人気料理研究家、藤井恵さんの「肉巻きトマトの照り焼き」のレシピをご紹介します。ジューシーなトマトを豚ロースの薄切り肉でくるりと巻き、甘辛い照り焼きダレで絡めた、ご飯が止まらなくなる大満足の主菜です。トマトに火を通すことで甘みがギュッと凝縮され、豚肉の旨みと見事に調和します。
このレシピの特徴は、なんといっても豚肉の下ごしらえにマヨネーズを使うこと。お肉がふっくらと柔らかく仕上がり、コクが増すだけでなく、豚肉特有のくせもやわらぐという素晴らしい工夫が凝らされています。
また、トマトを豚肉でしっかりと包み込むことで、トマトの豊かな果汁が逃げず、噛んだ瞬間に口の中でジュワッと広がる至福の味わいを楽しめます。お弁当のおかずにも、毎日の晩ごはんのメインディッシュにもぴったりな一品。
身近な食材で作れる藤井恵さん直伝の本格的なおかずを、ぜひご家庭で実践して、その美味しさを堪能してください。
【藤井恵さんのレシピ】肉巻きトマトの照り焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食3
servings15
minutes10
minutes350
kcal25
minutes人気料理研究家、藤井恵さんの「肉巻きトマトの照り焼き」のレシピをご紹介します。ジューシーなトマトを豚ロースの薄切り肉でくるりと巻き、甘辛い照り焼きダレで絡めた、ご飯が止まらなくなる大満足の主菜です。トマトに火を通すことで甘みがギュッと凝縮され、豚肉の旨みと見事に調和します。
材料
トマト 3コ(450g)
豚ロース肉(薄切り) 18枚(300g)
マヨネーズ 大さじ1/2
塩
こしょう
小麦粉
サラダ油
【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
作り方
- トマトは6等分のくし形に切る。豚肉は1枚ずつ手のひらなどでたたいて広げる。豚肉の片面にマヨネーズ大さじ1/2を等分に塗り、塩・こしょう各少々をふって小麦粉適量を茶こしなどでふる。【A】は混ぜ合わせる。
- ポイント
- マヨネーズを塗ると、豚肉が柔らかくなり、コクが出る。豚肉のくせもやわらぐ。
- 豚肉の上にトマトを1切れずつ置き、包み込むように豚肉をらせん状に巻きつける。全体に小麦粉を薄くまぶす。
- ポイント
- なるべくトマトの全体を覆うように巻きつけると、汁けが閉じ込められてジューシーに。
- フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、 2 の巻き終わりを下にして並べ入れる。転がしながら全体に焼き色がつくまで焼く。肉に火が通ったらフライパンの油を拭き取り、【A】を加えて煮からめる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (肉巻きトマトの照り焼き)
肉巻きトマトの照り焼きを美味しく作る3つの極意
マヨネーズで豚肉をふっくら柔らかく仕上げる
このレシピの最大のポイントは、豚肉の内側にマヨネーズを薄く塗ることです。大さじ2分の1という少量のマヨネーズですが、これがお肉の繊維に働きかけ、加熱しても硬くなりにくく、ふっくらと柔らかい食感を保ってくれます。
さらに、マヨネーズに含まれる油分とコクが豚肉の旨みを引き立て、豚肉特有のくせを和らげる効果もあります。塩こしょうと小麦粉を振る前に、お肉の片面に均等に塗り広げるひと手間で、仕上がりの美味しさが格段にアップします。
トマトの果汁を逃さないように隙間なく巻きつける
切ったトマトを豚肉で包む際は、なるべくトマト全体を覆うように、らせん状にしっかりと巻きつけることが重要です。トマトが見えないように密着させて巻くことで、加熱したときに溢れ出るトマトの豊かな果汁を豚肉の内側に閉じ込めることができます。
これにより、噛んだ瞬間にトマトのジューシーな甘みとスープが口いっぱいに広がり、パサつかずしっとりとした肉巻きが完成します。巻き終わった後に小麦粉を薄くまぶすことで、さらにコーティング効果が高まります。
巻き終わりを下にして焼き、余分な油は拭き取る
フライパンで焼く際は、強めの中火に熱した油の中に、お肉の「巻き終わり」を下にして並べ入れるのが鉄則です。最初に巻き終わりの部分から加熱して焼き固めることで、焼いている途中で豚肉がはがれてしまうのを防ぎ、綺麗な形を保つことができます。
また、全体にこんがりと焼き色がついてお肉に火が通ったら、合わせ調味料を加える前に、フライパンに残った余分な油をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ってください。これにより味がぼやけず、タレがしっかりと絡みます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さんの「肉巻きトマトの照り焼き」は、甘辛い醤油ベースのタレとトマトの酸味が絶妙にマッチする一品なので、合わせるお酒も少し果実味のあるものがおすすめです。ワインを合わせるなら、軽やかでフルーティーな赤ワイン、例えばピノ・ノワールやガメイ種のワインがよく合います。
トマトの酸味とワインの果実味が同調し、照り焼きのコクをすっきりと流してくれます。また、ロゼワインもトマト料理とは非常に相性が良く、豚肉の旨みを優しく包み込んでくれます。普段の晩酌であれば、キリッと冷やしたビールや、甘すぎないレモンサワー、ハイボールなども照り焼きのしっかりとした味付けと相性抜群です。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても優秀なので、その日の気分に合わせてお好きなペアリングを楽しんでみてください。
保存テクニックと温め直し方
作ってから保存する場合は、粗熱がしっかりと取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は約2〜3日です。食べる際は電子レンジで温め直すと、中からトマトの水分が出てタレと馴染み、美味しくお召し上がりいただけます。
ただし、トマトから水分が出やすいため、作ってすぐのジューシーな状態が最も美味しく、冷凍保存はトマトの食感が変わってしまうためおすすめしません。なるべくお早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した藤井恵さんの「肉巻きトマトの照り焼き」は、いつもの豚肉料理をワンランクアップさせてくれる、アイデアと美味しさが詰まった素晴らしいレシピです。
豚肉にマヨネーズを塗って柔らかさとコクをプラスする工夫や、トマトの果汁を逃さないようにしっかりと巻きつける手順など、料理を美味しくするための論理的なポイントがちりばめられています。
一口食べれば、甘辛い照り焼きのタレと豚肉の旨み、そして中から弾ける熱々でジューシーなトマトの酸味が一体となり、誰もが笑顔になる味わいです。材料もスーパーですぐに手に入るものばかりなので、今日の献立に迷った時や、お弁当のメインおかずとして、ぜひこの絶品レシピを作ってみてください。
ご家庭の定番メニューになること間違いなしの一品です。
