テレビや雑誌で大人気の料理研究家、藤井恵さんの「大根のチンジャオロースー風」のレシピをご紹介します。チンジャオロースーといえば、通常はピーマンや水煮のたけのこを使ってシャキシャキとした食感を出しますが、この藤井恵さん直伝のレシピでは、なんと身近な食材である「大根」を主役として活用しています。
あらかじめ塩もみをして水分を適度に抜いた大根を使うことで、たけのこにも負けない心地よい歯ごたえを生み出しており、一口食べればその斬新なアイデアと美味しさに驚くこと間違いありません。
牛肉の旨みと、オイスターソースをベースにしたコク深い甘辛い味付けが、大根とたっぷりのしめじにしっかりと絡み合い、白いご飯が無限に進む絶品のおかずです。特別な食材を用意しなくても、冷蔵庫にある定番の野菜とお肉で、本格的でボリューム満点の中華風炒めが完成します。
毎日の献立選びに迷った時や、大根を美味しく大量消費したい時に、ぜひ作っていただきたい一品です。
【藤井恵さんのレシピ】大根のチンジャオロースー風の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes10
minutes230
kcal25
minutesテレビや雑誌で大人気の料理研究家、藤井恵さんの「大根のチンジャオロースー風」のレシピをご紹介します。チンジャオロースーといえば、通常はピーマンや水煮のたけのこを使ってシャキシャキとした食感を出しますが、この藤井恵さん直伝のレシピでは、なんと身近な食材である「大根」を主役として活用しています。
材料
塩もみ大根 200g
牛もも肉(薄切り) 150g
しめじ 1パック(100g)
にんにく(つぶす) 1かけ分
かたくり粉 小さじ1
サラダ油 大さじ1/2
ごま油
黒こしょう(粗びき)
【A】
しょうゆ 小さじ1/2
酒 小さじ1/2
【B】
オイスターソース 小さじ2
酒 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1/2
作り方
- 塩もみ大根は水けを絞る。しめじは根元の堅い部分を切り落とす。牛肉は6~7cm長さ、7~8mm幅に切り、【A】をもみ込み、かたくり粉小さじ1をまぶす。【B】は混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2とにんにくを入れ、強めの中火で炒める。香りがたったら牛肉を加え、ほぐれるまで炒める。
- しめじを加え、全体に油が回ったら大根を加えて炒める。アツアツになったら【B】を加えて手早く炒め、ごま油・黒こしょう各少々をふる。器に盛り、好みで黒こしょう少々をふる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (大根のチンジャオロースー風)
大根のチンジャオロースー風を美味しく作る3つの極意
塩もみ大根はしっかりと水けを絞る
このレシピの大きなポイントは、塩もみした大根の水分を炒める前にしっかりと手で絞っておくことです。大根から余分な水分が抜けることで、炒めている最中にフライパンの中が水っぽくなるのを防ぎ、調味料の味がぼやけずにしっかりと決まります。
また、水分が抜けた分、大根の繊維が引き締まり、たけのこのようにコリコリ、シャキシャキとした絶妙な歯ごたえが生まれます。味が染み込みやすくなるというメリットもあるため、このひと手間は絶対に省かずに行ってください。
牛肉に下味をもみ込み、かたくり粉をまぶす
牛もも肉を細切りにした後、しょうゆと酒を揉み込み、さらにかたくり粉でコーティングすることが非常に重要です。かたくり粉をまぶすことで、加熱時の急激な温度変化や水分の流出を防ぎ、牛肉がパサつかず驚くほどしっとりと柔らかく仕上がります。
さらに、お肉の表面にまとったかたくり粉が、後から加えるオイスターソースベースの合わせ調味料にとろみをつけてくれるため、大根やしめじといった他の具材にも濃厚な旨みのタレがしっかりと絡みつくようになります。
アツアツの状態で合わせ調味料を手早く絡める
具材に火が通り、フライパンの中がアツアツの状態になったところで、あらかじめ混ぜ合わせておいた調味料を一気に加え、手早く全体を炒め合わせるのが極意です。オイスターソースやしょうゆの香ばしい風味は、高温でサッと熱を加えることで最大限に引き出されます。
ダラダラと長く炒め続けてしまうと、せっかくの大根のシャキシャキとした食感が損なわれて柔らかくなりすぎてしまうため、調味料を加えた後は、全体に味が馴染んだらすぐに火から下ろし、ごま油で風味付けをして完成させましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「大根のチンジャオロースー風」には、オイスターソースの濃厚な旨みと牛肉のしっかりとした味わいがあるため、お酒を合わせるならミディアムボディの赤ワインが非常によく合います。
特に、果実味が豊かでほんのりとスパイシーなニュアンスを持つ「シラー」や「メルロー」などの品種を選ぶと、料理の黒こしょうの風味やごま油の香ばしさと見事なマリアージュを奏でます。冷えたビールを合わせる場合は、コクのある「ピルスナー」タイプのラガービールや、アンバーエールなどがおすすめです。
濃いめの味付けの牛肉と大根を頬張り、そこにキリッとしたビールや芳醇なワインを流し込む瞬間は、まさに至福のひととき。ご飯のおかずとしてだけでなく、気の利いたおつまみとしても大活躍するメニューですので、ぜひお好みのお酒と一緒に、ゆったりとした晩酌の時間をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
調理後はなるべく早めに、大根のシャキシャキとした食感が残っているうちに美味しく召し上がっていただくのが最もおすすめです。もし余ってしまった場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵で2〜3日程度を目安に食べ切るようにしましょう。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、フライパンでサッと炒め直すと風味が復活します。冷凍保存は大根の食感がぶよぶよに変わってしまうため、避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
藤井恵さんの「大根のチンジャオロースー風」は、定番の中華料理であるチンジャオロースーの概念を覆し、身近な大根を極上のおかずに変身させる素晴らしいレシピです。たけのこの代わりに塩もみ大根を使うという画期的なアイデアにより、手に入りやすい食材だけでいつでも手軽に作れるのが最大の魅力です。
牛肉のジューシーな旨みと、オイスターソースのコク深い味わいが大根の中までしっかりと染み渡り、一口食べればお箸が止まらなくなります。調理工程もシンプルで、フライパン一つでサッと炒めるだけなので、忙しい平日の夕食作りにも大活躍間違いなしの一品です。
ぜひ今夜の食卓に取り入れて、その絶妙な美味しさと心地よい食感を存分に味わってみてください。
