今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「とうもろこしとえびの岩石揚げ」をご紹介します。旬のとうもろこしの弾けるような甘みと、ぷりっとしたえびの旨味が絶妙なハーモニーを奏でる、笠原将弘さん直伝の絶品揚げ物レシピです。
素材の持ち味を最大限に生かす和食ならではのアプローチが光る一品で、食卓を華やかに彩ってくれます。手順はとてもシンプルで、とうもろこしの実をそぎ落とし、えびを粗みじん切りにして卵黄と小麦粉でまとめるだけ。
衣をつけすぎないことで、とうもろこしの鮮やかな黄色とえびのほのかな赤色が美しく仕上がり、まさに「岩石」のようなゴツゴツとした食感と見た目が楽しめます。揚げたての熱々に塩を振って頬張れば、口いっぱいに広がる香ばしさと自然な甘みがやみつきになること間違いありません。
ご家庭でもプロの味を再現できる素晴らしいレシピですので、ぜひ今晩のおかずに、あるいは特別なおつまみとして挑戦してみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】とうもろこしとえびの岩石揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes10
minutes260
kcal25
minutes今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「とうもろこしとえびの岩石揚げ」をご紹介します。旬のとうもろこしの弾けるような甘みと、ぷりっとしたえびの旨味が絶妙なハーモニーを奏でる、笠原将弘さん直伝の絶品揚げ物レシピです。
材料
とうもろこし 1本(180g)
えび(無頭/殻付き) 6匹(180g)
卵黄 1コ分
塩
酒
小麦粉
揚げ油
作り方
- とうもろこしは包丁で実をそぎ、手でほぐす。えびは殻をむいて背ワタを除き、塩少々、酒大さじ1をもみ込んでサッと水で洗い、水けを拭く。包丁で粗みじん切りにする。
- ボウルに 1 を入れ、卵黄を加えて全体を混ぜ合わせる。小麦粉適量(約大さじ2が目安)を少しずつ加えながら混ぜ、ギリギリ丸められるくらいの堅さにする。
- ポイント
- 小麦粉は加えすぎると粉っぽくなるので、少しずつ加えては混ぜ、納豆くらいの粘度を目指す。
- 鍋に揚げ油を170℃に熱し、 2 を手に水をつけながら一口大に丸めて入れ、2~3分間揚げて取り出す。油をきり、器に盛って塩適量を添える。
- ポイント
- 手に水をつけると、うまく丸めやすい。時間をおくとくずれるので、丸めたそばから揚げていく。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (とうもろこしとえびの岩石揚げ)
とうもろこしとえびの岩石揚げを美味しく作る3つの極意
ギリギリ丸められる「納豆くらいの粘度」を目指す
このレシピの最大のポイントは、小麦粉を少しずつ加えながら、つなぎの堅さを微調整することです。ボウルに入れたとうもろこしとえびに卵黄を絡めた後、約大さじ2を目安に小麦粉を加えていきますが、一度に全て入れず、少しずつ混ぜながら様子を見てください。
小麦粉を加えすぎると全体が粉っぽくなり、素材の甘みや風味が損なわれてしまいます。目指すべき状態は「ギリギリ丸められるくらいの堅さ」であり、混ぜ合わせた時に納豆くらいの粘り気が出るのが理想です。
この絶妙な衣のバランスによって、揚げた際に重たくならず、とうもろこしとえびの食感がダイレクトに伝わる軽やかな岩石揚げに仕上がります。
手に水をつけて、丸めたそばから揚げる
タネを油に入れる際の工程にも、美しく仕上げるための重要なコツがあります。生地の粘度が低く崩れやすいため、成形する際は必ず手に水をつけてください。適度な水分が手にあることでタネが手にくっつかず、一口大にうまく丸めやすくなります。
また、成形してバットなどに置いておくと、とうもろこしやえびから水分が出てタネが緩み、形が崩れてしまう原因になります。そのため、タネを丸めたら時間をおかず、そのまま直接熱した油の中へ投入していくことが必須です。
丸めたそばからテンポよく揚げていくことで、ゴツゴツとした美しい岩石状の形をキープしたまま、サクッと香ばしく揚がります。
えびの下処理と170℃の油での短時間揚げ
えびの臭みをしっかりと取り除き、最高の食感に仕上げるための下ごしらえと温度管理も外せません。えびは殻をむいて背ワタを除いた後、塩少々と酒大さじ1をもみ込んでサッと水洗いし、水けをしっかり拭き取ることで特有の生臭さを消します。
粗みじん切りにしてとうもろこしの粒感と合わせることで、噛んだ時の食感のコントラストが生まれます。揚げる際は、油の温度を170℃に設定し、2〜3分間という短時間でサッと揚げて取り出します。
この適切な温度と時間で揚げることで、えびに火が入りすぎて固くなるのを防ぎ、プリッとした食感ととうもろこしのジューシーさを内側にしっかりと閉じ込めることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さん直伝の「とうもろこしとえびの岩石揚げ」には、すっきりとした酸味と果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは、その爽やかなシトラスの香りとハーブのニュアンスが、とうもろこしの自然な甘みを引き立て、揚げ物の油分をすっきりと流してくれます。
例えば、「クラウディー・ベイ」のソーヴィニヨン・ブランなどは、キリッとした酸がえびの旨味とも美しく調和し、至福のペアリングとなるでしょう。また、和の要素を持つ料理ですので、よく冷やした辛口のスパークリングワインやシャンパンとも相性抜群です。
細かい泡が口の中をリフレッシュさせ、岩石揚げのサクサクとした心地よい食感をさらに際立たせてくれます。
保存テクニックと温め直し方
揚げ物は出来立てのサクサク感を味わうのが一番ですが、余ってしまった場合は適切な保存方法で美味しさを長持ちさせることができます。粗熱が完全に取れたら、空気に触れないように一つずつラップでぴったりと包み、さらに密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
冷蔵保存の場合は翌日中にお召し上がりください。温め直す際は、電子レンジで軽く中心まで温めた後、オーブントースターや魚焼きグリルで表面をサッと焼くと、余分な水分が飛んで衣のカリッとした食感が復活し、美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
本記事では、笠原将弘さんの素晴らしい和食レシピ「とうもろこしとえびの岩石揚げ」の作り方を詳しくご紹介しました。旬のとうもろこしの弾ける甘みと、粗みじん切りにしたえびのぷりぷりとした食感が、口の中で楽しいハーモニーを奏でる一品です。
ギリギリ丸められる程度の少量の小麦粉と卵黄だけでつなぐことで、素材本来の味わいが前面に引き出されています。手に水をつけて丸め、そのまま時間をおかずに170℃の油でサッと揚げるという工程を守ることで、ご家庭でも失敗なくプロの仕上がりを再現することが可能です。
ビールのおつまみとしてはもちろん、夕食の立派なメインディッシュや副菜としても大活躍してくれます。揚げる前のえびの丁寧な下処理や、つなぎの納豆のような粘り気を目安にするなど、細かいコツを押さえて、ぜひご自宅で笠原将弘さんの味を楽しんでみてください。
