今回は、日本を代表する料理研究家である土井善晴さん直伝のレシピ「さやいんげんのサラダ」をご紹介します。このレシピは、鮮やかな緑色が美しいさやいんげんを主役に、ゆで卵や新たまねぎ、ハム、そして木の実のような香りが特徴のエメンタールチーズを組み合わせた、非常に風味豊かなサラダです。
土井善晴さんのレシピならではの、素材の持ち味を最大限に生かすための工夫が随所に散りばめられており、シンプルながらも奥深い味わいを楽しむことができます。
特製のしょうゆドレッシングは、オリーブ油をベースにパセリのみじん切りや米酢、うす口しょうゆを混ぜ合わせたもので、さっぱりとした中にもコクがあり、具材の美味しさを一層引き立てます。特別な日の食卓にはもちろん、普段の食卓を少し贅沢に彩りたいときにもぴったりの一品です。
丁寧な工程で作るからこそ感じられる、洗練された家庭料理の素晴らしさをぜひご家庭で味わってみてください。
【土井善晴さんのレシピ】さやいんげんのサラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes15
minutes361
kcal30
minutes今回は、日本を代表する料理研究家である土井善晴さん直伝のレシピ「さやいんげんのサラダ」をご紹介します。このレシピは、鮮やかな緑色が美しいさやいんげんを主役に、ゆで卵や新たまねぎ、ハム、そして木の実のような香りが特徴のエメンタールチーズを組み合わせた、非常に風味豊かなサラダです。
材料
さやいんげん 200g
卵 1コ
新たまねぎ 80g
ハム 40g
エメンタールチーズ(すりおろす) 20g(木の実のような香りのするハードタイプのチーズ。なければ好みのチーズをすりおろしてもよい。)
塩 適量
黒こしょう(粗びき) 適量
【しょうゆドレッシング】
オリーブ油 大さじ4
パセリ(みじん切り) 大さじ2
米酢 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ1(うす口しょうゆがない場合は、しょうゆを量を控えて加え、塩分を塩で補うとよい。)
作り方
- ゆで卵をつくる。鍋に卵とかぶるくらいの水を入れて強火にかけ、沸騰したら火を弱めて8分間ゆで、水にとって余熱をとる。冷めたら殻をむく。
- ポイント
- ゆで卵の時間は、沸騰してから正確にはかる。
- さやいんげんはヘタを切り落とし、半分に切る。
- 鍋に湯を沸かして塩を加えて、 2 を程よい堅さにゆで、氷を入れた冷水にとる。冷めたらざるに上げて水けをきる。
- ポイント
- サッとゆでただけだとアクが残るので鮮やかな緑にならない。
- たまねぎは皮をむき、繊維に沿って2mm厚さに切る。ハムはせん切りにする。
- 大きめの器に 3 と 4 、チーズを入れ、ゆで卵をエッグカッター(または包丁)で粗みじん切りにして加える。
- 【しょうゆドレッシング】の材料を混ぜ合わせる。
- 食卓で 5 に【しょうゆドレッシング】をかけて全体を混ぜ合わせ、黒こしょう適量をかけて、取り分ける。
メモ
- 土井善晴さんのレシピ (さやいんげんのサラダ)
さやいんげんのサラダを美味しく作る3つの極意
ゆで卵の茹で時間を正確に管理する
このレシピのポイントは、ゆで卵を作る際に沸騰してからの時間を正確にはかることです。鍋に卵とかぶるくらいの水を入れて強火にかけ、沸騰した段階で火を弱めてから「8分間」正確にゆでることで、硬すぎず柔らかすぎない絶妙な状態のゆで卵に仕上がります。
ゆであがったらすぐに水にとって余熱をとることも重要で、これにより殻がむきやすくなるとともに、卵黄の周囲が黒ずむのを防ぐことができます。冷めてから殻をむき、エッグカッターや包丁で粗みじん切りにすることで、サラダ全体の具材と美しく調和し、エメンタールチーズやドレッシングと絡み合いやすくなります。
さやいんげんの適切な加熱と急冷
このレシピのポイントは、さやいんげんを程よい堅さにゆであげ、すぐに氷を入れた冷水にとることです。さやいんげんはサッとゆでただけだとアクが残ってしまうため、鮮やかな緑色に仕上がりません。しっかりと程よい堅さまでゆでることで、アクが抜けて素材本来の甘みと美しい色彩が引き出されます。
