笠原将弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを感じさせる食材を使った「たけのことわかめのかき揚げ」は、家庭でも本格的な和食の味を楽しめる素晴らしい一品です。笠原将弘さん直伝のこのレシピでは、水煮のたけのこと塩蔵わかめを使用し、食感のコントラストと磯の香りを存分に味わうことができます。
サクサクに揚がったかき揚げに、風味豊かな特製の天つゆと、さっぱりとした木の芽おろしを添えることで、上品な味わいが口いっぱいに広がります。たけのこは大きめの1cm角に切ることで、しっかりとした歯ごたえを残し、粗く刻んだわかめが衣とよく絡みます。
かき揚げを上手に揚げるコツや、衣の水分調整など、基本的なポイントを押さえるだけで、まるでお店で食べるような見栄えと味に仕上がります。毎日の食卓はもちろん、特別なおもてなしの席にもぴったりな笠原将弘さんのレシピを、ぜひご家庭で挑戦してみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】たけのことわかめのかき揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes10
minutes436
kcal25
minutes笠原将弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを感じさせる食材を使った「たけのことわかめのかき揚げ」は、家庭でも本格的な和食の味を楽しめる素晴らしい一品です。笠原将弘さん直伝のこのレシピでは、水煮のたけのこと塩蔵わかめを使用し、食感のコントラストと磯の香りを存分に味わうことができます。
材料
ゆでたけのこ 1本(220g)
わかめ(塩蔵) 20g(洗って、水に約5分間つけて戻す。)
大根 100g
木の芽 2g
卵黄 1コ分
小麦粉 100g
揚げ油
【天つゆ】
だし カップ3/4
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
作り方
- 鍋に【天つゆ】の材料を入れてひと煮立ちさせ、冷ましておく。
- 大根はすりおろして水けをきる。木の芽は粗く刻んで大根おろしと混ぜ合わせる。
- たけのこは1cm角に切る。わかめは粗みじん切りにする。ともにボウルに入れ、小麦粉100gを加えて混ぜ合わせる。卵黄と水大さじ4を少しずつ加え、混ぜ合わせる。
- ポイント
- 水は様子を見ながら少しずつ加え、素材どうしがまとまるくらいの堅さにする。
- 揚げ油を170℃に熱し、 3 をスプーンで一口大にまとめながら静かに落とし入れ、3~4分間揚げる。器に盛り、 1 と 2 を添える。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (たけのことわかめのかき揚げ)
たけのことわかめのかき揚げを美味しく作る3つの極意
衣の水分調整は少しずつ慎重に行う
このかき揚げをサクッと美味しく仕上げるための最大のポイントは、衣の水分量です。レシピにある通り、小麦粉を具材にまぶした後、卵黄と水(大さじ4)を加えますが、一気に全て加えるのではなく、様子を見ながら少しずつ加えることが重要です。
具材が持っている水分やその日の湿度によっても最適な水の量は変わるため、素材どうしがギリギリまとまるくらいの堅さを見極める必要があります。衣がゆるすぎると油の中でバラバラに散らばってしまい、逆に堅すぎると重たい食感になってしまいます。
スプーンですくった時に形状を保てる程度の粘り気を意識して、絶妙な衣の堅さを目指してください。
揚げ油の温度は170℃をキープする
揚げ油の温度管理もかき揚げを美しく仕上げるための大切な要素です。170℃という中温の油に静かに落とし入れることで、衣が急激に焦げるのを防ぎ、中までしっかりと火を通すことができます。温度が低すぎると衣が油を吸ってベチャッとした仕上がりになり、高すぎると中まで火が通る前に表面だけが焦げてしまいます。
170℃の目安は、衣を油に落とした際に、一度鍋底付近まで沈んでからすぐに浮き上がってくる状態です。また、3~4分間という揚げ時間を守り、途中で油の温度が下がらないように火加減をこまめに調整することも、サクサクの食感を生み出す秘訣となります。
木の芽おろしで風味と後味を格上げする
かき揚げの美味しさを引き立てるために欠かせないのが、薬味として添える「木の芽おろし」です。大根おろしの水気をしっかりと切ることで、天つゆが薄まるのを防ぎ、味がぼやけるのを避けることができます。
そこに粗く刻んだ木の芽を混ぜ合わせることで、爽やかな香りが加わり、油物をさっぱりと食べさせてくれる効果があります。木の芽特有の清涼感と、大根のピリッとした辛味の組み合わせは、たけのことわかめという春の味覚の甘みをより一層際立たせます。
揚げたてのかき揚げにたっぷりと乗せて、自家製の天つゆと一緒に味わうことで、全体のバランスが見事に調和します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの「たけのことわかめのかき揚げ」には、和の素材の風味を引き立てるすっきりとした飲み物がよく合います。アルコールであれば、キリッとした酸味とミネラル感のある辛口の白ワインがおすすめです。
例えば、フランス産のシャブリや、日本のコウシュウワインなどは、わかめの磯の香りやたけのこの土の風味と素晴らしい相性を見せます。ワインの持つ爽やかさが、揚げ物の油っぽさをきれいに洗い流してくれるでしょう。日本酒であれば、冷やした純米吟醸酒や、すっきりとした本醸造酒がぴったりです。
木の芽の爽やかな香りや特製天つゆの旨味と同調し、和食ならではの奥深いペアリングを楽しむことができます。ノンアルコールであれば、冷たい緑茶や、香ばしいほうじ茶を用意すると、食事のひとときがより豊かなものになります。
保存テクニックと温め直し方
かき揚げは揚げたてをいただくのが一番美味しいですが、どうしても余ってしまった場合は、しっかりと冷ましてから保存してください。保存する際は、密閉容器に入れるか、ラップでひとつずつ隙間なく包み、冷蔵庫で保管します。冷蔵で1~2日程度が目安です。
温め直すときは、電子レンジで軽く温めた後、オーブントースターや魚焼きグリルで表面がカリッとするまで焼くと、サクサクとした食感がある程度復活します。天つゆや木の芽おろしは別の容器に入れて冷蔵し、食べる直前に合わせるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さんのレシピによる「たけのことわかめのかき揚げ」をご紹介しました。水煮のたけのこと塩蔵わかめという手に入りやすい食材を使いながらも、木の芽おろしや特製の天つゆを添えることで、料亭のような上品で本格的な一品に仕上がります。
たけのこのシャキシャキとした歯ごたえと、わかめの豊かな風味が口の中で絶妙に絡み合い、サクサクの衣がその美味しさをしっかりと包み込んでいます。衣の水分を慎重に調整し、170℃の油で丁寧に揚げるという基本のポイントを押さえることで、どなたでも失敗なく作ることができるはずです。
春を感じる豊かな香りと食感のハーモニーを、ぜひご家庭の食卓で存分に味わってみてください。
