料理研究家、大原千鶴さんのご家庭で愛される味「芋がらの炊いたん」のレシピをご紹介します。芋がらは、独特の風味と食感が楽しめる食材。乾燥芋がらをじっくりと水で戻し、油揚げと一緒に甘辛く煮る、どこか懐かしい味わいの一品です。
今回は、大原千鶴さん直伝の、芋がらのえぐみを丁寧に抜き、風味を最大限に引き出すための下処理のコツを伝授。ご家庭で手軽に作れる、滋味あふれる「芋がらの炊いたん」をぜひお試しください。ご飯のおかずにはもちろん、お酒の肴にもぴったり。素朴ながらも奥深い味わいが、食卓を温かく彩ります。
【大原千鶴さんのレシピ】芋がらの炊いたんの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings1
hour15
minutes25
minutes250
kcal100
minutes料理研究家、大原千鶴さんのご家庭で愛される味「芋がらの炊いたん」のレシピをご紹介します。芋がらは、独特の風味と食感が楽しめる食材。乾燥芋がらをじっくりと水で戻し、油揚げと一緒に甘辛く煮る、どこか懐かしい味わいの一品です。
材料
芋がら(乾) 20g(全体備考参照。)
油揚げ 40g
ごま油 大さじ1
【A】
だし カップ1
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
作り方
- 芋がらは洗ってたっぷりの水につける。途中1度水をかえ、1時間以上(できれば一晩)つけて戻し、水けをきる。
- 鍋に 1 とかぶるくらいの水を入れて中火にかけ、沸いてから10分間ゆでる。ざるに上げ、たっぷりの水に10分間ほどさらす。同様に1〜2回繰り返す。
- ポイント
- 個体によりえぐみに差があるので、味見して、ゆでる回数を決める。 水にさらしてえぐみを取る。
- 2 の水けを絞り、3cm長さに切る。油揚げは1cm幅の短冊形に切る。
- 鍋にごま油大さじ1を中火で熱し、 3 を炒める。油がなじんだら【A】を加えてふたをし、汁けが少なくなるまで10〜15分間煮る。
メモ
- 大原千鶴さんのレシピ (芋がらの炊いたん)
芋がらの炊いたんを美味しく作る3つの極意
芋がらの丁寧な下処理
乾燥芋がらは、たっぷりの水に時間をかけて戻すことが重要です。一晩かけてじっくりと戻すことで、芋がら本来の風味が引き出され、独特の食感が生まれます。また、茹でて水にさらす工程を繰り返すことで、気になるえぐみをしっかりと取り除くことができます。えぐみの抜け具合は、味見をしながら調整しましょう。
この丁寧な下処理が、おいしい炊いたんを作るための秘訣です。
油揚げとの絶妙な組み合わせ
油揚げは、芋がらとの相性抜群。油揚げから出る油分と旨味が、芋がらに染み込み、風味豊かな味わいを生み出します。油揚げは、1cm幅の短冊形に切ることで、芋がらとの食感のバランスが良くなります。ごま油で炒めることで、香ばしさが加わり、食欲をそそる一品に仕上がります。
油揚げのコクと旨味が、芋がらの素朴な味わいを引き立てます。
煮汁が少なくなるまでじっくり煮込む
だし、しょうゆ、みりんを合わせた煮汁で、芋がらと油揚げをじっくりと煮込むことで、味がしっかりと染み込みます。ふたをして煮ることで、味が均一に染み渡り、芋がらが柔らかくなります。煮汁が少なくなるまで煮詰めることで、味が凝縮され、より深みのある味わいに。
焦げ付かないように、火加減に注意しながら、じっくりと煮込みましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「芋がらの炊いたん」には、出汁の風味と優しい甘みが染み込んでいるため、日本酒との相性が抜群です。特におすすめなのは、穏やかな香りと米の旨味が広がる純米酒。冷やでいただけば、芋がらの素朴な風味と日本酒のふくよかな味わいが互いを引き立て合い、至福のマリアージュが生まれます。
また、軽めの赤ワイン、例えば、 Beaujolais(ボージョレ)のようなフルーティーで軽やかな味わいのワインも意外なほど良く合います。和食の繊細な風味を邪魔せず、程よい酸味が後味をさっぱりとさせてくれます。
保存テクニックと温め直し方
「芋がらの炊いたん」は、冷蔵庫で3日程度保存可能です。保存する際は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。温め直す際は、鍋に移して弱火で温めるか、電子レンジで温めてください。味が染み込んでいるため、温め直しても美味しくいただけます。長期保存する場合は、冷凍保存も可能です。
冷凍する際は、小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れてください。自然解凍後、温め直してお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
大原千鶴さん直伝の「芋がらの炊いたん」は、乾燥芋がらをじっくりと水で戻し、油揚げと一緒に甘辛く煮た、滋味あふれる家庭料理です。芋がらのえぐみを丁寧に抜き、風味を最大限に引き出す下処理が美味しさの秘訣。ごま油で炒めた香ばしさと、だし、しょうゆ、みりんの優しい甘みが、どこか懐かしい味わいを醸し出します。
ご飯のおかずにはもちろん、お酒の肴にもぴったり。素朴ながらも奥深い味わいが、食卓を温かく彩ります。ぜひ、大原千鶴さんのレシピで、ご家庭の定番料理に加えてみてはいかがでしょうか。