そして、ゆであがった直後に氷水に落として一気に冷ますことで、それ以上の加熱を防ぎ、色鮮やかな緑色をキープすることができます。冷めたらすぐにざるに上げてしっかりと水けをきることが、ドレッシングを水っぽくさせずに美味しく仕上げるコツです。
特製しょうゆドレッシングと食卓での仕上げ
このレシピのポイントは、オリーブ油、パセリのみじん切り、米酢、うす口しょうゆを混ぜ合わせた特製ドレッシングを、食べる直前に食卓で合わせることです。
大きめの器にゆでたいんげん、繊維に沿って切った新たまねぎ、せん切りのハム、すりおろしたエメンタールチーズ、そして粗みじん切りのゆで卵を合わせた状態にしておき、食べるその瞬間にドレッシングをかけて全体を混ぜ合わせます。
仕上げに粗びきの黒こしょうを適量かけることで、全体の味が引き締まり、それぞれの具材の食感やチーズの芳醇な香りを損なうことなく、最高の状態でいただくことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このさやいんげんのサラダに合わせする飲み物としては、爽やかな酸味とフルーティーな香りが特徴の白ワインが非常によく合います。
特にソーヴィニヨンブランというぶどう品種から作られた辛口の白ワインは、さやいんげんのみずみずしい青みや、パセリのみじん切りを加えた特製しょうゆドレッシングの清涼感あふれる風味と素晴らしい相乗効果を発揮します。
また、このサラダには木の実のような香りがするハードタイプのエメンタールチーズが使用されているため、少しコクのあるシャルドネの白ワインを合わせるのもおすすめです。チーズのまろやかな旨味と卵のコクが、ワインのふくよかな味わいと調和し、食卓をより一層華やかに演出してくれます。
アルコールを控える場合は、レモンを少し絞った炭酸水や、すっきりとした味わいの冷たいハーブティーを合わせると、サラダのさっぱりとした美味しさを最後まで心地よく楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
このサラダは、具材の新鮮な食感やドレッシングと合わせた際のフレッシュな味わいを楽しむお料理であるため、基本的には調理後できるだけ早く、その日のうちにすべて召し上がっていただくことをおすすめします。
もしどうしても保存する必要がある場合は、ドレッシングをかける前の段階の具材(さやいんげん、たまねぎ、ハム、チーズ、ゆで卵を合わせたもの)を清潔な密閉容器に入れ、しっかりとフタをして冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は翌日までとなります。
ドレッシングは別の容器で保存し、食べる直前にかけるようにしてください。なお、ドレッシングをすでに混ぜ合わせてしまった場合は、野菜から水分が出て食感が損なわれやすいため、冷蔵保存であっても数時間以内にお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、土井善晴さん直伝の「さやいんげんのサラダ」の作り方をご紹介しました。このレシピは、鮮やかな緑色のさやいんげんを主役に、新たまねぎのシャキシャキとした食感、ハムの旨味、包装やエメンタールチーズの芳醇な香りとゆで卵のコクが一体となった、非常に完成度の高い一品です。
美味しさを引き出すためのポイントは、ゆで卵の時間を正確にはかること、さやいんげんのアクを残さないよう程よい堅さにゆでて氷水できちんと冷ますこと、そして特製のしょうゆドレッシングを食卓を囲んでから回しかけて仕上げることです。
これらの丁寧な工程を踏むことで、シンプルながらも素材それぞれの個性が引き立ち、まるでお店でいただくような洗練された味わいをご家庭で再現することができます。健康的で見た目にも美しいこのサラダを、ぜひ日々の献立やおおもてなしの席に取り入れて、特別な美味しさを楽しんでみてください。
