今回は、人気料理研究家である有元葉子さんのレシピ「菜の花のパスタ」をご紹介します。春の訪れを告げるほろ苦い菜の花を主役に迎え、にんにくやアンチョビの旨味を凝縮させた絶品パスタです。有元葉子さん直伝のこのレシピは、シンプルな材料だからこそ、素材の持ち味を最大限に活かす工夫が随所に散りばめられています。
太めのスパゲッティに絡むアンチョビのコクと、菜の花の鮮やかな緑色、そして豊かな食感が一口ごとに広がり、まるでお店でいただくような本格的な味わいをご家庭で楽しむことができます。
菜の花の下ごしらえから、にんにくの香りの引き出し方、パスタとあえるタイミングまで、すべての工程に美味しさのための理由があります。おもてなしの席にはもちろん、季節を感じる特別な日のランチやディナーにもぴったりの一皿です。洗練された有元葉子さんの素晴らしい味わいを、ぜひご堪能ください。
【有元葉子さんのレシピ】菜の花のパスタの作り方
Course: 主食Cuisine: イタリアン2
servings1
hour5
minutes15
minutes535
kcal80
minutes今回は、人気料理研究家である有元葉子さんのレシピ「菜の花のパスタ」をご紹介します。春の訪れを告げるほろ苦い菜の花を主役に迎え、にんにくやアンチョビの旨味を凝縮させた絶品パスタです。有元葉子さん直伝のこのレシピは、シンプルな材料だからこそ、素材の持ち味を最大限に活かす工夫が随所に散りばめられています。
材料
菜の花 1ワ(200g)
スパゲッティ 200g(太めのタイプがおすすめ。)
にんにく(みじん切り) 1かけ分
アンチョビ(フィレ) 5~6枚
赤とうがらし 1~2本
塩
オリーブ油
作り方
- 菜の花はたっぷりの冷水につけてピンとさせる(目安は約1時間)。水けを拭き、茎の堅い部分を切り落とす。
- ポイント
- 冷水につける時間は野菜の状態によって変わってくるので、必ず目で見て、手で触って確認を。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かして塩適量を加え、スパゲッティを袋の表示時間どおりにゆではじめる。
- スパゲッティをゆでている間に、フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかける。にんにくが少し色づいて香りがたってきたら、アンチョビを加え、ちぎった赤とうがらしも加えて炒める。
- ポイント
- 様子を見て、にんにくが焦げそうなら、スパゲッティがゆで上がるまで一度火を止める。 にんにくやアンチョビのうまみを引き出し、菜の花だけでも味わい深いパスタに。
- スパゲッティがゆで上がるタイミングに合わせて、 3 に菜の花を加え、中火でサッと炒める。ゆで上がったスパゲッティの湯をきって加え、全体をあえる。器に盛り、オリーブ油適量を回しかける。
- ポイント
- 菜の花はサッと火を通して、香りと食感を余すところなく楽しむ。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (菜の花のパスタ)
菜の花のパスタを美味しく作る3つの極意
菜の花をたっぷりの冷水につけてピンとさせる
調理を始める前に、菜の花をたっぷりの冷水につけておくことがこのレシピの大切なポイントです。目安は約1時間ですが、野菜の状態に合わせて目で見て、手で触って確認することが重要です。冷水をしっかりと吸わせることで、菜の花が本来持っているみずみずしさとシャキッとした張りが戻ります。
このひと手間をかけることで、後ほどフライパンで炒めた際にも特有の素晴らしい香りと、心地よい食感を余すところなく楽しむことができます。水分を補給した後は、水けをしっかりと拭き取り、茎の堅い部分を切り落として使用します。
弱火でにんにくの香りを引き出しアンチョビと炒める
フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかけ、じっくりと加熱します。にんにくが少し色づいて香りがたってきたタイミングで、アンチョビを加え、ちぎった赤とうがらしも加えて炒め合わせます。
火が強すぎるとにんにくが焦げて苦味が出てしまうため、様子を見て焦げそうならスパゲッティがゆで上がるまで一度火を止めることが大切です。弱火で丁寧ににんにくやアンチョビの豊かなうまみを引き出しておくことで、具材が菜の花だけでも非常に味わい深く、深みのあるソースに仕上がります。
スパゲッティのゆで上がりに合わせて菜の花をサッと炒める
スパゲッティは鍋にたっぷりの湯を沸かして塩適量を加え、袋の表示時間どおりにゆあげます。このスパゲッティがゆで上がる絶妙なタイミングに合わせて、フライパンのソースに菜の花を加え、中火でサッと炒め合わせます。
菜の花に火を通しすぎないよう手早く行うことで、独特の鮮やかな緑色、爽やかな香り、そして小気味よい食感を最高の状態で残すことができます。湯をきったスパゲッティを加えたら全体をすばやくあえ、器に盛り付けた後に仕上げのオリーブ油適量を回しかけて風味をさらに高めます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このパスタには、心地よい酸味とフルーティーなアロマを持つイタリア産の白ワインが非常によく合います。特に、すっきりとした辛口のヴェルディッキオや、爽やかな柑橘類の香りが特徴のソーヴィニヨンブランがおすすめです。
アンチョビのしっかりとした塩気とコク、そしてにんにくの風味を白ワインの酸味が上品に洗い流し、次の一口をさらに美味しく引き立ててくれます。また、菜の花特有のほろ苦い味わいは、ミネラル感が豊富なワインとも相性が抜群で、お互いの風味を損なうことなく調和し、贅沢なマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
菜の花のパスタは、菜の花のシャキシャキとした食感や鮮やかな色合い、そして茹で上げたスパゲッティのアルデンテ感を美味しく楽しむために、調理後できるだけ早くお召し上がりいただくのが一番おすすめです。もしどうしても残ってしまった場合は、完全に冷ましてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
翌日中に温め直して食べることは可能ですが、再加熱によって菜の花が柔らかくなり色合いが変わること、またパスタが水分を吸って食感が変化することをあらかじめご了承ください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は有元葉子さん直伝の「菜の花のパスタ」の作り方をご紹介しました。たっぷりの冷水に約1時間つけてピンとさせた菜の花を使い、その香りと食感を中火でサッと炒めることで余すところなく引き出す素晴らしいレシピです。
弱火で丁寧に炒めたにんにくとアンチョビ、赤とうがらしの旨味がソースとなり、太めのスパゲッティによく絡んで、菜の花だけでも大満足の奥深い味わいに仕上がります。焦がさないよう火加減を調節することや、パスタの茹で上がりにタイミングを合わせるなど、シンプルな工程の中に美味しさを極めるコツが詰まっています。
春の味覚を存分に堪能できる有元葉子さんの本格パスタを、ぜひ毎日の食卓で試してみてください。
