料理研究家として多くの人々から絶大な支持を集める有元葉子さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、のりと梅干しという日本の伝統的な乾物と調味料を組み合わせた「のりと梅干し煮」です。
有元葉子さん直伝のこのレシピは、シンプルな材料でありながら、それぞれの素材の持ち味を最大限に引き出す知恵が詰まっています。のりの濃厚な磯の香りに、梅干しの爽やかな酸味と塩気が絶妙に調和し、白いご飯が止まらなくなる極上の常備菜が完成します。
余計なものを一切加えず、みりんとしょうゆ、そしてお水だけでじっくりと炊き上げることで、洗練された品のある味わいに仕上がるのが特徴です。普段の食卓にはもちろん、お弁当の隙間を埋める一品としても重宝すること間違いありません。
丁寧な暮らしを提案する有元葉子さんならではの、素材を慈しむ素晴らしい和の逸品をぜひご家庭でお楽しみください。
【有元葉子さんのレシピ】のりと梅干し煮の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings5
minutes6
minutes32
kcal11
minutes料理研究家として多くの人々から絶大な支持を集める有元葉子さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、のりと梅干しという日本の伝統的な乾物と調味料を組み合わせた「のりと梅干し煮」です。
材料
のり 5枚
梅干し 5コ
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ3
作り方
- なべにのりをちぎって入れ、梅干しを加える。みりん大さじ1、しょうゆ大さじ3、水大さじ6を加え、少しおいてのりがしっとりしたらごく弱火に5~6分間かける。
- のりがつくだ煮状になったら、火を止める。冷めたら梅干しをちぎって、種とともになべに戻す。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (のりと梅干し煮)
のりと梅干し煮を美味しく作る3つの極意
のりをしっかりと液体に馴染ませてから弱火にかけること
なべにちぎったのりと梅干し、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ3、水大さじ6を加えたあと、少しおいてのりをしっとりさせることが極めて重要です。このひと手間によって、のりが水分を均一に吸収し、加熱した際になめらかな口当たりになります。
その後、ごく弱火に5~6分間かけることで、のりの風味を損なわずにじっくりと熱が伝わり、一体感のあるつくだ煮状に仕上がります。
ごく弱火で5~6分間じっくり加熱してつくだ煮状にすること
火加減は必ず「ごく弱火」を保ち、5~6分間じっくりと時間をかけて加熱します。強い火で急激に加熱してしまうと、のりがなべ底に焦げ付いたり、調味料が均一に馴染む前に水分だけが蒸発してしまったりします。
時間をかけて優しく火を入れることで、調味料がのりの細胞の奥までしっかりと染み込み、のり本来の旨味と梅干しの風味が調和した美しいつくだ煮状になります。
冷ましてから梅干しをちぎって種ごと戻し入れること
のりがつくだ煮状になって火を止めた後、しっかりと冷ます工程が大切です。冷める過程でさらに味が落ち着き、深みが増します。
完全に冷めてから梅干しを丁寧にちぎり、種と一緒に満足になべに戻すことで、梅干しの果肉の食感と、種の周りに残る一番美味しい旨味や酸味が全体にしっかりと行き渡り、奥深い仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「のりと梅干し煮」の濃厚な磯の旨味と梅干しのシャープな酸味には、すっきりとした酸味を持つ日本ワインや、軽やかな辛口の白ワインが非常によく合います。
特に、山梨県などで造られる甲州ブドウを使用した白ワイン(コウシュウ)は、和食の出汁や醤油の風味に寄り添う繊細さがあり、のりの風味をより引き立ててくれます。
また、フランスのロワール地方で造られるソーヴィニヨンブランなどの辛口白ワインも、その爽やかなハーブのような香りと酸味が梅干しの酸味と心地よく調和し、素晴らしいマリアージュを堪能できます。
保存テクニックと温め直し方
調理後は完全に冷ましてから、清潔な密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は冷蔵で約1週間です。取り出す際は、雑菌の繁殖を防ぐために必ず乾いた清潔な箸やスプーンを使用してください。
梅干しの酸と塩分、そしてしょうゆがしっかりと効いているため比較的日持ちがしますが、自家製で保存料などは一切使用していないため、作ってからはなるべく早めに消費することをおすすめします。小分けにして冷凍保存することも可能です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、有元葉子さん直伝の「のりと梅干し煮」のレシピをご紹介しました。のり5枚、梅干し5コに、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ3、水大さじ6という覚えやすい分量で、簡単ながらも本格的な味わいの常備菜が作れます。
なべにのりをちぎって入れ、梅干しと調味料、水を加えてしっとりするまでなじませ、ごく弱火で5~6分間じっくりと火を通すだけで、極上のつくだ煮状に仕上がります。火を止めて冷ましてから、梅干しをちぎって種ごと戻すという丁寧な工程が、味に深みとアクセントをもたらします。
ご飯のお供にはもちろん、おつまみや冷奴のトッピングなど、幅広く活躍する有元葉子さんの素晴らしい味わいを、ぜひ日々の定番として作ってみてください。
