テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍する料理愛好家、平野レミさんのレシピ「鮭の上品ソテー」をご紹介します。いつもの生鮭が、ちょっとした手間でレストランのような華やかな一皿に仕上がる素晴らしいレシピです。
ふっくらとした鮭と、バターの風味をたっぷりと吸い込んだマッシュルームとしめじに、生クリームをベースにした特製ソースが絶妙に絡み合います。ソースには薄口しょうゆを加えることで、濃厚な中にも日本人好みのホッとする旨みがプラスされ、最後に絞るレモン汁が後味を爽やかに引き締めてくれます。
小麦粉をまぶしてこんがりと焼かれた鮭の香ばしさと、ハーブ塩の爽やかな香りが食欲をそそる本格的な味わいです。特別な日のディナーや、おもてなし料理としても大活躍すること間違いなしの「鮭の上品ソテー」。
手に入りやすい身近な材料を使いながらも、驚くほど上品でリッチな仕上がりになる平野レミさんの絶品レシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】鮭の上品ソテーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes10
minutes630
kcal20
minutesテレビや雑誌など幅広いメディアで活躍する料理愛好家、平野レミさんのレシピ「鮭の上品ソテー」をご紹介します。いつもの生鮭が、ちょっとした手間でレストランのような華やかな一皿に仕上がる素晴らしいレシピです。
材料
生さけ 2切れ(240g)
小麦粉 大さじ1
マッシュルーム(半分に切る) 6コ(50g)
しめじ(石づきを除き半分に割る) 100g
バター 30g
レモン(薄い輪切り) 2~3枚
パセリ(みじん切り) 適量
黒こしょう 適量(あれば。)
【A】
ハーブ塩 小さじ1/2
黒こしょう 少々
【B】
生クリーム カップ3/4
薄口しょうゆ 小さじ2
レモン汁 少々
作り方
- 生さけは【A】で下味をつけ小麦粉をまぶす。
- フライパンにバターを中火で熱し、 1 のさけときのこを入れて焼く。片面に焼き色がついたら返してふたをして2分間ほど蒸し焼きにする。
- 全体に火が通ったら、さけときのこは一旦取り出しておく。同じフライパンに【B】を入れて煮詰め、ソースをつくる。
- 器にソースを敷き、取り出しておいたさけときのこをのせ、レモンを飾り、パセリと黒こしょうをふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (鮭の上品ソテー)
鮭の上品ソテーを美味しく作る3つの極意
生さけへの下味と小麦粉の役割
このレシピのポイントは、生さけにハーブ塩と黒こしょうで下味をつけ、小麦粉をまぶしてから焼く工程にあります。小麦粉を薄く表面にコーティングすることで、加熱した際に鮭の内部の水分や旨みが外に逃げるのを防ぎ、ふっくらとした食感に仕上がります。
また、フライパンで溶かしたバターとお魚が触れ合った際に、美しいきつね色の焼き色がつきやすくなり、香ばしさが格段にアップします。後でソースを絡める際にも、小麦粉の層があることでソースのりが良くなるという重要な役割も果たしています。
中火のバターで焼き、ふたをして蒸し焼きにする
フライパンにバターを中火で熱して鮭ときのこを焼き、片面に焼き色がついたら裏返してふたをし、約2分間蒸し焼きにするという手順も、このお料理を美味しく仕上げるための極意です。バターは焦げやすいため、強火ではなく中火で丁寧に火を入れていくことが大切です。
ふたをして短時間(2分間ほど)蒸し焼きにすることで、フライパンの中に蒸気がこもり、鮭の芯までパサつくことなくしっとりと火を通すことができます。同時にきのこ類もふっくらと柔らかく仕上がり、素材の持ち味を最大限に生かすことができます。
旨みが溶け出したフライパンで作る濃厚クリームソース
鮭ときのこに火が通ったら一旦取り出し、同じフライパンを洗わずにそのままソース作りへと移行するのが最大のポイントです。フライパンの表面には、鮭から出た上質な脂やきのこの旨み、そして焦がしバターの風味がたっぷりと残っています。
そこに生クリーム、薄口しょうゆ、レモン汁を加えて煮詰めることで、それらの旨みがソースに全て溶け込み、奥行きのある深い味わいを生み出します。薄口しょうゆの塩味とレモン汁の酸味が、生クリームの重たさを和らげ、絶妙なバランスの上品なソースへと昇華させます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「鮭の上品ソテー」には、ふくよかな果実味と適度な酸味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、樽香のあるコク深いシャルドネがおすすめです。
バターで香ばしく焼いた鮭の旨みや、生クリームベースの濃厚でコクのあるソースと、樽熟成させたシャルドネのクリーミーなニュアンスが口の中で見事に調和し、よりリッチな味わいを堪能することができます。
また、ソースに加えられたレモンの酸味やハーブ塩の爽やかさに同調させるなら、ソーヴィニヨン・ブランも素晴らしい選択肢となります。すっきりとした柑橘系の香りが、重たくなりがちなクリームソースの後味をさっぱりと洗い流し、次の一口を誘います。
ご家庭でワインを用意するのが難しい場合は、炭酸水にフレッシュなレモンを絞ったノンアルコールドリンクでも、お料理の品格を高めてくれます。
保存テクニックと温め直し方
作りたての温かいうちに召し上がるのが最も美味しいですが、どうしても保存が必要な場合は、粗熱をしっかりと取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は約1〜2日程度です。再加熱する際は、電子レンジの加熱のしすぎに注意してください。
生クリームを使用したソースは、急激に高い温度で加熱すると分離してしまう恐れがあります。フライパンに移して極弱火でゆっくりと温め直すか、電子レンジの低いワット数(200Wや解凍モードなど)で様子を見ながら温めると、ソースの滑らかさを保ちやすくなります。
パセリや飾りのレモンは温める前に外しておきましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんのレシピ「鮭の上品ソテー」について詳しくご紹介しました。
スーパーで手に入る手軽な切り身の生鮭と、おなじみのきのこ類を使っているにもかかわらず、ハーブ塩の下味やバターでの蒸し焼き、そして生クリームに薄口しょうゆとレモンを効かせた特製ソースの工夫により、まるで高級レストランでいただくような格調高い一皿が完成します。
おもてなしの席や、ちょっと贅沢な週末のディナーに作れば、家族やゲストの歓声が上がること間違いなしの逸品です。手順自体はフライパン一つで完結し、2分間の蒸し焼きやソースの煮詰めなど、時間もかからずスピーディーに調理できるのも嬉しいポイントです。
見た目の華やかさと、濃厚で奥深い味わいを両立させた絶品ソテーを、ぜひ大切な方と一緒に楽しんでみてください。
