今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんのレシピをご紹介します。生食用のかきと白菜キムチを使った、火を使わずにさっと作れる絶品おつまみ「かきのキムチ巻き」です。平野レミさんならではの、手軽でありながら素材の旨味を最大限に引き出す驚きのアイデアが詰まった一品となっています。
冬の味覚の王様であるクリーミーで濃厚なかきを、ピリッと辛く酸味のある白菜キムチでくるりと巻くだけというシンプルさですが、一口食べればその相性の良さに驚かされること間違いありません。
さらに、柚子などの柑橘類の皮と搾り汁を加えることで、爽やかな香りと酸味がプラスされ、全体の味わいをすっきりと上品にまとめてくれます。特別な調理器具も火も一切使わないため、急な来客時のおもてなしや、あともう一品欲しいときの晩酌のお供として大活躍します。
新鮮な海のミルクと呼ばれる生かきの濃厚なコクと、発酵食品であるキムチの複雑な旨味が口の中で見事に調和し、何度でも作りたくなるやみつきの美味しさを体験できるはずです。ぜひご自宅でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】かきのキムチ巻きの作り方
Course: 前菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes20
minutes35
kcal30
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんのレシピをご紹介します。生食用のかきと白菜キムチを使った、火を使わずにさっと作れる絶品おつまみ「かきのキムチ巻き」です。平野レミさんならではの、手軽でありながら素材の旨味を最大限に引き出す驚きのアイデアが詰まった一品となっています。
材料
かき(生食用) 4コ
塩 少々
白菜キムチ 4枚(柔らかい葉の部分15~20cm分を切る。)
柚子(ゆず)などのかんきつ類の皮(せん切り) 適量
柚子(ゆず)などのかんきつ類の搾り汁 適量
作り方
- かきは塩少々を入れた塩水で振り洗いし、水けを拭く。白菜キムチは柔らかい葉の部分15~20cmを切り、4枚用意する。
- 白菜キムチの汁けをきって広げ、かき1コずつをのせる。柚子などのかんきつ類の皮と搾り汁をかけ、手前からクルクルと巻き、食べやすく切る。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (かきのキムチ巻き)
かきのキムチ巻きを美味しく作る3つの極意
かきを塩水で丁寧に振り洗いする
このレシピのポイントは、生食用のかきを塩少々を入れた塩水で振り洗いすることです。真水で洗ってしまうと、浸透圧の違いによってかきが水っぽくなり、せっかくの濃厚な旨味が逃げてしまいます。塩水を使うことで、かきの旨味をしっかりと内側に閉じ込めたまま、表面の汚れやぬめりをきれいに落とすことができます。
また、洗い終わった後はキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ることも非常に重要です。水分が残っていると、キムチで巻いた際に味がぼやけてしまい、全体の仕上がりが水っぽくなってしまいます。
新鮮なかきならではのクリーミーな食感と豊かな風味を存分に味わうためにも、この下処理の工程は省かずに丁寧に行うことが、最終的な美味しさを決定づける重要な鍵となります。
キムチは柔らかい葉の部分を使い、汁気を切る
美しい仕上がりと食べやすさを実現するための重要なポイントは、白菜キムチの選び方と扱い方にあります。芯の硬い部分ではなく、15〜20cmほどの柔らかい葉の部分を選ぶことで、かきを包み込む際に破れにくく、スムーズにくるくると巻くことができます。
また、巻く前にキムチの汁気をしっかりと切っておくことも欠かせません。汁気が多すぎると、かきに味が移りすぎて本来の風味を損なってしまうだけでなく、巻いた後に崩れやすくなり、見栄えも悪くなってしまいます。
適度に汁気を切った広めの葉を使うことで、かきとキムチの味のバランスが最適に保たれ、一口で食べたときの食感の調和が生まれます。見た目も美しく、おもてなしの一品としても映える仕上がりになります。
柑橘類の皮と果汁で爽やかな香りをまとわせる
味わいに奥行きを持たせる最大の秘訣は、柚子などの柑橘類の皮の千切りと搾り汁をたっぷりと加えることです。濃厚な生かきとパンチのあるキムチの組み合わせは非常に美味しいですが、それだけでは味が単調になりがちです。
そこに柑橘類の爽やかな酸味とフレッシュな香りが加わることで、生臭さを完全に消し去り、後味を驚くほどさっぱりと上品に仕上げてくれます。特に、皮の千切りを一緒に巻き込むことで、噛んだ瞬間に口の中いっぱいに柑橘の爽やかな風味が弾け、かきのクリーミーさとキムチの辛みを見事に繋ぎ合わせてくれます。
この一手間があることで、ただのおつまみがまるで高級和食店で提供されるような洗練された前菜へと昇華されます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「かきのキムチ巻き」には、キリッとした酸味とミネラル感のある白ワインが非常によく合います。特にフランスのブルゴーニュ地方で作られるシャブリは、古くから生かきにはシャブリと言われるほど定番の組み合わせです。
シャブリの持つ豊かなミネラル分が、かきの磯の香りとクリーミーな旨味をさらに引き立ててくれます。また、キムチの辛味や発酵由来の酸味、そして柚子の柑橘系の香りがあるため、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランも素晴らしいマリアージュを生み出します。
ソーヴィニヨン・ブランの青草やグレープフルーツを思わせる爽やかなアロマが、柚子の風味と同調し、口の中をすっきりとリフレッシュさせてくれます。日本酒を合わせるなら、フルーティーな吟醸香を持つ純米吟醸酒をしっかりと冷やして提供するのがおすすめです。
保存テクニックと温め直し方
生食用のかきを使用しており、また火を通さない生のレシピであるため、基本的には作り置きには向いていません。調理後はなるべく早めにお召し上がりいただくことを強く推奨します。
どうしても一時的に保存する必要がある場合は、乾燥を防ぐために密閉容器に入れ、冷蔵庫のチルド室などの最も温度が低い場所で保管し、その日のうちに必ず消費してください。時間が経つとキムチの水分やかきのドリップが出てしまい、味も食感も著しく劣化してしまいます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した平野レミさんの「かきのキムチ巻き」は、火を一切使わずに完成する驚くほど簡単なレシピでありながら、素材の旨味を極限まで引き出した極上の一品です。生かきの濃厚なクリーミーさと、白菜キムチのピリッとした辛味と酸味、そして柚子の爽快な香りが三位一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。
塩水で丁寧に洗うといった基本の下処理をしっかり行うことで、生臭さを抑え、素材本来の美味しさを存分に味わうことができます。晩酌のお供としてはもちろんのこと、見た目も華やかで一口サイズで食べやすいため、ホームパーティーでの前菜やおもてなし料理としても大活躍すること間違いなしです。
平野レミさん直伝のこの素晴らしいアイデアレシピを、ぜひ今夜の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
