テレビや雑誌で大活躍の人気料理愛好家、平野レミさんのオリジナルレシピ「チン卵ーヤー」をご紹介します。ゴーヤーの苦味を抑えつつ、卵やチーズ、ベーコンの旨味をぎゅっと詰め込んだ、見た目も鮮やかで楽しい一品です。
フライパンも火も一切使わず、電子レンジの加熱だけであっという間に完成するという、平野レミさんらしい斬新かつ合理的なアイデアが光ります。
ゴーヤーといえばチャンプルーやおひたしが定番ですが、このレシピではクミンのスパイシーな香りが加わることで、ひとくち食べればこれまでのゴーヤーの概念が覆るような驚きがあります。
とろけるチーズとマヨネーズのコクがゴーヤーの風味をまろやかに包み込み、野菜が苦手なお子様からお酒のお供を求める大人まで、家族みんなで楽しめる味わいに仕上がっています。特別な道具は必要なく、耐熱皿とラップがあれば誰でも失敗なく作れる手軽さも魅力です。
旬のゴーヤーを手に入れたら、ぜひこのエネルギッシュな一皿で食卓を彩ってみてください。
【平野レミさんのレシピ】チン卵ーヤーの作り方
Course: 副菜Cuisine: 創作料理2
servings15
minutes7
minutes230
kcal22
minutesテレビや雑誌で大活躍の人気料理愛好家、平野レミさんのオリジナルレシピ「チン卵ーヤー」をご紹介します。ゴーヤーの苦味を抑えつつ、卵やチーズ、ベーコンの旨味をぎゅっと詰め込んだ、見た目も鮮やかで楽しい一品です。
材料
ゴーヤー 1本(250~300g)
塩 小さじ1
砂糖 大さじ1/2
クミンパウダー 適量
【A】
卵 1コ
マヨネーズ 大さじ1
クミンパウダー 小さじ1/4
ピザ用チーズ 30g
ベーコン(粗みじん切り) 50g
作り方
- ゴーヤーは縦半分に切り、ワタと種を除き、塩と砂糖をすり込む。10分間おいてサッと洗ったら、耐熱皿にくぼみを上にしてラップして電子レンジ(600W)に3分間かける。
- ボウルに【A】を混ぜ合わせ、 1 のゴーヤーの水けをふき取り、くぼみに入れる。ラップしてさらに電子レンジ(600W)に3~4分間かける。
- 取り出し、追いクミンをかける。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (チン卵ーヤー)
チン卵ーヤーを美味しく作る3つの極意
塩と砂糖のすり込みによる苦味抜きと下味
このレシピの最大のポイントは、ゴーヤーに塩だけでなく砂糖も一緒にすり込み、10分間おくという工程です。塩の浸透圧でゴーヤーの余分な水分とともに苦味成分を外に引き出すのはもちろんのこと、砂糖を加えることで保水効果が高まり、加熱後もみずみずしい食感がしっかりと残ります。
また、砂糖のまろやかな甘みがゴーヤー特有の強すぎる苦味を和らげ、後から詰める卵やチーズの濃厚な味わいと見事に調和する下地を作ってくれます。サッと洗うことで表面の余分な塩分は落ちますが、中にはほんのりと旨味の土台が残り、これが仕上がりの美味しさを格段に引き上げるのです。
電子レンジの二段階加熱による絶妙な火入れ
火を一切使わない本レシピでは、電子レンジ(600W)での二段階加熱が食感と風味を完璧に仕上げる鍵となります。最初の3分間の加熱では、ゴーヤー本体にしっかりと火を通し、柔らかく食べやすい状態を作ります。
その後、卵やベーコン、チーズなどの具材を詰めてからさらに3〜4分間加熱することで、ゴーヤーの器の中で具材が蒸し焼き状態になり、ベーコンの肉汁やチーズのコクがゴーヤーの内側にじんわりと染み込んでいきます。
具材を詰める前にゴーヤーの水けをしっかりふき取ることで、マヨネーズや卵が水っぽくならず、濃厚でクリーミーなフィリングが完成します。
クミンパウダーのダブル使いで異国情緒を演出
味の決定打となるのが、詰め物の具材に混ぜ込むクミンパウダーと、仕上げにかける「追いクミン」のダブル使いです。クミンの持つカレーのようなスパイシーで食欲をそそる香りは、ゴーヤーの青臭さを完全にマスキングし、旨味へと昇華させてくれます。
具材に小さじ4分の1のクミンを混ぜ込むことで、ベーコンの脂やチーズのコクとスパイスが一体化し、奥行きのある奥深い味わいを生み出します。
さらに、電子レンジでの加熱が終わった熱々の上に追いクミンをパッと振ることで、立ち上る湯気とともにスパイスの香りが弾け、まるでお店で食べる多国籍料理のような本格的な風味に仕上がるのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「チン卵ーヤー」は、クミンのスパイシーな香りとチーズの濃厚なコク、そしてベーコンの旨味がたっぷり詰まっているため、キリッと冷えたアルコール飲料との相性が抜群です。特におすすめなのが、爽やかな酸味を持つ白ワインです。
「ソーヴィニヨン・ブラン」のような柑橘系のフルーティーな香りを持つ辛口の白ワインは、ゴーヤーのほろ苦さと見事に調和し、マヨネーズやチーズの濃厚さをスッキリと洗い流してくれます。
また、カジュアルに楽しむなら、強炭酸の「ハイボール」や、ホップの苦味が効いた「インディア・ペールエール」スタイルのクラフトビールも最高の組み合わせです。スパイスの香りが引き立ち、お酒のピッチもどんどん進むこと間違いありません。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、粗熱がすっかり取れてから清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保管してください。卵やマヨネーズを使用しているため、冷蔵保存で翌日中には食べ切るようにしましょう。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、オーブントースターで表面のチーズが再びトロッとするまで焼くと、香ばしさが復活して美味しくいただけます。ただし、冷凍保存はゴーヤーのシャキッとした食感が損なわれ、水っぽくなってしまうため避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、テレビでおなじみの平野レミさんのアイデアレシピ「チン卵ーヤー」をご紹介しました。ゴーヤーの苦味を塩と砂糖で上手に和らげ、卵、チーズ、ベーコンといった旨味たっぷりの食材を詰め込んで電子レンジで加熱するだけという、驚くほど手軽でありながら本格的な味わいが楽しめる一品です。
火を使わずに調理が完結するため、暑い季節やコンロが塞がっている時にも大活躍します。クミンのスパイシーな香りが食欲を刺激し、いつものゴーヤー料理とは一味違う新鮮な驚きを食卓にもたらしてくれます。お弁当のおかずや、急な来客時のおつまみ、栄養満点の副菜として、ぜひご家庭の定番レシピに加えてみてください。
身近な材料でパパッと作れる手軽さと、食卓をパッと明るくするビジュアルの良さを兼ね備えた、まさに平野レミさんならではの傑作レシピです。
