今回は、シンプルでありながら素材の持ち味を存分に引き出す、飛田和緒さんの「ささ身のたらこ焼き」のレシピをご紹介します。鶏ささ身は高タンパクでヘルシーな食材ですが、パサつきやすいという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
このレシピでは、ささ身を開いてたらこを包み込み、卵黄を塗ってオーブントースターで焼き上げるという工夫により、しっとりとした食感と豊かな風味を両立させています。たらこの程よい塩気と旨味が淡白なささ身に絶妙にマッチし、さらに表面に塗られた卵黄と酒のコーティングが香ばしさと照りを生み出します。
一口食べれば、口の中に広がる上品な味わいに驚くことでしょう。毎日の食卓の彩りにはもちろんのこと、お酒のお供としてのおつまみや、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもぴったりです。特別な調味料や複雑な工程を必要とせず、身近な材料で手軽に作れる点もこのレシピの魅力です。
飛田和緒さんならではの、家庭的で心温まる味わいを、ぜひご自宅でお楽しみください。
【飛田和緒さんのレシピ】ささ身のたらこ焼きの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes6
minutes75
kcal11
minutes今回は、シンプルでありながら素材の持ち味を存分に引き出す、飛田和緒さんの「ささ身のたらこ焼き」のレシピをご紹介します。鶏ささ身は高タンパクでヘルシーな食材ですが、パサつきやすいという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
材料
鶏ささ身 2本
たらこ(縦長に切ったもの) 1/8腹(15g)
卵黄 少々
酒 少々
作り方
- 鶏ささ身は筋を除く。縦長に置き、中央に切り込みを入れ、厚みを半分に切るようにして左右に開く。たらこは縦半分に切る。
- 開いたささ身の中央にたらこをのせ、包み込む。
- 卵黄に酒少々を加えて溶きのばし、 2 の上面に塗る。オーブントースターの受け皿にのせ、5~6分間焼く。途中で卵黄をもう1回塗り、火を通す。食べやすく切る。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (ささ身のたらこ焼き)
ささ身のたらこ焼きを美味しく作る3つの極意
ささ身の観音開きとたらこの包み方
鶏ささ身は筋を丁寧に取り除き、中央に切り込みを入れて左右に開く「観音開き」にします。ここでのポイントは、包丁を入れて厚みを均等にすることです。均一な厚みに開くことで、オーブントースターでの火の通りがムラなく仕上がります。
開いたささ身でたらこをしっかりと包み込むことで、加熱中にたらこの旨味と水分がささ身の内部に閉じ込められ、パサつきがちなささ身が驚くほどしっとりと柔らかく焼き上がります。たらこの塩分が内側からじんわりと染み渡るため、事前の味付けも不要で、素材の味をストレートに楽しめるのが特徴です。
卵黄と酒の衣による照りと香ばしさの演出
このレシピの最大の鍵となるのが、卵黄に少量の酒を加えたものを上面に塗る工程です。卵黄だけではドロッとして塗りにくいですが、酒でのばすことで均一に薄く塗ることができ、同時に酒の持つ風味が鶏肉の生臭さを和らげる効果をもたらします。
さらに、オーブントースターで5〜6分間焼く途中で、もう一度この卵黄液を重ね塗りすることが非常に重要です。二度塗りすることで表面に美しい黄金色の照りが生まれ、焼き上がりの香ばしさが格段にアップします。見た目の美しさと食欲をそそる香りを引き出す、シンプルながら効果的なテクニックです。
オーブントースターを使った絶妙な火入れ
加熱にはフライパンではなくオーブントースターを使用するのが、手軽かつ美味しく仕上げる極意です。受け皿にのせて5〜6分間という短い時間で一気に焼き上げることで、ささ身の表面は卵黄の効果でカリッと香ばしく、中はたらこの水分を保ったままジューシーに仕上がります。
ささ身は加熱しすぎると固くなってしまうため、トースターの高温で短時間調理することがふっくらとした食感を生む秘訣です。トースターの特性によって火の入り方が異なるため、表面の焦げ目と卵黄の乾き具合を見ながら、ちょうど良いタイミングで取り出してください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんの「ささ身のたらこ焼き」は、さっぱりとした鶏ささ身にたらこの塩味と卵黄のコクが加わった一品で、日本酒や白ワインとのペアリングが非常におすすめです。日本酒であれば、米の旨味がしっかりと感じられる純米酒や、キレのある辛口の吟醸酒がよく合います。
日本酒のふくよかな香りが、酒でのばした卵黄の香ばしさやたらこの磯の風味と同調し、至福のひとときを演出します。ワインを合わせるなら、スッキリとした酸味と果実味のバランスが良いソーヴィニヨン・ブランや、ミネラル感のあるシャブリなどの辛口白ワインがぴったりです。
白ワインの爽やかな酸味が、たらこの濃厚な旨味をすっきりと洗い流し、次の一口をより美味しく感じさせてくれます。和食でありながらワインとの相性も抜群なこの一皿で、贅沢な晩酌をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
完成した「ささ身のたらこ焼き」は、出来立ての温かいうちにお召し上がりいただくのが一番ですが、冷めても美味しくいただけるため保存にも適しています。残った場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は翌日までとなります。
お弁当のおかずとして使用する場合は、必ず中までしっかりと火が通っていることを確認し、完全に冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしてください。温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、再度トースターで表面をサッと焼くと香ばしさが復活します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した飛田和緒さんの「ささ身のたらこ焼き」は、少ない材料とシンプルな工程でありながら、驚くほど本格的な味わいを楽しめる素晴らしいレシピです。
パサつきやすい鶏ささ身を、たらこを包み込むことでしっとりと保ち、さらに酒でのばした卵黄を二度塗りして焼き上げるというテクニックは、家庭料理をワンランクアップさせる確かな技です。
オーブントースターで5〜6分焼くだけという手軽さも魅力で、忙しい平日の夕食やお弁当のおかず、急な来客時のおつまみとしても大活躍間違いなしの一品です。
たらこの塩気と卵黄のまろやかさ、ささ身の淡白な旨味が見事に調和した、飛田和緒さんならではの優しい味わいを、ぜひご自宅の定番メニューに加えてみてはいかがでしょうか。毎日の食卓がさらに豊かになること請け合いです。
