶け込んだミニトマトの柔らかな酸味、そして仕上げにかけたエクストラバージンオリーブ油のフレッシュな風味を最高に引き立ててくれます。
また、キリッと冷やしたイタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」を合わせても、泡が口の中をリフレッシュしてくれて贅沢なマリアージュを楽しめます。
保存テクニックと温め直し方
スープベースは冷蔵で約2日間保存可能です。保存する場合は、こした後のスープをしっかりと冷ましてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。温め直す際は必ず鍋に移してアツアツになるまで沸騰させてください。
なお、たいの身は新鮮なうちに食べるのが一番美味しいため、生のたいの身、ゆでたパスタ、パセリなどのトッピング類は保存せず、必ず食べる直前に調理して仕上げるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さん直伝の「イタリア風たいのスープパスタ」の作り方をご紹介しました。たいのアラを熱湯に通す丁寧な下処理を行い、にんにく、ミニトマト、セロリの葉、パセリの軸とともに約1時間弱火でじっくり煮込むことで、魚の生臭みを一切感じさせない極上のクリアなスープが完成します。
ふきんでこした美しいスープに、袋の表示どおりにゆでた極細パスタ「カッペリーニ」と生のたいの身を合わせ、熱々のスープを注ぐことで、たいの身がふっくらと仕上がります。仕上げのパセリとエクストラバージンオリーブ油の豊かな香りが食欲をそそる、プロならではの洗練された一皿です。
