テレビや雑誌でも大人気の料理人、笠原将弘さん直伝の「鶏とアボカドのから揚げ」のレシピをご紹介します。定番の鶏のから揚げに、なんとクリーミーなアボカドを組み合わせた、笠原将弘さんならではの斬新で贅沢な一品です。
外はカリッと、中はジューシーに仕上がった鶏肉と、加熱することでとろけるような食感に変化するアボカドのコンビネーションは、一度食べたら病みつきになること間違いありません。
下味の付け方や、衣のまとわせ方、しっとりとした食感を出す工夫、そして独自の二度揚げのテクニックなど、プロの技が随所に詰まった素晴らしいレシピとなっています。おうちでの晩酌のお供にはもちろん、特別な日の食卓やおかずとしても大活躍する格別のから揚げです。
笠原将弘さんのこだわりが光る、素材の旨味を最大限に活かした味わいを、ぜひご家庭でそのまま再現してみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】鶏とアボカドのから揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings35
minutes10
minutes525
kcal45
minutesテレビや雑誌でも大人気の料理人、笠原将弘さん直伝の「鶏とアボカドのから揚げ」のレシピをご紹介します。定番の鶏のから揚げに、なんとクリーミーなアボカドを組み合わせた、笠原将弘さんならではの斬新で贅沢な一品です。
材料
鶏もも肉 1枚(300g)
アボカド 1/2コ
レモン(くし形に切る) 1/4コ分
小麦粉
片栗粉
揚げ油
塩
【A】
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
しょうが(すりおろす) 小さじ1/2
こしょう 少々
作り方
- 鶏肉は大きめの一口大に切ってボウルに入れ、【A】をもみ込んで30分間ほどおく。アボカドは種と皮を除き、一口大に切る。
- ポイント
- 鶏肉は大ぶりに切るとジューシーな味わいをより楽しめる。下味に砂糖を加えてしっとりとした食感に。
- 鶏肉の余分な汁けをきり、小麦粉適量をもみ込んでネチョッとさせる。1切れずつ片栗粉適量をまぶし、形を整える。アボカドにも片栗粉適量をまぶす。
- ポイント
- 小麦粉が肉の表面の調味料を吸ってくれるので味がしっかりつく。さらに片栗粉をまぶすことで食感よく揚げ上がる。
- 揚げ油を170℃に熱して鶏肉を入れ、3分間揚げて一度取り出し、3分間休ませる。休ませている間にアボカドを衣が固まるまで揚げて取り出し、塩少々をふる。鶏肉を再び油に入れ、1~2分間揚げる。器に盛り合わせ、レモンを添える。
- ポイント
- 最初の3分間では中まで火が通らないが、休ませる間に余熱で火が入る。二度目は水分をとばしながら、カリッと火を通す。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (鶏とアボカドのから揚げ)
鶏とアボカドのから揚げを美味しく作る3つの極意
鶏肉を大きめの一口大に切り砂糖入りの下味で30分おく
このレシピのポイントは、鶏もも肉をあえて大きめの一口大にカットすることです。大ぶりに切ることで、揚げたときに肉汁が中にしっかりと閉じ込められ、鶏肉本来のジューシーな味わいをより一層楽しむことができます。さらに、下味の調味料に砂糖を加えることが非常に重要です。
砂糖には高い保水効果があるため、鶏肉の水分をしっかりと保持し、揚げ上がりが驚くほどしっとりとした柔らかい食感に仕上がります。酒、しょうゆ、すりおろししょうが、こしょうとともに、30分間ほどじっくりと漬け込んで中まで味を染み込ませることが、全体の美味しさを決める大切な秘訣となっています。
小麦粉をもみ込んでから片栗粉をまぶすダブル衣の技
このレシピのポイントは、衣の付け方にあります。鶏肉の余分な汁けをきった後、まずは小麦粉適量をもみ込んでネチョッとさせます。こうすることで、小麦粉が肉の表面に残った調味料や旨味をしっかりと吸い込み、肉に密着して味がぼやけずしっかりとつきます。その後に、1切れずつ片栗粉適量をまぶして形を整えます。
アボカドにも同様に片栗粉をまぶします。この小麦粉と片栗粉をダブルで使う手法により、外側はサクサク、カリッとした抜群の食感を生み出し、内側は肉汁を逃がさずにジューシーに仕上がるという、極上の揚げ上がりを実現することができます。
予熱を活かした二度揚げとアボカドの絶妙な加熱タイミング
このレシピのポイントは、緻密に計算された揚げ工程にあります。まず揚げ油を170℃に熱し、鶏肉を入れて3分間揚げたら一度取り出します。この時点では中まで完全に火は通っていませんが、3分間休ませることで余熱がじんわりと中心まで伝わり、肉が硬くならずジューシーに仕上がります。
この鶏肉を休ませている絶妙な隙間時間を利用して、アボカドを衣が固まるまでサッと揚げて取り出し、塩少々をふります。最後に、鶏肉を再び油に戻して1~2分間揚げます。二度揚げすることで表面の余分な水分がしっかりととび、カリッとした極上の歯触りに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このから揚げに合わせるなら、すっきりとした酸味と豊かな果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特にソーヴィニヨンブランやシャルドネといった品種の白ワインは、から揚げのジューシーな脂っぽさを心地よく洗い流してくれます。
アボカドの持つ濃厚でクリーミーなコクと、から揚げの香ばしい衣の風味は、樽熟成されたコクのあるシャルドネのまろやかさと素晴らしい相乗効果を発揮します。また、仕上げに添えるレモンの爽やかな酸味ともリンクするため、口の中がさっぱりとして次の一口が進みます。
赤ワインを合わせる場合は、渋みが穏やかで軽やかなピノノワールやガメイなどを少し冷やして合わせると、鶏肉の醤油ベースの下味と調和します。スパークリングワインやシャンパンも、弾ける炭酸が揚げ物の油っぽさをリセットしてくれるため、非常におすすめのペアリングです。
保存テクニックと温め直し方
出来立てのカリッとした食感を味わうのが一番ですが、保存する場合は完全に冷ましてから行います。冷蔵保存する場合は、密閉容器に入れるか、お皿に並べてラップをしっかりと隙間なくかけ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は1〜2日程度です。
食べる直前に温め直す際は、電子レンジで少し温めた後、オーブントースターやフライパンで表面を軽く焼くと、余分な油が落ちてカリッとした衣の食感が戻りやすくなります。アボカドは加熱すると柔らかくなり、時間が経つと食感が変わりやすいため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、料理人の笠原将弘さん直伝の「鶏とアボカドのから揚げ」のレシピをご紹介しました。定番の鶏のから揚げにアボカドを加えるという斬新なアイデアだけでなく、プロならではの細やかなテクニックが随所に散りばめられた傑作レシピです。
鶏肉を大ぶりに切り、下味に砂糖を加えてしっとりジューシーに仕上げる工夫や、小麦粉と片栗粉のダブル使いで旨味を閉じ込め食感をよくする衣の技、 tender(しっとり)とした食感を出す工夫、そして余熱を利用した完璧な二度揚げの手法など、どれも家庭の料理を格上げしてくれる重要なポイントばかりです。
サクサクの鶏肉と、とろけるアボカドの対比が素晴らしく、レモンを絞ればさらに爽やかに楽しめます。笠原将弘さんの素晴らしいオリジナルレシピを、ぜひご家庭の食卓でそのまま再現して、格別な美味しさを心ゆくまで楽しんでみてください。
