今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんの絶品レシピ「きゅうりのピリ辛そぼろ炒め」をご紹介します。
きゅうりといえばサラダや浅漬けなど生で食べるイメージが強いかもしれませんが、実はサッと炒めることでポリポリとした心地よい食感が際立ち、立派なおかずとして大活躍する万能野菜です。
きじまりゅうたさんのこちらのレシピでは、豚ひき肉のコクと旨味に、豆板醤のピリッとした辛味、そしてにんにくの食欲をそそる香りが絶妙に絡み合い、ご飯が止まらなくなる一品に仕上がっています。
みそをベースにした合わせ調味料が全体にしっかりとした深みを与えてくれるため、お弁当のおかずや、ビールのお供にもぴったりです。身近な食材であるきゅうりと豚ひき肉さえあれば、フライパン一つでパパッと手軽に作れるのも嬉しいポイント。
きゅうりの新しい魅力を存分に味わえる、きじまりゅうたさん直伝の本格的な炒め物レシピを、ぜひご家庭でお試しください。毎日の食卓の定番メニューに加えたくなること間違いなしのおいしさです。
【きじまりゅうたさんのレシピ】きゅうりのピリ辛そぼろ炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings5
minutes5
minutes220
kcal10
minutes今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんの絶品レシピ「きゅうりのピリ辛そぼろ炒め」をご紹介します。
材料
きゅうり 3本
豚ひき肉 150g
ごま油 小さじ1
【A】
にんにく(すりおろす) 小さじ1/2
豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2
【B】
酒 小さじ2
みそ 小さじ1
塩 小さじ1/4
作り方
- きゅうりはピーラーで皮をむいて縦半分に切り、ティースプーンの柄で種をこそげ取る。6~7cm長さ、2cm厚さの斜め切りにする。【B】は混ぜておく。
- ポイント
- 水分が出ないように種を取る。
- フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、ひき肉を入れてパラッとするまで炒める。【A】を加えて炒め、香りがたったら、きゅうりを加えて2分間ほど炒める。【B】を加え、汁けをとばしながら1分間ほど炒め、器に盛る。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (きゅうりのピリ辛そぼろ炒め)
きゅうりのピリ辛そぼろ炒めを美味しく作る3つの極意
きゅうりの種をこそげ取って水っぽさを防ぐ
きゅうりを炒め物にする際、最も重要なポイントとなるのが種を取り除く工程です。ピーラーで皮をむいて縦半分に切った後、ティースプーンの柄などを使って中心の種の部分をしっかりとこそげ落とします。きゅうりは全体の大部分が水分で構成されており、特に種の部分には水分がたっぷりと含まれています。
この種を残したまま加熱してしまうと、炒めている最中に大量の水分が染み出してしまい、せっかくの調味料の味が薄まるだけでなく、仕上がりが水っぽくベチャッとした食感になってしまいます。
種を丁寧に取り除いてから6〜7センチの長さ、2センチ厚さの斜め切りにすることで、調味料がしっかりと絡み、きゅうり特有のポリポリとした小気味よい食感を保ったまま美味しく仕上げることができます。
豚ひき肉はパラッとするまでしっかり炒める
フライパンに中火で熱したごま油(小さじ1)に豚ひき肉(150g)を入れたら、塊が残らないようにほぐしながら、パラッとするまでしっかりと炒め合わせることが美味しく仕上げる秘訣です。
豚ひき肉を中途半端な状態で次の工程に進んでしまうと、肉の臭みが残ってしまったり、香ばしさが十分に引き出せなくなったりします。完全に色が変わってパラパラの状態になるまで火を通すことで、豚肉の余分な脂が溶け出し、同時に肉の旨味がギュッと凝縮されます。
この状態になってから、すりおろしたにんにく(小さじ1/2)と豆板醤(小さじ1/2)を加えることで、肉の旨味とスパイスの香りが油にしっかりと移り、料理全体の風味が格段にアップします。焦がさないように注意しながら、肉の旨味を最大限に引き出してください。
調味料を加えたら汁けをとばして旨味を絡める
きゅうりを加えて2分間ほど炒めた後、あらかじめ混ぜ合わせておいた【B】の調味料(酒小さじ2、みそ小さじ1、塩小さじ1/4)を一気に加えます。ここでのポイントは、調味料を加えた後に「汁けをとばしながら1分間ほど炒める」という手順を確実に守ることです。
フライパンの底に水分が残ったまま火を止めてしまうと、味がぼやけてしまい、ご飯のおかずとしては物足りない仕上がりになってしまいます。強めの中火で一気に汁気を飛ばすように炒めることで、みその風味や塩気が豚ひき肉ときゅうりの表面にしっかりとコーティングされ、味がピタッと決まります。
また、アルコール分(酒)が揮発する際に肉の生臭さも一緒に飛ばしてくれるため、より洗練された味わいに仕上がります。手早く仕上げて器に盛り付けましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豚ひき肉の濃厚な旨味と、豆板醤のピリッとした辛味、そしてみそのコクが特徴的な「きゅうりのピリ辛そぼろ炒め」には、スッキリとした爽快感のあるお酒がよく合います。ビールであれば、キレのあるピルスナータイプの生ビールが定番でおすすめです。
豆板醤の辛味と豚肉の脂を、ビールの炭酸とホップの苦味がさっぱりと洗い流し、次の一口をさらに美味しく感じさせてくれます。また、ワインを合わせるなら、よく冷やしたロゼワインや、フルーティーな辛口の白ワインが好相性です。
ブドウ品種としては、果実味が豊かでほんのりとしたスパイス感を持つグルナッシュ主体のロゼワインや、スッキリとした酸味が特徴のソーヴィニヨン・ブランなどを選ぶと、にんにくの風味やみその塩気と美しく調和します。休日のランチや晩酌のひとときに、ぜひお好みの一杯とともにお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
完成した「きゅうりのピリ辛そぼろ炒め」が余ってしまった場合は、清潔な保存容器に移し替え、粗熱がしっかりと取れてから冷蔵庫で保存してください。きゅうりは時間が経つとどうしても水分が出やすくなるため、冷蔵保存した場合の日持ちの目安は1〜2日程度となります。
美味しさを損なわないためにも、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。再加熱する際は、電子レンジで軽く温め直すか、フライパンでサッと炒め直すことで風味が蘇ります。なお、きゅうりは冷凍すると解凍時に食感が著しく損なわれ、ブヨブヨになってしまうため、冷凍保存には向いていません。
作りたてのポリポリとした食感を活かすため、その日のうちに食べ切れる量を作るのが理想的です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
きじまりゅうたさん直伝の「きゅうりのピリ辛そぼろ炒め」のレシピをご紹介しました。普段は生で食べることの多いきゅうりですが、種を取り除いてからサッと炒めるというひと工夫を加えるだけで、水っぽくならずにポリポリとした極上の食感を楽しむことができます。
豚ひき肉の力強い旨味に、豆板醤とにんにくのパンチの効いた香りが加わり、みそベースの調味料が全体をまろやかにまとめる、まさに白飯泥棒とも言える絶品おかずです。
調理時間も短く、手に入りやすい材料のみでササッと作れるため、忙しい日の夕食のメインディッシュや、お酒のおつまみ、お弁当の隙間おかずなど、幅広いシーンで大活躍してくれます。
きゅうりの大量消費レシピとしても非常に優秀ですので、冷蔵庫にきゅうりが余っている時などにも、ぜひこのレシピで新しい美味しさを発見してみてください。
