今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「牛肉のオイスターソース炒め弁当」をご紹介します。有元葉子さん直伝のこのお弁当レシピは、忙しい朝の負担を極力減らし、かつ冷めても絶品のおかずをスマートに詰め合わせる知恵が詰まっています。
メインの「牛肉のオイスターソース炒め」は、晩ごはんのついでに下味をもみ込んでおき、朝はジャンボピーマンと一緒にサッと炒めるだけで完成します。
さらに、清涼感のある白髪ねぎとせん切りセロリ、作り置きしておけるもやしのごま油風味、そして主食となる食パンとレタスまでが一体となった、贅沢でバランスの良いお弁当です。手際よく作れるのに、見た目も味わいも抜群に美しく仕上がる有元葉子さんの素晴らしいレシピを、ぜひ日々の暮らしに取り入れてみてください。
毎日の本格的なお弁当作りがグッと身近に、そして楽しみになること間違いなしです。
【有元葉子さんのレシピ】牛肉のオイスターソース炒め弁当の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華1
servings15
minutes10
minutes485
kcal25
minutes今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「牛肉のオイスターソース炒め弁当」をご紹介します。有元葉子さん直伝のこのお弁当レシピは、忙しい朝の負担を極力減らし、かつ冷めても絶品のおかずをスマートに詰め合わせる知恵が詰まっています。
材料
パイナップル 適宜
【牛肉のオイスターソース炒め】
牛薄切り肉 70g
【A】
酢 小さじ2/3
砂糖 小さじ2/3
ごま油 小さじ2/3
酒 小さじ2/3
にんにく(すりおろす) 1/2かけ
かたくり粉 小さじ1
ジャンボピーマン(赤) 1/2コ(好みの色のものでよい。)
【B】
しょうゆ 小さじ1
オイスターソース 小さじ1
サラダ油 少々
【白髪ねぎとせん切りセロリ】
ねぎ 5cm
セロリ(茎) 5cm
セロリ(葉) 適量
【もやしのごま油風味】つくりやすい分量
もやし 1袋
赤とうがらし 2本
ごま油 大さじ1
塩 適量
こしょう 適量
【パンとレタス】
食パン 3~4枚
レタス 3~4枚
作り方
- ◎晩ごはんのついでにすること◎ 牛肉は食べやすく切り、【A】をもみこんで下味をつけておく。
- ◎朝すること◎ ジャンボピーマンは縦に細く切る。フライパンにサラダ油を熱して 1 を炒め、ピーマンも加えて炒める。【B】を加え、味を調える。
- ◎朝すること◎ ねぎ、セロリの茎は縦にせん切りにする。弁当箱におかずを詰めるとき、セロリの葉を仕切りに使って彩りと香りを添える。
- ◎晩ごはんのついでにすること◎ もやしはひげ根と豆を取り、熱湯でサッとゆで、水けをよくきる。
- ごま油、塩・こしょうであえ、種を除いて細く切った赤とうがらしを混ぜる。1/4量をお弁当用に取り分け、保存容器などに入れて冷蔵庫で保存する。
- ポイント
- 赤とうがらしは省いてもよい。
- ◎朝すること◎ 5 を紙タオルの上にいったんのせ、汁けを吸わせてから弁当箱に詰める。
- ◎朝すること◎ 食パン1枚の上に水けをきったレタスを1枚重ね、同様に交互に重ねていく。持っていくときは、ラップなどでぴっちりくるむ。
- ポイント
- ラップでくるんで乾燥を防ぐ。さらに箱や紙袋などに入れて持っていくとよい。
- 食べやすく切り、好みの量を添える。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (牛肉のオイスターソース炒め弁当)
牛肉のオイスターソース炒め弁当を美味しく作る3つの極意
牛肉への事前下味と片栗粉の揉み込み
このレシピのポイントは、牛肉を事前に食べやすく切り、酢・砂糖・ごま油・酒・すりおろしにんにく、そして片栗粉をしっかり揉み込んでおくことです。晩ごはんのついでにこの下ごしらえを済ませておくことで、お肉にしっかりと味が染み込み、朝の調理時間を大幅に短縮できます。
