小林カツ代さんのレシピ、「厚揚げチャポン」をご紹介します。家庭料理の第一人者である小林カツ代さんが生み出した、シンプルながらも奥深い味わいを楽しめる一品です。主役となるのはボリューム満点の厚揚げ。
これをオーブントースターでこんがりと香ばしく焼き上げ、特製のつけ汁にジュワッと浸す(チャポンとする)ことから、その愛らしい名前が付けられたレシピです。たっぷりの大根おろし、みょうが、細ねぎ、そしてすりおろしたしょうがといった爽やかな薬味が、こってりとした厚揚げのコクを見事に引き締めます。
さらに、焼きのりで巻いて食べるというユニークなスタイルが、食卓を一層楽しく彩ります。火を使わずにオーブントースターで調理できるため、忙しい日の副菜や、手軽なおつまみとしても大活躍する、小林カツ代さんならではの素晴らしいアイデアが詰まったレシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【小林カツ代さんのレシピ】厚揚げチャポンの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食3
servings10
minutes13
minutes315
kcal23
minutes小林カツ代さんのレシピ、「厚揚げチャポン」をご紹介します。家庭料理の第一人者である小林カツ代さんが生み出した、シンプルながらも奥深い味わいを楽しめる一品です。主役となるのはボリューム満点の厚揚げ。
材料
厚揚げ 3枚(600g)
大根おろし カップ1
焼きのり(八つ切り) 適量
【薬味】
みょうが 2~3コ
細ねぎ(小口切り) 1/3ワ(刻んで軽くカップ1。)
しょうが(すりおろす) 適量
【つけ汁】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
作り方
- 厚揚げをオーブントースターで12~13分間、表面がパリッとするまで焼く。
- 厚揚げを焼いている間に【薬味】を切る。みょうがは縦2つに切って斜め薄切り、細ねぎは小口切りにする。大根おろしはざるにのせ、自然に水けをきる。
- 【つけ汁】の調味料をバットかボウルに合わせ、焼きたての厚揚げをつけ、両面にからませる。さらにスプーンで大きめの一口大にちぎる。
- 【薬味】の材料を飾り用に少し残し、大根おろしとともに 3 に加えて混ぜ合わせる。器に盛り付け、残した【薬味】を散らす。【薬味】ごと厚揚げをのりで巻いて食べる。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (厚揚げチャポン)
厚揚げチャポンを美味しく作る3つの極意
オーブントースターで表面をパリッと香ばしく焼き上げる
このレシピ最大のポイントは、厚揚げをオーブントースターで12~13分間しっかりと焼き、表面をパリッとした食感に仕上げることです。じっくりと加熱することで余分な油分が落ち、大豆の旨味が凝縮されるとともに、外側はカリカリ、内側はふっくらとした絶妙なコントラストが生まれます。
また、熱々の状態でタレに浸すことで味が染み込みやすくなるため、焦げないように注意しながらも、しっかりと香ばしさを引き出すことが重要です。
焼きたての厚揚げをつけ汁にからませてからちぎる
オーブントースターで焼き上がった厚揚げは、熱いうちにすぐ、しょうゆ大さじ2とみりん大さじ1を合わせたバットやボウルのつけ汁に浸し、両面にしっかりとからませます。そして、包丁ではなくスプーンを使って大きめの一口大にちぎるのがコツです。
スプーンでちぎることで厚揚げの断面が粗くなり、平滑な切り口よりも表面積が大きくなるため、大根おろしや薬味、つけ汁の旨味が奥までしっかりと絡みやすくなり、味わい深さが増します。
大根おろしは自然に水けをきり、風味豊かな薬味をたっぷり添える
薬味の準備もこの料理の完成度を左右する大切な工程です。大根おろしは絞りすぎず、ざるにのせて自然に水けをきることで、大根が持つ本来の甘みと適度な水分を保ちます。これがつけ汁や厚揚げの油分と混ざり合うことで、まろやかな絶品のタレに進化するのです。
縦半分に切って斜め薄切りにしたみょうが、小口切りの細ねぎ、そしてすりおろしたしょうがの香りが、厚揚げのコクを爽やかに引き立て、焼きのりで巻いた時の風味を最大限に高めます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
小林カツ代さんの「厚揚げチャポン」には、薬味の爽やかさと厚揚げの香ばしさに寄り添うような、すっきりとしながらも旨味のあるお酒がよく合います。日本酒であれば、冷やしてすっきりと飲める「純米吟醸酒」や、米の旨味がしっかりと感じられる「特別純米酒」がおすすめです。
みょうがやしょうがのキリッとした風味と、大根おろしの瑞々しさが、日本酒のフルーティーな香りやふくよかな味わいと絶妙に調和します。ワインを合わせるなら、柑橘系の香りとスッキリとした酸味が特徴の白ワイン、「ソーヴィニヨン・ブラン」や、日本の固有品種である「甲州」がぴったりです。
大根おろしやしょうゆベースのつけ汁といった和の要素に、白ワインの持つフレッシュな酸味が加わることで、口の中をさっぱりとリセットしてくれ、次のひと口がさらに美味しく感じられます。
保存テクニックと温め直し方
「厚揚げチャポン」は、出来立てのパリッとした食感と熱々の風味、そして薬味のフレッシュな香りを楽しむ料理のため、基本的には作ってすぐに食べ切ることをおすすめします。どうしても保存が必要な場合は、大根おろしや薬味を混ぜる前の、厚揚げを焼いた状態で粗熱を取り、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。
翌日には表面のカリッと感は失われますが、電子レンジやトースターで軽く温め直し、食べる直前に新鮮な薬味とつけ汁を用意して絡めると美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小林カツ代さんの「厚揚げチャポン」は、身近な食材である厚揚げを、オーブントースターとたっぷりの薬味を使って極上の逸品へと変身させる魔法のようなレシピです。
こんがりと香ばしく焼けた厚揚げに、しょうゆとみりんのシンプルなつけ汁、そしてみょうが、ねぎ、しょうが、大根おろしといった和のハーブたちが渾然一体となり、口の中で豊かなハーモニーを奏でます。
スプーンでちぎることで味がよく染み込み、海苔で巻いて食べるというエンターテインメント性も兼ね備えているのが魅力的です。毎日の食卓の副菜としてはもちろん、晩酌のお供やおもてなしの一品としても喜ばれる、心温まる小林カツ代さんのおすすめレシピをぜひご家庭でご賞味ください。
