今回は、洗練されたおもてなし料理や日々の食卓を豊かにする美しい和食の提案で知られる有元葉子さん直伝のレシピ「サーモンの大根巻き」をご紹介します。このレシピは、みずみずしい大根で濃厚な旨味のスモークサーモンをくるりと巻いた、見た目にも大変美しい上品な一品です。
大根のシャキシャキとした食感とスモークサーモンのまろやかなコクが絶妙に調和し、さらに柚子の皮と赤とうがらしが爽やかな香りとピリッとした程よいアクセントを添えてくれます。
火を使わずに作ることができるため、忙しい日のおもてなしや急なお客様へのおつまみ、また特別な日のパーティーの前菜としても大変重宝する素晴らしいメニューです。有元葉子さんのセンスが光る、シンプルながらも素材の持ち味を最大限に活かした極上の味わいを、ぜひご家庭の食卓で楽しんでみてください。
【有元葉子さんのレシピ】サーモンの大根巻きの作り方
Course: 前菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes20
minutes67
kcal35
minutes今回は、洗練されたおもてなし料理や日々の食卓を豊かにする美しい和食の提案で知られる有元葉子さん直伝のレシピ「サーモンの大根巻き」をご紹介します。このレシピは、みずみずしい大根で濃厚な旨味のスモークサーモンをくるりと巻いた、見た目にも大変美しい上品な一品です。
材料
大根 5cm
スモークサーモン(塊) 80g(塊がないときは、薄切りのスモークサーモンを巻いて直径約1cmにして使ってもよい。)
柚子の皮(種を除き、水で戻してせん切り)
塩
作り方
- 大根は皮をむき、回しながら1mm厚さにむいて、12cm長さに切る。これを4枚つくり、うすい塩水につけてしんなりとさせる。
- ポイント
- かつらむき。包丁を小刻みに上下に動かし、やや厚めのかつらむきにする。途中で切れてしまったらサラダなどに。
- スモークサーモンは1cm角、5cm長さの棒状4本に切る。
- 1 の大根は水けをふき、 2 のスモークサーモンと柚子の皮・赤とうがらし各少々をのせて巻く。食べるときに両端を切り落とし、半分に切る。
- ポイント
- サーモンを手前に置き、柚子の皮、赤とうがらしを向こう側にすると、くずれにくい。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (サーモンの大根巻き)
サーモンの大根巻きを美味しく作る3つの極意
大根をやや厚めのかつらむきにする
このレシピのポイントは、大根の皮をむいた後、包丁を小刻みに上下に動かしながら、やや厚めのかつらむきにすることです。薄すぎると大根のみずみずしい食感や歯ごたえが失われてしまい、逆に厚すぎるとサーモンを巻く際に割れてうまく巻けなくなってしまいます。
しっかりとした存在感を残しつつ、美しい帯状に仕上げるために、1mm厚さを意識して丁寧に包丁を動かしていくことが重要です。万が一途中で切れてしまっても、サラダなどに活用できるため、焦らずにじっくりと美しい4枚の帯を作り出しましょう。
うすい塩水につけてしんなりとさせる
切り出した12cm長さの大根をうすい塩水につける工程は、仕上がりを左右する非常に重要なポイントです。塩水につけることで、大根の余分な水分が適度に入り変わり、繊維が驚くほどしなやかになります。
これにより、硬い大根がパキッと折れることなく、スモークサーモンを美しくしっかりと巻き込むことができるようになります。また、大根にほんのりとした下味がつくため、スモークサーモンの強い塩気や旨味とのバランスが格段に良くなり、全体の味が一体感を持ってまとまります。
具材の配置にこだわり崩れにくく巻く
大根で具材を巻く際は、食材をのせる位置に細心の注意を払うことが綺麗に仕上げるコツです。水けをしっかりとふき取った大根の手前側にスモークサーモンを置き、その向こう側に柚子の皮と赤とうがらしを配置します。
手前のサーモンを芯にするようにしてクルクルと向こう側へ巻いていくことで、小さな具材である柚子やとうがらしが内側にしっかりと巻き込まれ、カットした際にも崩れにくくなります。食べる直前に両端を綺麗に切り落とし、半分に切ることで、断面も非常に美しく仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「サーモンの大根巻き」に合わせるお酒としては、すっきりとした辛口の白ワインが特におすすめです。スモークサーモンの心地よい燻製の香りと豊かな脂の旨味には、フランスのシャブリや、イタリアのソアヴェといった、キリッとした酸味と豊かなミネラル感を持つ白ワインが非常によく合います。
ワインの持つ爽やかな酸味が、サーモンの濃厚さを程よく洗い流し、大根のみずみずしさと引き立て合います。また、日本の甲州ワインも、柚子の繊細な和の香りと見事に調和し、お互いの良さをさらに高め合う素晴らしいペアリングを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
このお料理は、大根のみずみずしさとシャキシャキとした食感が命の非常に繊細な一品ですので、基本的には作ってすぐに召し上がっていただくのが一番美味しい状態です。どうしても保存が必要な場合は、乾燥を防ぐために一切れずつ丁寧にラップで包むか、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管してください。
ただし、時間が経つと大根から水分が出てスモークサーモンが水っぽくなってしまったり、せっかくの柚子の香りが飛んでしまったりするため、冷蔵保存の場合でも当日中、長くとも翌日の午前中までには必ず食べきるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さん直伝の「サーモンの大根巻き」は、シンプルな材料でありながら、調理の細部にこだわりが詰まった上品な前菜レシピです。
1mm厚さに丁寧にむいた大根を塩水でしんなりさせ、旨味の詰まったスモークサーモンと香りの良い柚子の皮、赤とうがらしを巻き込むことで、食感と香りの素晴らしいコントラストが生まれます。
火を一切使わずに、素材の味をそのまま活かした美しい一皿が完成するため、日常の食卓に彩りを添えたい時はもちろん、特別なお祝いの席やホームパーティーの最初の一品としても非常に重宝します。有元葉子さんの洗練された技が光るこの極上の和のオードブルを、ぜひ大切なおもてなしの場面で作ってみてください。