また、片栗粉を揉み込んでおくことで、炒めた時にお肉の旨味や水分が閉じ込められ、冷めても固くならず、しっとりとした柔らかい食感をキープできます。さらに、調味料のオイスターソースやしょうゆが牛肉によく絡み、お弁当に最適な濃厚で深みのある味わいに仕上がります。
もやしの汁気を徹底的に吸わせること
お弁当に入れる「もやしのごま油風味」は、朝の箱詰めの前にいったん紙タオルの上にのせ、しっかりと汁けを吸わせることが非常に重要です。もやしは水分が出やすい野菜ですが、事前にサッとゆでて和えた後、お弁当に詰める直前に紙タオルで余分な水分を取り除くことで、お弁当箱の中が水っぽくなるのを防ぐことができます。
これにより、ごま油の豊かな香りと塩・こしょう、赤とうがらしの輪郭ある味わいが薄まることなく、美味しさをそのまま維持できます。他のおかずに水分が移るのを防ぎ、衛生的にお弁当を持ち運ぶためにも欠かせない丁寧な一手間です。
食パンとレタスを交互に重ねてラップで包む工夫
主食となる食パンと、水けをしっかりきったレタスを交互に重ねていく組み立て方も特徴的です。重ねた後は、持っていくときのためにラップなどでぴっちりとくるむのが大きなポイントです。ラップで隙間なく包むことによって、空気との接触を遮断し、パンのパサつきや乾燥を徹底的に防ぐことができます。
また、レタスのしなやかさとパンが密着し、持ち運びの際にも形が崩れにくくなります。さらに、箱や紙袋などに入れて大切に持っていくことで、お弁当の時間までパンのみずみずしさと柔らかさ、レタスのシャキシャキとした食感を理想的な状態で保つことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このオイスターソースのコクと旨味が効いた牛肉炒めや、ごま油が香るもやしのおかず、そして爽やかなセロリを挟んだ食パンの組み合わせには、すっきりとした味わいの辛口白ワインや、軽やかなロゼワインが非常によく合います。
具体的には、フランスのシャルドネや、イタリアのソアヴェ、あるいは程よい果実味を持つ辛口のロゼワインなどがおすすめです。オイスターソースの濃厚な旨味をごま油が引き立て、それをワインのキレのある酸味が心地よく洗い流してくれます。
お弁当をピクニックや贅沢なランチタイムに楽しむ際、冷やしたこれらのワインを合わせると、料理の美味しさがより一層引き立ち、特別なひとときを演出できます。
保存テクニックと温め直し方
「牛肉のオイスターソース炒め」の下味をつけた牛肉は、冷蔵庫で一晩じっくり保存することができます。「もやしのごま油風味」は、つくりやすい分量で多めに仕込み、熱湯でゆでて調味した後に、お弁当用として1/4量を取り分け、残りは保存容器などに入れて冷蔵庫でしっかりと保存しておきましょう。
もやしは傷みやすいため、清潔な容器に入れ、数日以内に食べきるようにしてください。白髪ねぎやセロリのせん切りも、朝の作業をスムーズにするために前日に切る場合は、水にさらして水けをよくきってから密閉容器に入れ、冷蔵保存しておくとシャキッとした状態を維持できます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さんの「牛肉のオイスターソース炒め弁当」は、効率的な段取りと豊かな風味が調和した、完成度の高いお弁当レシピです。
前夜のついで仕事として、牛肉に【A】(酢・砂糖・ごま油・酒・にんにく・かたくり粉)をもみ込んで下味をつけ、もやしはひげ根と豆を取ってサッとゆでて【B】や赤とうがらしと和えて冷蔵保存しておきます。
これにより、朝はフライパンで牛肉とジャンボピーマンを炒めて【B】(しょうゆ・オイスターソース)で味を調え、もやしの汁けを紙タオルで吸わせて詰めるだけという、非常にスマートな朝のルーティンが実現します。
ねぎとセロリの茎は縦にせん切りにし、お弁当箱に詰める際はセロリの葉を仕切りとして使うことで、美しい彩りと爽やかな香りを添えます。
主食の食パンとレタスは交互に重ねてラップでぴっちり包んで乾燥を防ぎ、デザートとしてパイナップルを添えれば、お腹も心も大満足する有元葉子さんならではの洗練されたお弁当が仕上がります。
