テレビや雑誌などで大活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「ほっぽりカレーうどん」をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、その名前の通り、お鍋に材料を“ほっぽり”込んで煮込むだけという驚きの簡単さにあります。
出汁を別鍋で取る手間もなく、かつお節を手で揉んで細かくして直接お鍋に入れることで、即席でありながらも本格的な奥深い和風の旨味を引き出しています。
さらに、冷凍うどんを解凍せずに凍ったまま、豚バラ肉や玉ねぎと一緒に煮込むという大胆な工程は、忙しい日々の食事作りに革命をもたらす平野レミさんならではの素晴らしいアイデアです。カレーフレークを使用することで溶けやすく、味のムラができにくいのも嬉しいポイントです。
仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけることで、旨味たっぷりのカレースープがうどんにしっかりと絡みつき、最後まで熱々のまま美味しくいただけます。
お好みで粉山椒や七味唐辛子をかければピリッと引き締まった和風に、クミンパウダーを振れば本格的なスパイス香るエスニック風にと、一杯で様々な表情を楽しめる珠玉のレシピです。
【平野レミさんのレシピ】ほっぽりカレーうどんの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes15
minutes730
kcal20
minutesテレビや雑誌などで大活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「ほっぽりカレーうどん」をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、その名前の通り、お鍋に材料を“ほっぽり”込んで煮込むだけという驚きの簡単さにあります。
材料
豚バラ肉(一口大に切る) 150g
たまねぎ(大/薄切り) 1コ分(250g)
冷凍うどん 2玉
細ねぎ(小口切り) 適量
粉ざんしょう 適宜
七味とうがらし 適宜
クミンパウダー 適宜
【A】
水 カップ4
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
カレーフレーク 70g
削り節(手でもむ) 9g
【B】
水 大さじ1
片栗粉 大さじ1
作り方
- 鍋に【A】を入れて混ぜ、豚肉、たまねぎ、冷凍うどんを凍ったまま入れ、ふたをして火にかける。沸騰したら、途中何度か混ぜながらうどんに火が通るまで煮る。
- 仕上げに【B】の水溶き片栗粉でとろみをつける。器に盛り、細ねぎを散らす。お好みで粉ざんしょうや七味をかけると和風に、クミンパウダーをかけるとエスニック風に。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (ほっぽりカレーうどん)
ほっぽりカレーうどんを美味しく作る3つの極意
すべての材料を一度に鍋に入れて煮込む
鍋に調味料と水を入れたら、豚バラ肉、薄切りにした玉ねぎ、そして凍ったままの冷凍うどんを一気に加えてから火にかけるのがこのレシピ最大のポイントです。
順番に炒めたり茹でたりする手間を省き、すべてを一緒に煮込むことで、豚肉から溶け出した豊かな脂の旨みと玉ねぎの自然な甘みが、スープ全体にしっかりと染み渡ります。また、冷凍うどんをそのまま煮込むことで、うどんがスープの旨味を吸い込みながら解凍され、中まで味が馴染んだ美味しいカレーうどんに仕上がります。
洗い物も少なく済む、非常に合理的な調理法です。
削り節を手で揉んで直接加える出汁の工夫
カレーうどんのベースとなる和風だしを、別途鍋で煮出して取るのではなく、削り節(かつお節)を手で細かく揉み砕いて、そのままスープの材料として加えるのが特徴です。この工程により、短時間でもかつおの豊かな風味と力強い旨味がスープにダイレクトに溶け出します。
粉末状になったかつお節はスープに馴染み、舌触りを損なうことなく、カレーのスパイシーな風味を下支えする深みを生み出します。みりんと醤油の甘辛い風味と合わさることで、お蕎麦屋さんのような本格的なカレースープが、驚くほど手軽に完成します。
仕上げのスパイスで広がる風味の変化
器に盛り付けた後の仕上げとして、お好みでスパイスを使い分けることで、全く異なる二つの味わいを楽しむことができます。粉山椒や七味唐辛子をふりかければ、山椒の爽やかな痺れと唐辛子のピリッとした辛味が加わり、和風だしの風味がより一層際立つ、王道の「和風カレーうどん」になります。
一方で、クミンパウダーをふりかけると、カレーのスパイス感が一気に引き立ち、まるで海外のレストランで味わうようなエキゾチックで「エスニック風」な香りに変化します。その日の気分に合わせて、一杯で二度美味しい工夫です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
カレーうどんの濃厚でスパイシーな味わい、そしてかつお節の和風の旨味には、果実味が豊かで少しスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインがよく合います。
例えば、オーストラリア産のシラーズや、スペインのテンプラニーリョなどを合わせると、カレーのスパイス感とワインの果実味が同調し、豚バラ肉の脂の甘みをすっきりと流してくれます。
白ワインを合わせる場合は、少し甘みのあるドイツ産のリースリングや、ふくよかな果実味を持つシャルドネが、カレーの辛味を優しく包み込んでくれます。また、エスニック風にクミンパウダーを効かせた場合は、香りの華やかなゲヴュルツトラミネールなども、スパイスの香りと見事なマリアージュを見せてくれます。
和風だしのホッとする味わいとスパイスの刺激を、ワインと一緒にぜひお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
カレーうどんは、時間が経つとうどんがスープを吸って柔らかく伸びてしまうため、基本的には出来立てをその日のうちにお召し上がりいただくことをおすすめします。もしカレースープだけが余ってしまった場合は、清潔な保存容器に入れて粗熱を取り、冷蔵庫で保存して翌日中には食べ切るようにしてください。
残ったスープは、翌日温め直してご飯を加え、ピザ用チーズをのせてカレーリゾット風にアレンジしたり、再度新しいうどんを入れて楽しむこともできます。冷凍保存は風味が落ちるため避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさん考案の「ほっぽりカレーうどん」をご紹介しました。名前の通り、鍋に調味料と具材、さらには凍ったままの冷凍うどんまでを「ほっぽり」込んで煮込むだけという、驚くほど手軽で画期的なレシピです。
手もみしたかつお節を直接加えることで、出汁を取る手間を省きながらも本格的な和風の旨味をしっかりと引き出しています。豚バラ肉のコクと玉ねぎの甘みが溶け込んだカレースープは、とろみがついてうどんによく絡み、心も体も温まる一品です。
仕上げのスパイスを山椒や七味、クミンと変えることで、和風にもエスニック風にもアレンジできる楽しさも魅力です。忙しい日のランチや、疲れて帰ってきた日の夕食にもぴったりですので、ぜひお試しください。
