テレビや雑誌など幅広いメディアで大活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「里芋コロコロヒッコロ煮ー」をご紹介します。平野レミさんならではの、ユニークで可愛らしいネーミングが目を引く一品ですが、その味わいは本格的で、ご飯が止まらなくなること間違いなしの絶品おかずです。
今回は豚肩ロース肉の薄切りと、手軽に使える冷凍里芋を組み合わせた、忙しい日にも嬉しいスピーディーな煮物レシピとなっています。面倒な皮むきや下茹でが必要な里芋ですが、冷凍のものを使用することで調理時間を大幅に短縮できるのが最大の魅力です。
さらに、削り節を細かくもんで加えることで、出汁をとる手間を省きながらも、かつおの旨味と香りがしっかりと具材に絡みつく、非常に合理的な作り方となっています。ごま油の香ばしい風味で豚肉を炒め、甘辛い醤油ベースの煮汁でホクホクの里芋を煮含めた味わいは、どこか懐かしく、そしてホッと心が和む和食の王道です。
彩りに添える絹さやの鮮やかな緑が食卓を華やかに彩り、目でも舌でも楽しめる一皿です。日々の献立選びに迷った時や、あと一品ボリュームのあるおかずが欲しい時に、平野レミさんのこのレシピが間違いなく大活躍してくれます。
【平野レミさんのレシピ】里芋コロコロヒッコロ煮ーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings5
minutes23
minutes330
kcal28
minutesテレビや雑誌など幅広いメディアで大活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「里芋コロコロヒッコロ煮ー」をご紹介します。平野レミさんならではの、ユニークで可愛らしいネーミングが目を引く一品ですが、その味わいは本格的で、ご飯が止まらなくなること間違いなしの絶品おかずです。
材料
豚肩ロース肉(薄切り/しゃぶしゃぶ用) 300g
里芋(冷凍) 400g
ごま油 大さじ1
絹さや(筋を除く) 適量
【A】
水 カップ2
削り節(もんで細かくする) 2袋(9g)
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ3
作り方
- 鍋にごま油を熱し、豚肉を炒める。色が変わったら里芋を冷凍のまま加え、サッと炒め合わせる。
- 1 に【A】を加え、ふたをして中火で15分間煮る。
- 絹さやを加え、ふたをはずしたままさらに5分間煮る。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (里芋コロコロヒッコロ煮ー)
里芋コロコロヒッコロ煮ーを美味しく作る3つの極意
ごま油で豚肉を炒めてコクと香りを引き出す
このレシピの重要なポイントは、最初に鍋でごま油を熱し、豚肩ロース肉を炒める工程にあります。ただ水から煮るのではなく、先にごま油で豚肉の表面を焼き付けることで、お肉の旨味をしっかりと閉じ込めることができます。
また、ごま油特有の香ばしい風味が豚肉の脂と合わさることで、料理全体に深いコクと食欲をそそる香りが生まれます。豚肩ロース肉は赤身と脂身のバランスが良く、炒めることで程よい脂が溶け出し、それが後から加える煮汁のベースとなって、里芋にもしっかりと染み込んでいきます。
色が変わるまでサッと炒め合わせることで、お肉が固くなりすぎるのを防ぐ効果もあります。
冷凍里芋と削り節を加えて旨味を染み込ませる
手軽さが魅力の冷凍里芋ですが、解凍せずに冷凍のまま鍋に加えることが、美味しく仕上げるための極意です。豚肉を炒めたところに直接冷凍里芋を加えることで、急激な温度変化により里芋の表面に細かなひびが入り、そこから美味しい煮汁が中までしっかりと染み込みやすくなります。
また、中火で15分間ふたをして煮る際、もんで細かくした削り節を一緒に加える点も大きなポイントです。わざわざ別で出汁を引かなくても、削り節の豊かな旨味成分がそのまま煮汁に溶け出し、里芋の中まで浸透します。
ホクホクとした食感の里芋を噛むたびに、豚肉のコクとかつおの出汁がジュワッと口いっぱいに広がる仕上がりになります。
ふたをはずして煮詰め、照りと風味を仕上げる
最後の5分間は、絹さやを加えた後に「ふたをはずしたまま煮る」という手順が非常に重要です。前半の15分間で里芋にしっかりと火を通し、味を含ませた後は、ふたをはずして水分を適度に飛ばすことで、煮汁がトロリと煮詰まり、具材全体に美味しそうな照りとツヤが生まれます。
みりんと砂糖の甘み、しょうゆの香ばしさが凝縮され、味がピタッと決まるのです。また、このタイミングで絹さやを加えることで、火が通り過ぎて色鮮やかな緑色がくすんでしまうのを防ぎ、シャキシャキとしたフレッシュな食感を残すことができます。
見た目の美しさと、最後に煮汁を煮絡める工程が、料理の完成度を格段に引き上げてくれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「里芋コロコロヒッコロ煮ー」は、豚肉の深いコクと、甘辛い醤油ベースのしっかりとした味付けが特徴の和食です。この料理には、果実味が豊かで程よい酸味を持つ赤ワインがよく合います。
例えば、フランス産のピノ・ノワールや、軽めのメルローなどは、豚肩ロース肉の脂の旨味をすっきりとさせつつ、醤油やみりんの甘辛い風味と見事なマリアージュを生み出します。また、和食ならではの削り節の出汁が効いているため、日本の固有品種であるマスカット・ベーリーAの赤ワインも非常におすすめです。
マスカット・ベーリーAの持つ、少し甘やかな香りと穏やかな渋みは、里芋のホクホクとした素朴な甘さや、ごま油の香ばしさと調和し、料理の味わいをより一層引き立ててくれます。冷やしたビールや、スッキリとした辛口の日本酒と合わせても、毎日の晩酌を特別な時間に変えてくれる素晴らしい相性を発揮します。
保存テクニックと温め直し方
調理後は清潔な保存容器に移し、粗熱がしっかりと取れてから冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合、日持ちの目安は約2〜3日程度です。一度冷ますことで、里芋の中にさらに煮汁の旨味が染み込み、翌日は作りたてとは違った深い味わいを楽しむことができます。
温め直す際は、電子レンジを使用するか、鍋に移して少量の水を足し、弱火で焦げないようにじっくりと加熱してください。なお、里芋は一度調理した後に冷凍すると食感が変わってしまうため、調理後の冷凍保存は避け、早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん考案の「里芋コロコロヒッコロ煮ー」をご紹介しました。冷凍里芋を活用し、削り節をそのまま加えるという画期的で合理的な調理法でありながら、仕上がりは本格的で心温まる和食のお惣菜です。
ごま油の香ばしさ、豚肩ロース肉のボリューム感、そして中まで出汁が染み込んだホクホクの里芋の組み合わせは、大人から子供まで世代を問わず喜ばれる味わいです。ふたをして15分、はずして5分という明確な火加減と時間のステップを守ることで、誰でも失敗なく、ツヤと照りのある美しい煮物に仕上げることができます。
日々の食卓のメインディッシュとしてはもちろん、お弁当のおかずやお酒の肴としても大活躍する優秀なレシピです。忙しい現代人にとって、時短と美味しさを両立させた平野レミさんのこのレシピは、間違いなく定番のレパートリーに加えたくなる一品です。
ぜひ、今日の献立に取り入れて、ご家庭でその絶品の味わいを体感してみてください。
