今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒め」をご紹介します。きゅうりといえば、生のままサラダや和え物で食べることが圧倒的に多い野菜ですが、きじまりゅうたさんのこのレシピでは「天日干し」にするというひと手間を加えるのが最大の特徴です。
きゅうりを半干し状態にすることで、余分な水分が抜けて旨味がギュッと凝縮され、炒めても水っぽくならず、ポリポリとした心地よい食感が生まれます。
そこにジューシーな鶏こま切れ肉(もも肉など)の動物性の旨味と、オイスターソースをベースとした甘辛くコク深い味わいが合わさることで、白いご飯が止まらなくなる絶品の炒め物が完成します。普段は食卓の脇役になりがちなきゅうりが、堂々たるメインディッシュに昇格する驚きの一皿です。
身近な食材を使いながらも、素材の持ち味を最大限に引き出す、きじまりゅうたさんならではの素晴らしいアイディアが光るレシピです。ぜひご家庭で、いつもとは違う新しいきゅうりの魅力をご堪能ください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings3
hours10
minutes10
minutes310
kcal200
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒め」をご紹介します。きゅうりといえば、生のままサラダや和え物で食べることが圧倒的に多い野菜ですが、きじまりゅうたさんのこのレシピでは「天日干し」にするというひと手間を加えるのが最大の特徴です。
材料
きゅうり 3本
鶏こま切れ肉(もも/親子丼用) 250g
ねぎ 1本
ごま油 小さじ1
塩 少々
【A】
オイスターソース 小さじ2
酒 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
作り方
- きゅうりは5mm厚さの斜め切りにして水けを拭き、重ならないようにざるに広げる。半干しになるまで、3時間から半日ほど天日干しする。ねぎは1cm厚さの小口切りにする。
- ポイント
- 干す時間は天候によって変わるので、状態で判断を。
- フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、鶏肉を入れて塩少々をふり、炒める。表面の色が変わったらねぎを加えて炒める。油がなじんだら、干したきゅうりを加えて1分間ほど炒める。
- 【A】を加え、汁けがほぼなくなるまで2分間ほど炒める。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒め)
切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒めを美味しく作る3つの極意
きゅうりは半干しにして旨みと食感を引き出す
このレシピの最大のポイントは、きゅうりを5mm厚さの斜め切りにして天日干しにすることです。きゅうりは約95%が水分ですが、重ならないようにざるに広げ、3時間から半日ほど風に当てて半干し状態にすることで、余分な水分が飛び、コリコリ・ポリポリとした独特の歯ごたえが生まれます。
また、水分が抜けることで味が染み込みやすくなり、炒め合わせるオイスターソースの風味がきゅうりの芯までしっかりと絡みます。干す時間は天候や湿度によって変化するため、表面が少し乾いてしんなりとした状態を目安に判断してください。
鶏肉はじっくりと香ばしく焼き上げる
鶏こま切れ肉(もも肉や親子丼用など)は、中火で熱したフライパンにごま油(小さじ1)をひき、塩少々をふってから炒めます。ここで鶏肉の表面の色が変わるまでしっかりと炒めることで、鶏肉の動物性の旨味と脂がフライパンに溶け出します。
この鶏の旨味が溶け出した油で1cm厚さの小口切りにしたねぎときゅうりを炒めることによって、野菜全体に深いコクが行き渡る仕組みになっています。ごま油の香ばしさと鶏肉の旨味を逃さずにきゅうりに吸わせることが、料理全体の満足感を底上げする重要なステップとなります。
合わせ調味料で一気に味を絡め、水分を飛ばす
仕上げの段階では、あらかじめ用意しておいたオイスターソース(小さじ2)、酒(小さじ2)、しょうゆ(小さじ1)、砂糖(小さじ1)を混ぜ合わせた調味料【A】を加えます。加えた後は、汁気がほぼなくなるまで2分間ほどしっかりと炒め合わせるのがコツです。
水分を飛ばしながら炒めることで、調味料がきゅうりや鶏肉の表面にテリツヤとなってコーティングされ、味がぼやけずにバシッと決まります。きゅうりを事前に干して水分を抜いているからこそ、この段階で水っぽくならず、濃厚でコクのあるオイスターソースの風味が存分に活きるのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒め」には、しっかりとしたコクと旨味があるため、ワインを合わせるなら軽やかな赤ワインや、果実味のある白ワインがおすすめです。
赤ワインであれば、フランスのボージョレ地区で作られるガメイ種を使ったフルーティーなものが、オイスターソースの甘じょっぱい風味と非常によく合います。
また、白ワインを選ぶなら、樽香が強すぎないシャルドネや、ほんのりとスパイス感のあるゲヴュルツトラミネールが、ごま油の香ばしさやねぎの風味を引き立ててくれます。もちろん、キリッと冷えたビールや、強炭酸で作ったハイボールとも相性抜群です。
濃いめの味付けがアルコールによく合うので、日々の晩酌のお供として、お好きなドリンクと一緒にリラックスした時間をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
きゅうりを天日干しにする手間がかかる分、多めに作って保存しておきたいところですが、炒め物ですので出来立ての風味と食感を味わうのが一番美味しくいただけます。余った場合は清潔な保存容器に入れ、粗熱をしっかりと取ってから冷蔵庫で保存してください。冷蔵で2〜3日程度を目安に食べ切るようにしましょう。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱すると美味しくいただけますが、きゅうりのポリポリとした食感は作り立てが最も際立ちます。冷凍保存はきゅうりの食感が大きく損なわれるため、避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介したきじまりゅうたさんの「切り干しきゅうりと鶏肉のオイスター炒め」は、きゅうりの新しい可能性に出会える素晴らしいレシピです。生のまま食べることが圧倒的に多いきゅうりですが、天日干しにして水分を抜き、炒め物に使うという発想で、驚くほどご飯に合うメインのおかずに変身します。
鶏肉の旨味とオイスターソースの濃厚なコクを、半干しにしたきゅうりがしっかりと受け止め、噛むほどに味わい深い一品に仕上がります。天候を見ながらきゅうりを干すという工程も、料理を育てるような楽しさがあり、休日のちょっとした時間を使って仕込むのにぴったりです。
いつもの食材でワンランク上の食卓を演出できる、きじまりゅうたさん直伝のレシピ。ぜひこの機会にチャレンジして、ご家族で新しいきゅうりの美味しさを体験してみてください。
