家庭料理の第一人者として今なお愛され続ける小林カツ代さん直伝のレシピ、「えび入りスープギョーザ」をご紹介します。このレシピは、ぷりぷりとした食感のゆでえびと、ジューシーな豚ひき肉の旨味が口いっぱいに広がる贅沢なスープギョーザです。
たっぷりの水と固形スープの素をベースにした優しい味わいのスープに、にんじん、グリーンアスパラガス、レタスといった彩り豊かな野菜が加わり、一品で栄養バランスも抜群の主菜になります。
小林カツ代さんのレシピならではの、手軽でありながらも素材の持ち味を最大限に活かす工夫が随所に散りばめられており、日常の食卓をパッと華やかに演出してくれます。身近な材料でパパッと作れるのに、まるでお店で食べるような本格的な満足感を味わえるのが魅力です。
心も体も温まる、どこかほっとする優しい仕上がりのスープギョーザを、ぜひご家庭でお楽しみください。
【小林カツ代さんのレシピ】えび入りスープギョーザの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華4
servings20
minutes10
minutes327
kcal30
minutes家庭料理の第一人者として今なお愛され続ける小林カツ代さん直伝のレシピ、「えび入りスープギョーザ」をご紹介します。このレシピは、ぷりぷりとした食感のゆでえびと、ジューシーな豚ひき肉の旨味が口いっぱいに広がる贅沢なスープギョーザです。
材料
ゆでえび 1パック(約10匹)
ギョーザの皮 1袋(約25枚)
グリーンアスパラガス 1ワ
にんじん 5cm
レタス 3~4枚
ねぎ 1~2本
かたくり粉 小さじ1強
ごま油 少々
【具】
豚ひき肉 150g
ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが汁 1かけ分
塩 小さじ1/2
ごま油 少々
【A】
水 カップ7
固形スープの素(もと) 1コ
酒 大さじ2
うす口しょうゆ 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々
作り方
- えびは殻と尾を除いて2~3つのそぎ切りにし、かたくり粉小さじ1強をまぶす。【具】の材料をよく混ぜておく。
- アスパラガスは根元を1~2cm切り落とし、皮が堅いときは下側をむき、長さを3つに切る。にんじんは縦半分に切って薄い短冊形に切り、レタスは一口大にちぎる。ねぎは4~5cm長さのせん切りにする
- ギョーザの皮に小さじ1を目安に【具】をのせ、上にえびをのせる。皮の縁半分に水を塗って貼り合わせ、真ん中に1つひだを寄せる。残りも同様に包む。
- 鍋に【A】とにんじんを入れて強火で煮立て、ギョーザを次々に入れ、アスパラガスを加えて煮る。
- ギョーザが浮いて透き通ったら、レタスを加え、ひと煮立ちで火を止める。香りづけにごま油少々を落とし、アツアツを器に盛り、 2 のねぎを散らす。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (えび入りスープギョーザ)
えび入りスープギョーザを美味しく作る3つの極意
えびに片栗粉をまぶして旨味と食感を閉じ込める
このレシピのポイントは、殻と尾を除いてそぎ切りにしたゆでえびに、かたくり粉小さじ1強をしっかりとまぶしておくことです。かたくり粉でえびの表面をコーティングすることにより、スープで煮込んだ際にもえび自体の水分や旨味が外に逃げ出すのを防ぎ、ぷりぷりとした心地よい食感を保つことができます。
また、表面に薄い衣が残ることで、スープにとろみがつき、ギョーザや野菜とスープの絡みが格段に良くなります。一口食べたときのジューシーさと、なめらかな口当たりを引き出すための大切な下処理です。
真ん中にひとつだけひだを寄せる包み方
このレシピのポイントは、ギョーザの皮で具とえびを包む際、皮の縁半分に水を塗って貼り合わせ、真ん中にひとつだけひだを寄せるという包み方にあります。
一般的な焼きギョーザのように細かくたくさんのひだを寄せるのではなく、あえて真ん中のひとつだけに絞ることで、スープの中でギョーザが均一に加熱されやすくなります。また、ひだが少ない分、皮の薄い部分と厚い部分の差が減り、スープを吸った皮がツルンとした滑らかな極上の喉ごしに仕上がります。
中に入れた大きなえびの形も崩れにくく、見た目も美しく仕上がいます。
野菜の投入タイミングを見極めてベストな食感を残す
このレシピのポイントは、具材によって鍋に入れるタイミングを変え、それぞれの野菜が持つ最適な食感を残すことです。まず火が通りにくい短冊切りのにんじんはスープのベースと一緒に強火で煮立て、次にギョーザとアスパラガスを加えてしっかりと火を通します。
そして、ギョーザが浮いて透き通ったベストなタイミングで、一口大にちぎったレタスを投入し、ひと煮立ちで素早く火を止めます。これにより、レタスのシャキシャキとした爽やかな歯ごたえと鮮やかな緑色が失われず、全体の食感に素晴らしいアクセントが生まれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このえび入りスープギョーザに合わせるお酒としては、すっきりとした味わいの白ワインが特におすすめです。
具材に使われているえびの甘味や豚ひき肉のジューシーな旨味、そしてスープの優しい塩味を引き立てるために、辛口でフルーティーなソーヴィニヨン・ブランや、爽やかな酸味を持つシャブリなどの白ワインを選ぶと、素晴らしいマリアージュを楽しむことができます。
ごま油の豊かな香りがアクセントになっているため、程よいミネラル感のある白ワインが口の中をさっぱりとさせ、次の一口をさらに美味しくしてくれます。
また、お酒を飲まない場合は、温かいジャスミン茶や烏龍茶を合わせると、スープの脂っぽさを綺麗に洗い流し、華やかな香りが口いっぱいに広がって食事の満足感をより一層高めてくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理後のスープギョーザを保存する場合は、スープとギョーザをなるべく分けて保存するのが美味しく食べるためのコツです。ギョーザをスープに入れたまま長時間放置すると、皮がスープを吸いすぎて伸びてしまい、ドロドロに崩れて食感が著しく損なわれてしまいます。
そのため、余った分はギョーザだけを優しく取り出して密閉容器に入れ、スープとは別に冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は翌日までとなります。
温め直す際は、まずスープを鍋に入れてしっかりと沸騰させ、そこに保存しておいたギョーザを戻し入れて、皮が温まる程度にさっとひと煮立ちさせることで、出来立てに近いツルッとした食感を再現することができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小林カツ代さん直伝の「えび入りスープギョーザ」は、ぷりぷりのえびとジューシーな肉の旨味、そしてたっぷりの野菜を一度に楽しめる、非常に満足度の高いスープ仕立ての主菜です。
えびに片栗粉をまぶす工夫や、スープの喉ごしを良くするシンプルな包み方、野菜の食感を活かす投入タイミングなど、シンプルながらも計算し尽くされたプロの知恵が詰まっています。
あっさりとしつつもコクのあるスープは、心も体も芯から温めてくれる優しい味わいで、子供から大人まで家族みんなに喜ばれること間違いありません。特別な調味料を使わず、身近な食材だけでこれほど奥深い味わいに仕上がるのは、まさに小林カツ代さんならではのレシピの魅力です。
ぜひ今夜のおかずに作ってみてはいかがでしょうか。
