今回は、人気料理研究家・藤井恵さんのレシピ「わかめと長芋のじゃこ炒め」をご紹介します。わかめといえば、お味噌汁や酢の物など、水分の多い料理に使うイメージが強いかもしれませんが、実は油で炒めても非常に美味しくいただける万能食材です。
藤井恵さん直伝のこのレシピでは、たっぷりの戻しわかめをごま油で風味豊かに炒め合わせます。炒めることでわかめのかさがグッと減り、驚くほどたくさんの量を食べられるのが最大の魅力です。合わせる具材は、ホクホクとした食感が楽しい長芋と、旨味が凝縮されたちりめんじゃこ。
さらに、たっぷりのしょうがを加えることで、食欲をそそる香りがキッチンいっぱいに広がります。長芋は皮付きのまま1cm厚さの半月切りにして焼き付けることで、皮の香ばしさとシャキッとした歯ごたえの両方を楽しむことができます。お酒のおつまみにはもちろん、毎日のご飯のお供としても大活躍間違いなしの一品です。
手軽に揃う材料でパパッと作れるので、あと一品欲しい時にも大変重宝します。ぜひ今日の食卓に取り入れてみてください。
【藤井恵さんのレシピ】わかめと長芋のじゃこ炒めの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes7
minutes115
kcal12
minutes今回は、人気料理研究家・藤井恵さんのレシピ「わかめと長芋のじゃこ炒め」をご紹介します。わかめといえば、お味噌汁や酢の物など、水分の多い料理に使うイメージが強いかもしれませんが、実は油で炒めても非常に美味しくいただける万能食材です。
材料
戻しわかめ 100g
長芋 100g
ちりめんじゃこ 20g
しょうが 2かけ(30g)
ごま油
酒
作り方
- 長芋はよく洗って皮付きのまま、1cm厚さの半月形に切る。しょうがは細切りにする。
- フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、長芋を両面に薄く焼き色がつくまで焼く。長芋を端に寄せ、あいたところにごま油小さじ1を足し、ちりめんじゃこ、しょうがを加えて炒める。
- 油に香りが移ったら、戻しわかめを加えて炒める。わかめがアツアツになったら酒大さじ1を回し入れ、サッと炒め合わせる。
- ポイント
- わかめは炒めるとかさが減って、たくさん食べられる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (わかめと長芋のじゃこ炒め)
わかめと長芋のじゃこ炒めを美味しく作る3つの極意
長芋は皮付きのまま香ばしく焼き付ける
長芋を調理する際、通常は皮を剥くことが多いですが、このレシピでは皮付きのまま使用するのが重要なポイントです。皮付きのまま1cm厚さの半月形に切り、ごま油を熱したフライパンで両面に薄く焼き色がつくまで中火でじっくりと焼きます。
こうすることで、長芋特有のシャキッとした食感を残しつつ、皮の香ばしさがプラスされ、料理全体の風味が格段にアップします。また、皮付近には栄養も豊富に含まれているため、無駄なく美味しくいただけるのも嬉しいメリットです。こんがりとした焼き目がつくまで焦らずに焼くのがコツです。
じゃことしょうがは時間差で加え、香りを引き出す
長芋を焼いた後、すぐに全ての材料を混ぜ合わせるのではなく、長芋をフライパンの端に寄せてスペースを作ることが味の決め手になります。あいたところに追加のごま油小さじ1を足し、そこにちりめんじゃこと細切りにしたしょうがを加えて炒めます。
ごま油の熱でじゃこの旨味としょうがの爽やかな香りが油にしっかりと移り、これが料理全体の風味のベースとなります。油に香りが移るまで炒めてから他の具材と合わせることで、一口食べたときの香りの広がりが全く異なります。焦げないように注意しながら香りを引き出してください。
わかめは熱々になるまで炒めてかさを減らす
戻しわかめを加えた後は、わかめがアツアツになるまでしっかりと炒め合わせるのがこのレシピの最大の極意です。わかめは加熱することで余分な水分が飛び、かさが大きく減ります。かさが減ることで、100gというたっぷりの量のわかめもペロリと食べられるようになります。
また、先ほど作ったじゃことしょうがの香り豊かな油がわかめ全体にしっかりと絡みつき、奥深い味わいに仕上がります。最後に酒大さじ1を回し入れることで、わかめの磯の香りを上品にまとめ、全体の味が調和します。サッと炒め合わせて手早く仕上げましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「わかめと長芋のじゃこ炒め」は、ごま油の香ばしさとちりめんじゃこの旨味、しょうがの爽やかさが際立つ和風の炒め物です。お酒を合わせるなら、まずはキリッと冷やした辛口の日本酒が王道の組み合わせと言えるでしょう。
純米酒や特別本醸造など、米の旨味が感じられつつも後味がすっきりとしたタイプを選ぶと、じゃこの塩気と長芋のほのかな甘味を美しく引き立ててくれます。また、ワインを合わせる場合は、海藻やしょうがの風味と相性の良い白ワインがおすすめです。
例えば、フランスのロワール地方で造られるミュスカデや、イタリアの海沿いで造られるヴェルメンティーノなどは、ミネラル感が豊富で、わかめの磯の香りやじゃこの旨味と見事に調和します。さらに、日本の甲州ワインも、スッキリとした酸味がしょうがの風味とマッチし、和食の繊細な味わいを邪魔せずに寄り添ってくれます。
冷やした白ワインとともに、至福のひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、粗熱がしっかりと取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存の目安は2〜3日程度です。わかめは時間が経つと水分が出やすくなるため、食べる前には電子レンジで軽く温め直すか、フライパンでサッと炒め直すと、出来立てに近い香ばしい風味が復活します。
長芋の食感が変わってしまうため、冷凍保存には向いていません。作ったらなるべく早めに食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した藤井恵さんの「わかめと長芋のじゃこ炒め」は、手軽な材料でサッと作れる、栄養満点で美味しい一品です。わかめを炒めるという調理法により、サラダやスープで食べる時とはまた違った、ごま油の香ばしさをまとった奥深い味わいを楽しむことができます。
長芋のホクホクとした食感、ちりめんじゃこの旨味、そしてしょうがのピリッとしたアクセントが見事に調和し、箸が止まらなくなる美味しさです。わかめは炒めることでかさが減るため、食物繊維などの栄養をたっぷりと摂取できるのも嬉しいポイントです。
皮付きのまま焼いた長芋の香ばしさも相まって、毎日の食卓を彩る副菜としてはもちろん、お酒のお供やお弁当のおかずとしても大活躍します。調理手順もシンプルで洗い物も少なく済むため、忙しい日の献立にもぴったりです。ぜひこのレシピを活用して、わかめの新しい美味しさを体験してみてください。
