今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理研究家、藤井恵さんのレシピ「白菜のチヂミ風」をご紹介します。白菜といえば鍋物や浅漬けが定番ですが、水分を飛ばして旨味を凝縮させた「干し白菜」を活用することで、外はカリッと、中は甘みが詰まった絶品のチヂミ風に仕上がります。
藤井恵さん直伝のこのレシピは、材料も非常にシンプルで、特別な調味料を用意する必要がありません。小麦粉と水、塩だけのシンプルな衣を干し白菜にしっかりと絡ませ、多めのサラダ油で香ばしく焼き上げるだけ。白菜の葉そのものの形を生かすため、見た目にもインパクトがあり、食卓に出すとパッと目を引く一品になります。
さらに、しょうゆ、酢、ごま油、白ごまを合わせた特製のたれが、焼けた白菜の甘みを引き立て、箸が止まらない美味しさです。おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても最適な一皿です。干し白菜ならではの深い味わいを、ぜひご家庭で味わってみてください。
干し白菜は、余った白菜を天日干しにするだけで手軽に作れるのも魅力的なポイントです。食材の無駄をなくしつつ、より美味しく生まれ変わらせる素晴らしいアイデアが詰まったレシピです。今日の晩酌のお供や、あと一品欲しい時の副菜に、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
【藤井恵さんのレシピ】白菜のチヂミ風の作り方
Course: 副菜Cuisine: 韓国料理2
servings5
minutes10
minutes152
kcal15
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理研究家、藤井恵さんのレシピ「白菜のチヂミ風」をご紹介します。白菜といえば鍋物や浅漬けが定番ですが、水分を飛ばして旨味を凝縮させた「干し白菜」を活用することで、外はカリッと、中は甘みが詰まった絶品のチヂミ風に仕上がります。
材料
干し白菜(小/内側の葉) 4枚
サラダ油 大さじ1
【A】
小麦粉 大さじ5
水 大さじ3
塩 少々
【たれ】
しょうゆ 小さじ1
酢 小さじ1
ごま油 小さじ1/3
白ごま 少々
作り方
- 干し白菜 は手早く洗って水けを拭く。【A】は混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油大さじ1を弱めの中火で熱し、【A】をからめた 干し白菜 を重ならないように広げ入れる。片面4~5分間ずつ焼いて両面にこんがりと焼き色をつける。
- 器に盛り、混ぜ合わせた【たれ】を添える。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (白菜のチヂミ風)
白菜のチヂミ風を美味しく作る3つの極意
干し白菜は手早く洗い、しっかりと水気を拭き取る
このレシピのポイントは、干して旨味と甘みが凝縮された白菜の扱い方にあります。調理の第一段階として「干し白菜を手早く洗って水けを拭く」という工程がありますが、ここには重要な意味が込められています。
干した白菜は表面にホコリがついていることがあるため洗う必要がありますが、水に長く浸してしまうと、せっかく干して飛ばした水分が再び戻ってしまい、旨味が逃げてしまいます。そのため、流水でサッと手早く洗い流す程度にとどめることが肝心です。
さらに、洗った後はキッチンペーパーや清潔な布巾を使って、表面の水気をしっかりと拭き取ってください。水気が残っていると、後からつける小麦粉の衣が剥がれやすくなるだけでなく、フライパンで焼く際に油はねの原因となり、こんがりとした焼き色がつきにくくなってしまいます。
衣を均一に絡め、フライパンには重ならないように広げる
二つ目のポイントは、小麦粉と水、塩を混ぜ合わせた衣の付け方とフライパンへの並べ方です。白菜一枚一枚に衣をしっかりと、均一に絡ませることで、焼いたときに全体がサクサクとした心地よい食感に仕上がります。
そして、フライパンにサラダ油を熱した後、白菜を入れる際は「重ならないように広げ入れる」ことが非常に重要です。葉が重なり合ってしまうと、重なった部分に火が通りにくくなり、衣がベチャッとした仕上がりになってしまいます。
白菜の葉をしっかりと広げ、フライパンの底面に葉の表面が均等に触れるように配置することで、ムラなく熱が伝わります。フライパンのサイズが小さくて一度に入りきらない場合は、無理に詰め込まずに複数回に分けて焼くようにしてください。
弱めの中火を保ち、片面4~5分間ずつじっくりと焼く
最後のポイントは、火加減と焼き時間です。「弱めの中火で片面4~5分間ずつ焼く」という手順を守ることで、最高の仕上がりになります。火が強すぎると、中の白菜に火が通って甘みが引き出される前に、外側の小麦粉の衣だけが焦げてしまいます。
逆に火が弱すぎると、サラダ油を余分に吸い込んでしまい、油っぽく重たい食感になってしまいます。弱めの中火をキープし、焦らずじっくりと時間をかけて焼くことで、白菜の内部はトロッと甘く、外側の衣はカリッと香ばしく焼き上がります。
途中で何度も裏返したり、フライ返しで強く押し付けたりせず、片面にしっかりとこんがりとした焼き色がつくまで4〜5分間は触らずに見守ることが、美しい焼き色とサクサクの食感を生み出す秘訣です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さんの「白菜のチヂミ風」は、外側のカリッとした香ばしさと、干し白菜ならではの凝縮された甘みが特徴的な一皿です。この味わいをさらに引き立てるお酒のペアリングとしておすすめしたいのが、キリッと冷やした白ワインや、軽快なスパークリングワインです。
特に、柑橘系の爽やかな香りとキレのある酸味を持つ「ソーヴィニヨン・ブラン」は、チヂミの油分をすっきりと洗い流し、白菜の繊細な甘みをより一層際立たせてくれます。
また、お酢とごま油が効いた特製のたれには、果実味が豊かでほんのりとスパイシーなニュアンスを持つスペインのスパークリングワイン「カヴァ」も素晴らしい相性を見せます。もちろん、ビールやハイボール、韓国の伝統酒であるマッコリと合わせて、カジュアルな居酒屋気分を楽しむのもおすすめです。
休日のリラックスした夕食や、家飲みのスタートを飾る前菜として、ぜひお好みの一杯とともにお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
この「白菜のチヂミ風」は、焼きたてのカリッとした食感が最も美味しい状態ですので、基本的には作ってすぐに召し上がることをおすすめします。どうしても余ってしまった場合は、粗熱をしっかりと取った後、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は翌日までとなります。
翌日食べる際は、電子レンジで軽く温めた後、油をひかずにオーブントースターやフライパンで表面をサッと焼き直すと、衣の香ばしさとカリッとした食感がある程度復活し、美味しくいただくことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、料理研究家の藤井恵さんが提案する「白菜のチヂミ風」のレシピをご紹介しました。水分を飛ばした干し白菜を使うことで、普段の白菜料理とは全く異なる、驚くほど濃厚な旨味と甘みを楽しむことができる素晴らしい一品です。
小麦粉、水、塩というごくシンプルな衣と、ごま油とお酢が香る基本のたれの組み合わせは、素材本来の持ち味を最大限に引き出す計算されたバランスです。
弱めの中火でじっくりと両面を4〜5分間ずつ焼くというシンプルな手順を守るだけで、料理初心者の方でも失敗なく、外はサクッと、中はトロリとした絶妙な食感に仕上げることができます。特別な材料を買い足すことなく、手元にある身近な調味料で手軽に作れるのも嬉しいポイントです。
ご飯のおかずにも、晩酌のおつまみにもぴったりな藤井恵さん直伝のアイデアレシピ、ぜひ今日からご家庭の定番メニューの一つとして加えてみてください。
