今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんのレシピをご紹介します。その名も「みかんむかんカブパッチョ」という、名前からして楽しくなる一品です。
みかんを皮ごと使うという斬新なアイデアが光るこちらのカルパッチョは、かんぱちの旨みとみかんの爽やかな酸味、そしてかぶのシャキシャキとした食感が絶妙なハーモニーを奏でます。お刺身用のかんぱちを使うため、火を一切使わずに切って盛り付けるだけで完成するという手軽さも大きな魅力です。
ハーブ塩とオリーブ油のシンプルな味付けが、それぞれの食材の持ち味を最大限に引き出します。みかんは塩でもんで洗って皮ごと薄切りにすることで、果肉の甘みに加えて皮のほろ苦さが良いアクセントになり、まるでお店で食べるような洗練された前菜に仕上がります。
彩り豊かで華やかな見た目は、普段の食卓はもちろん、ホームパーティーやおもてなしの席でもテーブルをぱっと明るく彩ってくれること間違いありません。旬の食材の美味しさを存分に味わえる、平野レミさんならではの大胆かつ繊細なオリジナルレシピをぜひお試しください。
【平野レミさんのレシピ】みかんむかんカブパッチョの作り方
Course: 前菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes20
minutes150
kcal35
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんのレシピをご紹介します。その名も「みかんむかんカブパッチョ」という、名前からして楽しくなる一品です。
材料
かんぱち(刺身用/5mm厚さのスライス) 100g
かぶ(皮付きのまま3mm厚さの半月切り) 1コ分
ハーブ塩 小さじ1/2
みかん(小/塩でもみながら表面を洗う/皮付きのまま薄い半月切り) 1コ分(50g)
オリーブ油 適量
こしょう 少々
かぶの葉(みじん切り) 適量
作り方
- 器にかぶを並べ、ハーブ塩小さじ1/4をふる。
- かんぱち、みかんを並べてハーブ塩小さじ1/4をふる。
- 仕上げにオリーブ油とこしょうをかけ、彩りにかぶの葉を散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (みかんむかんカブパッチョ)
みかんむかんカブパッチョを美味しく作る3つの極意
みかんを皮ごと使うための丁寧な下ごしらえ
このレシピの最大のポイントは、みかんを皮(むかん)ごと使用することです。みかんの皮には特有の爽やかな香りと心地よいほろ苦さがあり、これがかんぱちの脂の旨みと合わさることで、味に深い奥行きを与えてくれます。
皮ごと安全かつ美味しく食べるために、調理前にみかんの表面を塩でもみながらしっかりと洗う手順が重要になります。塩もみによって表面の汚れを落としやすくなるだけでなく、皮の食感が少し柔らかく馴染みやすくなる効果も期待できます。
スライスする際は、皮の存在感が強くなりすぎないよう、できるだけ薄い半月切りに整えることで、口当たりが良く、他の食材とのバランスが完璧なカルパッチョに仕上がります。
ハーブ塩を二段階に分けてふる味付けの工夫
味付けの要となるハーブ塩を、一度に全てかけるのではなく、二回に分けてふる手順も大切な極意です。まず器に並べたかぶにハーブ塩小さじ1/4をふり、その上からかんぱちとみかんを並べてさらに残りの小さじ1/4をふります。
このように段階的に味付けをすることで、一番下にあるかぶにもしっかりと味が馴染み、かぶが持つ水分が適度に抜けて食感が良くなります。また、上に重ねるかんぱちやみかんにもダイレクトに塩気が当たるため、口に入れた時に味のムラを感じにくく、一口ごとに素材の旨みとハーブの香りを均等に楽しむことができます。
シンプルな調味料だからこそ、ふるタイミングと順番が全体の仕上がりを左右する重要なプロセスとなります。
かぶの葉を無駄なく活用した彩りと風味の演出
料理の仕上がりを一段と引き上げるのが、仕上げに散らすかぶの葉のみじん切りです。かぶの実の部分だけでなく、葉も余すことなく活用することで、見た目の彩りが鮮やかなグリーンで引き締まり、食欲を強くそそる華やかな一皿が完成します。
さらに、かぶの葉には特有の青々しい風味とシャキッとした歯触りがあり、なめらかなかんぱちやジューシーなみかんの食感に素晴らしいコントラストを生み出します。
仕上げに回しかける上質なオリーブオイルのコクと、こしょうのピリッとしたスパイシーな香りに、このかぶの葉のフレッシュな風味が重なることで、レストランで提供されるような本格的で立体感のある味わいを楽しむことができるのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「みかんむかんカブパッチョ」には、みかんの柑橘系の香りとハーブ塩の風味に寄り添う、爽やかでフルーティーな白ワインが圧倒的におすすめです。
特に、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは、グレープフルーツやハーブを思わせる清涼感のある香りが特徴で、かぶの葉の青々しい風味やみかんの皮のほろ苦さ、かんぱちの旨みと見事に同調します。また、イタリア産のピノ・グリージョも、すっきりとした酸味とミネラル感が魚介のカルパッチョと相性抜群です。
もしスパークリングワインを合わせるなら、スペインのカヴァのような辛口のものが良いでしょう。きめ細かい泡がオリーブオイルのまろやかさをすっきりと流し、一口ごとに新鮮な味わいを楽しむことができます。
ノンアルコールであれば、冷やした炭酸水に、少しだけレモンやライムを絞った柑橘系のスパークリングウォーターが、料理の邪魔をせずに爽快感を引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
生魚であるかんぱちを使用しているため、基本的には作ってすぐにお召し上がりいただくのが最も美味しいレシピです。もしどうしても保存する必要がある場合は、空気に触れないようにしっかりとラップをして冷蔵庫に入れ、数時間以内に消費してください。
時間が経つと、かぶやみかんから水分が出て味が薄まってしまったり、かんぱちの鮮度が落ちて生臭さが出てしまう原因になります。
あらかじめ準備しておきたい場合は、かぶとみかんを切る作業までにとどめて別々に冷蔵保管し、食べる直前に器に盛り付けてハーブ塩やオリーブオイルをかけるようにすると、新鮮な風味と食感を保つことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん直伝の「みかんむかんカブパッチョ」をご紹介しました。このレシピの魅力は、何と言ってもみかんを皮ごと使うという驚きのアイデアと、火を一切使わずに完成する手軽さにあります。
塩もみして洗ったみかんの薄切りがもたらす爽やかな酸味と心地よいほろ苦さは、脂の乗ったかんぱちや瑞々しいかぶと驚くほどよく合い、いつものお刺身を一気に華やかな洋風の前菜へと変身させてくれます。
ハーブ塩を二段階に分けてふることや、かぶの葉をみじん切りにして彩りに活用するといった細やかな工夫が、シンプルな材料の中に深い味わいと美しい見た目を生み出しています。調理時間も非常に短く、忙しい日の夕食のもう一品から、週末のホームパーティーでの乾杯のお供まで、幅広いシーンで大活躍してくれるレシピです。
ぜひ新鮮なかんぱちとみかんを手に入れて、この驚きの美味しさを体験してみてください。
